【2023最新】ポルトガルのおすすめ世界遺産11選

2023年7月13日木曜日

ポルトガル ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

t f B! P L
世界遺産「シントラの文化的景観」

ポルトガルは、豊かな歴史と文化遺産が豊富な国であり、多くの魅力的な世界遺産が点在しています。2023年8月現在、17件が世界遺産に登録されています。今回は、私が訪れた中で特に印象的で、行って良かったポルトガルのおすすめ世界遺産を11選ご紹介します。

世界遺産「エヴォラ歴史地区」

世界遺産「エヴォラ歴史地区」

エヴォラ歴史地区(Historic Centre of Évora)は、ポルトガルのエヴォラ市にある世界遺産です。エヴォラは、アルカセル川の近くに位置し、豊かな歴史と文化が息づいています。その歴史的な中心地であるエヴォラ歴史地区は、多くの見どころや重要な建築物で知られています。

エヴォラ歴史地区は、古代ローマ時代から中世、ルネサンス時代までの異なる時代の痕跡を示しています。この地区は城壁に囲まれており、石畳の道や美しい広場、建物が軒を連ねています。

エヴォラ歴史地区の中でも特に注目すべき建築物の一つがエヴォラ大聖堂です。13世紀に建設されたこのゴシック様式の大聖堂は、エヴォラのシンボルとも言える存在です。大聖堂の内部には美しい彫刻やステンドグラスがあり、壮大な雰囲気を醸し出しています。

他にも、エヴォラ歴史地区には多くの教会や修道院、城塞跡などがあります。例えば、サン・フランシスコ教会やローマ神殿跡などは訪れる価値があります。また、地区内には多くの博物館やギャラリーも存在し、エヴォラの歴史や文化をより深く知ることができます。

エヴォラ歴史地区は、その保存状態の良さや歴史的な価値によって、1995年にユネスコの世界遺産リストに登録されました。この地区は、ポルトガルの歴史と文化の宝庫であり、多くの観光客や研究者が訪れる場所となっています。

ポルトガルで最初に訪問した世界遺産は「エヴォラ歴史地区」でした。リスボンからバスで1時間ちょい。エヴォラは小さな田舎街で、世界遺産に登録されている見所は徒歩で回りました。

観光の町といった風情で、そこそこ観光客が来ていました。街中にはレストラン、スナックバルも沢山ありました。

エヴォラ歴史地区を訪れる際には、散策しながらその魅力を堪能することがおすすめです。古い街並みや建築物、広がる歴史的な雰囲気は、訪れる人々を魅了し続けています。エヴォラ歴史地区は、ポルトガルの重要な文化遺産であり、見逃せない観光スポットです。

世界遺産「シントラの文化的景観」

世界遺産「シントラの文化的景観」

シントラの文化的景観(Cultural Landscape of Sintra)は、ポルトガルのシントラ市にある世界遺産です。シントラは、リスボンの近くに位置し、美しい自然環境と豪華な宮殿、庭園、城が融合した独特の文化的景観が広がっています。

シントラの文化的景観は、18世紀から19世紀にかけて貴族や王族によって整備された庭園や建築物が特徴です。この地域は、美しい山岳地帯と豊かな植生に囲まれており、独自の風景を作り出しています。

シントラの文化的景観には、多くの見所がありますが、特に注目すべきは以下のような建築物やスポットです。

ペナ宮殿(Palácio da Pena):シントラの象徴的な建築物であり、カラフルな外観と複雑なデザインが特徴です。ロマンティックな要素を取り入れた建物は、美しい庭園とともに壮大な景観を創り出しています。

モウロ城(Castelo dos Mouros):9世紀に建設された城跡であり、シントラの歴史的な遺産の一部です。城壁に囲まれた頂上からは、壮大な景色が広がります。

クインタ・ダ・レジエイラ(Quinta da Regaleira):豪華な邸宅と美しい庭園が一体となった場所で、神秘的な雰囲気が漂います。地下トンネルや神秘的なシンボルが点在し、探検気分を味わうことができます。

シントラの旧市街(Historic Centre of Sintra):古い街並みと石畳の路地が続くシントラの中心部は、風情豊かな雰囲気が漂います。レストランやショップ、カフェが軒を連ねており、散策しながら地元の雰囲気を楽しむことができます。

シントラの文化的景観は、その美しい自然環境と建築物の絶妙な調和によって、1995年にユネスコの世界遺産リストに登録されました。訪れる人々は、壮大な宮殿や庭園を巡りながら、シントラの魅力的な文化的景観を堪能することができます。

リスボンから近郊列車で30分程度とアクセスが良いためか、シントラはかなり混んでました。鉄道はガラガラにすいてたんですけど、シントラ駅からペーナ宮殿へ向かうバスはかなり混んでました。

ペーナ宮殿は山の上にあるので、宮殿からの眺めは良かったです。

ユーラシア大陸最西端のロカ岬に行きました。岩の切り立った崖で風が強烈に吹いていて寒かったです。

シントラは、リスボンからもアクセスが良く、日帰り旅行や滞在をするにも便利な場所です。豊かな自然と歴史的な建築物が融合したこの地域は、ポルトガルを訪れる際には見逃せない観光スポットの一つです。

世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」

世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」

リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔(Monastery of the Hieronymites and Tower of Belém in Lisbon)は、ポルトガルの首都リスボンにある世界遺産です。これらの建築物は、15世紀から16世紀にかけて建設され、ポルトガルの海上帝国の栄華を象徴する重要な遺産として知られています。

ジェロニモス修道院(Monastery of the Hieronymites)

ジェロニモス修道院(Monastery of the Hieronymites)は、マヌエル様式と呼ばれる豪華な建築様式で建てられた修道院です。聖ヒエロニムス修道会の修道士たちによって建設され、海上航海の成功を祈願するために建てられました。修道院の内部には美しい彫刻やゴシック様式の装飾が施されており、特に南ポルトガルのヴァスコ・ダ・ガマ航海の功績を称える展示があります。

町中からトラムで行きました。ジェロニモス修道院の近くにはパステルデナタの超有名店がありました。世界中からの観光客で店内はゲキ混みでしたが、パステルデナタは超美味しかったです。

ベレンの塔(Tower of Belém)

ベレンの塔(Tower of Belém)は、テージョ川の河口に立つ防衛塔であり、リスボンの象徴的な建造物の一つです。16世紀初頭に建設され、ポルトガルの探検家たちの航海の出発点として重要な役割を果たしました。塔の外観はマヌエル様式とムデジャル様式を融合させた美しい装飾で飾られており、テージョ川を守る要塞としての役割も果たしていました。

ベレンの塔も近くにあるので徒歩で散策できました。

「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」まとめ

ジェロニモス修道院とベレンの塔は、共にポルトガルの大航海時代を象徴する建築物であり、ユネスコの世界遺産リストに登録されています。これらの建造物は、ポルトガルの海上帝国の栄光と繁栄を物語る重要な遺産であり、リスボンを訪れる観光客にとっては必見のスポットです。

ジェロニモス修道院とベレンの塔は、リスボンのベレン地区に位置しており、市内中心部からアクセスすることができます。訪れる際には、修道院内部の美しい装飾や塔からの眺望を楽しむことができます。また、周辺には他の観光スポットや美しい公園もあり、ゆっくりと散策しながらポルトガルの歴史と文化に触れることができます。

世界遺産「バターリャ修道院」

世界遺産「バターリャ修道院」

バターリャ修道院(Batalha Monastery)は、ポルトガルの中部に位置するバターリャにある世界遺産です。この修道院は、ポルトガルの歴史的な戦いであるアルジュバロータの戦いの勝利を祝して建設されました。建設は1386年に始まり、約150年の歳月をかけて完成しました。

バターリャ修道院はゴシック様式とマヌエル様式を組み合わせた建築物であり、その美しさと壮大さが称賛されています。修道院の外観は精巧な彫刻や尖塔、飾り窓などで飾られており、見事な装飾が施された回廊や庭園も魅力の一つです。

修道院の内部には、キリスト教の聖堂としての壮大な空間が広がっており、美しいステンドグラスや彫刻、祭壇などが見どころとなっています。特に「未完成の礼拝堂」と呼ばれる建物は、建設が途中で中断されたために完成していないものの、その美しさと独特の雰囲気が魅力となっています。

バターリャ修道院は、ポルトガル王朝の栄光を讃える建築物として建設されました。修道院内部には、ポルトガルの歴代王や名だたる人物たちの墓もあり、歴史的な重要性を持つ場所となっています。

バターリャ修道院は、ポルトガル中部の美しい町バターリャに位置しており、リスボンから車や公共交通機関でアクセスすることができます。修道院周辺には、歴史的な建造物や観光スポットも多くあり、訪れる観光客にとって魅力的な地域です。

リスボンに3泊した後、マリアの奇跡で有名なファティマへ移動して、ここを拠点に4つの世界遺産を巡りました。

ここは通称「屋根のない教会」で有名です。柱に施された浮彫の装飾が見事でした。そういえば、訪問した日が日曜日だったため入場料が無料でした。

公共バスで行ったのですが、帰りのバスがなくてかなり困りました。結局地元の方の車に途中まで乗せてもらい事なきを得ました。これ以降かなりバスの時刻表には神経質になりました。

バターリャ修道院は、その美しい建築と歴史的な価値から多くの人々に愛されており、ポルトガルを訪れる際には必見の世界遺産となっています。その壮大な姿と繊細な装飾は、ポルトガルの歴史と芸術に興味を持つ人々にとって、魅力的な体験となることでしょう。

世界遺産「トマール修道院」

世界遺産「トマール修道院」

トマール修道院(Tomar Convent of Christ)は、ポルトガルのトマールにある世界遺産です。この修道院は、12世紀にテンプル騎士団によって建設された要塞の一部として始まりました。その後、ポルトガル王国の一部となり、マヌエル1世の命令により16世紀に修道院として再建されました。

トマール修道院は、マヌエル様式とマニエリスム様式を融合した美しい建築物として知られています。その特徴的な外観は、尖塔や石彫、装飾的な窓などで飾られており、見る者を魅了します。修道院の内部には、美しい回廊、庭園、礼拝堂などがあり、その壮大な空間と繊細な装飾は訪れる人々に深い感動を与えます。

特筆すべきは、修道院のマニエリスム様式の円形礼拝堂である「マヌエリーノ礼拝堂」です。この礼拝堂は、装飾的な彫刻や美しい天井画で飾られており、ポルトガルの芸術の傑作として高く評価されています。

トマール修道院は、ポルトガル史上最も重要な建築物の一つであり、歴史的な意義を持っています。修道院は、ポルトガルの植民地時代における探検や発見の中心地となり、海外領土の統治の拠点として機能しました。また、テンプル騎士団の本部であったこともあり、その歴史的な背景からも注目されています。

トマール修道院は、トマールの美しい町に位置しており、ローマ教皇庁が奇跡として公に認めた「ファティマの聖母」で有名なファティマから、日帰りで公共交通機関を使いアクセスしました。修道院周辺には、トマールの歴史的な街並みや他の観光スポットもあり、訪れる観光客にとって魅力的な地域です。

ここはかつての女子修道院でかなり広かったです。荒廃している部分もありましたが、十分に往時の繁栄をしのばせます。トマールは田舎町で、レストランなどは多くなかった印象です。

トマール修道院は、その壮大な建築と豊かな歴史から多くの人々に愛されており、ポルトガルを訪れる際には必見の世界遺産です。その美しい装飾と宗教的な雰囲気は、歴史や芸術に興味を持つ人々にとって、魅力的な体験となることでしょう。

世界遺産「アルコバッサ修道院」

世界遺産「アルコバッサ修道院」

世界遺産「アルコバッサ修道院」(Alcobaça Monastery)は、ポルトガルのアルコバッサにある修道院です。この修道院は、12世紀に建設され、シトー会派の修道士たちによって築かれました。

アルコバッサ修道院は、ゴシック様式の建築物であり、その美しいデザインと細部へのこだわりが特徴です。修道院の中心には大きな聖堂があり、内部には豪華な装飾や彫刻が施されています。また、修道院には多くの礼拝堂や回廊があり、歴史的な宝物や美術品が展示されています。

アルコバッサ修道院は、ポルトガルの中世の宗教的な中心地として重要な役割を果たしてきました。修道院はポルトガル王室との関係も深く、王族の墓所としても知られています。特に注目すべきは、ペドロ1世とイネス・デ・カストロの墓です。彼らはポルトガルの歴史上の有名な恋愛物語で知られており、その墓は美しい彫刻と共に展示されています。

悲恋で有名なドン・ペドロとイネスの墓がある修道院。目の前の大きな広場から見るファサードは巨大で堂々としたたたずまいでした。広場にはレストランやカフェも沢山あって賑わっている感じででした。

アルコバッサ修道院は、その建築の壮麗さと歴史的な価値から、世界遺産に登録されました。訪れる人々は、修道院の内部を散策し、美しい彫刻や装飾を鑑賞することができます。また、修道院周辺には広大な庭園も広がっており、静寂と美しさに包まれた環境で散策することもできます。

アルコバッサ修道院は、ポルトガルの歴史と宗教的な遺産を象徴する場所であり、訪れる人々にとって魅力的な観光スポットです。建築の優雅さと歴史的な重要性に触れながら、ポルトガルの過去を感じることができるでしょう。

世界遺産「コインブラ大学」

世界遺産「コインブラ大学」

世界遺産「コインブラ大学」(University of Coimbra)は、ポルトガルのコインブラにある歴史的な大学です。この大学は1290年に創立され、ポルトガル最古の大学として知られています。

コインブラ大学は、美しいゴシック様式の建物で構成されており、その建築の壮麗さと歴史的な価値から、世界遺産に登録されました。大学の中心には「ケープル・グランデ」と呼ばれる塔があり、その上には「ジョアン3世図書館」があります。ジョアン3世図書館は、貴重な古文書や書物が保管されていることで知られており、美しい装飾とともに学問の富を象徴しています。

コインブラ大学は、中世から現代に至るまで、学術の中心地として重要な役割を果たしてきました。大学内には学生や教員のための建物や施設があり、学問と研究の拠点として活気に満ちています。また、大学の中庭や広場は美しい景観が広がり、訪れる人々にとっても魅力的な場所となっています。

コインブラ大学は、教育と知識のシンボルであり、ポルトガルの歴史と文化の一部を体現しています。訪れる人々は、大学の建物や図書館を見学し、学問の雰囲気に触れることができます。また、大学周辺には風光明媚な風景や観光名所もあり、文化と自然の両方を楽しむことができます。

コインブラ大学は、その歴史的な価値と教育の重要性から、多くの人々にとって特別な場所となっています。学問と文化の魅力に触れながら、コインブラ大学を訪れることは、充実した体験と知識の深化をもたらすでしょう。

コインブラ大学のアルタ地区は丘の上にあって、坂を上っていくのがつらかったです。かつての宮殿だけあってかなり美しい建物でした。

世界遺産「コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群」

世界遺産「コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群」

世界遺産「コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群」は、ポルトガルとスペインに位置する岩絵遺跡の複合体です。コア渓谷はポルトガル、シエガ・ベルデはスペインにあります。80kmほど離れていて、車で1時間30分ほどで移動できます。

コア渓谷

世界遺産「コア渓谷とシエガ・ベルデの先史時代の岩絵遺跡群」の一部であるコア渓谷は、ポルトガルに位置しています。以下に、コア渓谷の特徴と魅力をご紹介します。

岩絵の保存状態: コア渓谷は、約2万年前から1万年前にかけての先史時代の岩絵が描かれた地域です。岩壁や洞窟に描かれた岩絵は、時間の経過にも関わらず、驚くほどの保存状態を保っています。岩絵は鮮明に描かれており、人や動物、抽象的なシンボルなどが描かれています。

文化的な価値: コア渓谷の岩絵は、当時の人々の生活や信仰、芸術表現を垣間見ることができる貴重な文化遺産です。岩絵は、狩猟や祭り、生活の場面などを描いており、先史時代の人々の生活様式や社会的な関係を理解する上で重要な情報源となっています。

自然環境との調和: コア渓谷の岩絵は、自然環境との調和が見事に表現されています。岩の形状や地形を利用しながら描かれた絵画は、自然の美しさと一体化しており、環境への敬意と共生の精神を感じることができます。

観光体験: コア渓谷は、観光客にも開放されており、ガイド付きツアーを通じて岩絵を鑑賞することができます。ツアーでは、専門のガイドが岩絵の解説や歴史的背景を紹介してくれるため、より深く理解することができます。

自然の美しさ: コア渓谷は、美しい自然環境に囲まれています。渓谷の風景や周辺の自然景観を楽しみながら、先史時代の文化遺産を探索することができます。岩絵を訪れるだけでなく、自然の美しさにも触れることができるのは、コア渓谷の特徴の一つです。

コア渓谷は、先史時代の岩絵と自然の調和が見事に表現された、貴重な世界遺産です。その美しさと文化的な価値に触れるために、訪れる価値がある場所と言えます。

コア博物館主催のガイドツアー

ファティマからヴィラ・ノヴァ・デ・フォス・コアへ移動し、コア博物館主催のガイドツアーに参加して岩絵遺跡を見てきました。岩絵を見るためにはガイドツアー参加が必須です。先史時代のロックアート(岩絵)をまじかに見れた貴重な体験になりました。

ガイドツアーの後、コア博物館を見学しました。博物館の展示はとても興味深い物ばかりでした。

世界遺産「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」

世界遺産「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」

世界遺産「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」(Alto Douro Wine Region)は、ポルトガルのドウロ川沿いに広がるワイン生産地域です。この地域はワインの栽培と生産において重要な役割を果たしており、その独自のワイン文化と美しい風景から世界遺産に登録されました。

世界遺産「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」の概要

アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、急峻な丘陵地帯に広がるワイン畑やワイン生産施設が特徴です。この地域は古代からワインの生産が行われており、ワインの製造方法や伝統的な技術が受け継がれてきました。特にポートワインはこの地域で生産される代表的なワインであり、世界的に有名です。

アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、険しい斜面に広がるテラス状のワイン畑が特徴的です。ワイン畑は手作業で栽培され、伝統的な方法で収穫されます。また、地域の風土や気候条件が、ワインの品質に大きな影響を与えています。豊かな土壌と温暖な気候が、上質なブドウの育成に適しています。

アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、その美しい風景と豊かなワイン文化が魅力です。ワイナリーやワイン製造施設を訪れることで、ワインの製造工程や歴史について学ぶことができます。また、ワイナリーでのワイン試飲やワインツアーに参加することで、地域独特のワインの味わいを楽しむことができます。

アルト・ドウロ・ワイン生産地域は、その美しい風景と品質の高いワインが認められ、多くの観光客やワイン愛好家にとって魅力的な場所となっています。ワイン愛好家にとっては、ここで生産されるワインを味わうことは特別な体験となるでしょう。訪れる際には、地域のワイナリーやワイン製造施設を巡り、ワインの魅力に浸ることをおすすめします。

ペソ・ダ・レグアがおすすめ

アルト・ドウロ・ワイン生産地域を観光する際、ペソ・ダ・レグアはおすすめの地域です。以下に、その理由をご紹介します。

  1. 美しい風景:ペソ・ダ・レグアは、アルト・ドウロ地域でも特に美しい風景が広がっています。ドウロ川の渓谷に位置し、急峻な斜面に広がるワイン畑や川沿いの風景は壮観です。緑豊かな景色や川の流れが調和し、絶景を楽しむことができます。
  2. ワイナリー巡り:ペソ・ダ・レグアには多くのワイナリーがあります。ワイナリーを巡るツアーに参加することで、ワインの製造工程や歴史を学びながら、地域独自のワインを試飲することができます。ワイナリーでは、丁寧なガイドによる解説やワインの専門知識を得ることができるため、ワイン愛好家にとっては魅力的な体験となるでしょう。
  3. ドウロ川クルーズ:ペソ・ダ・レグアはドウロ川の河畔に位置しており、ドウロ川クルーズを楽しむことができます。ボートに乗ってゆったりとしたクルーズを楽しみながら、美しい景色を眺めることができます。また、クルーズ中には地域のワインや料理の試飲も楽しむことができます。
  4. 伝統的な村と文化:ペソ・ダ・レグア周辺には伝統的な村や小さな町が点在しています。これらの地域では、伝統的な建築物や文化が保持されており、地域の歴史や風習に触れることができます。散策しながら地元の人々と交流したり、地元料理を味わったりすることもできます。
  5. ワインイベントと祭り:ペソ・ダ・レグアでは、年間を通じてさまざまなワインイベントや祭りが開催されます。ワインの収穫祭やワイン祭りなどでは、地域のワイン文化や伝統が盛大に祝われます。これらのイベントに参加することで、地域のワインと文化を存分に楽しむことができます。

以上のように、ペソ・ダ・レグアはアルト・ドウロ・ワイン生産地域を訪れる際におすすめの地域です。美しい風景やワイナリー巡り、ドウロ川クルーズ、伝統的な村の散策、そしてワインイベントや祭りなど、充実した観光体験ができることでしょう。

ペソ・ダ・レグアの町に滞在しました。ドウロ川沿いにはブドウの段々畑が広がっていました。町にはワイナリーがいくつもあり、そのうちの数軒は予約がなくても個人での訪問も可能です。自分はワイナリーとワイン倉庫を見学してみました。見学そのものは大して面白くもないですが、ポートワインの試飲が無料なのがうれいしいです。

世界遺産「ギマランイス歴史地区」

世界遺産「ギマランイス歴史地区」

世界遺産「ギマランイス歴史地区」(Historic Centre of Guimarães)は、ポルトガルのギマランイス市内に位置する歴史的な地区です。この地区はポルトガルの独立と国家形成に重要な役割を果たした場所として知られており、その歴史的価値と文化的な重要性から世界遺産に登録されました。

ギマランイス歴史地区は、石畳の路地や歴史的な建物、中世の城壁など、中世の魅力が色濃く残るエリアです。地区内にはギマランイス城やサン・ミゲル宮殿、サンタ・マリア教会など、重要な歴史的建造物が点在しています。

特に、ギマランイス城はポルトガル最初の国王アフォンソ・エンリケスの生まれた場所であり、ポルトガル王国の起源となった重要な歴史的な要素です。城内には博物館もあり、ポルトガルの歴史や文化について学ぶことができます。

ギマランイス歴史地区は、中世の面影が色濃く残る美しい街並みが特徴です。石造りの建物や風景の中には、ポルトガルの伝統的な文化や生活様式が息づいています。地区内には小さな店舗やレストランもあり、地元の料理や工芸品を楽しむことができます。

また、ギマランイス歴史地区は文化イベントや祭りの開催地としても知られており、訪れる人々に様々な体験を提供しています。地区の魅力的な雰囲気と歴史的な背景を背景に、伝統的な行事や音楽イベントなどが開催されます。

ギマランイスは町全体が歴史地区として世界遺産になっています。歴史的建造物が町に点在していました。ただどれもちょっと小粒で、超スゲー的なものはなかったですね。

ギマランイス歴史地区は、その美しい景観と歴史的な価値から、多くの観光客や文化愛好家にとって魅力的な場所となっています。歩いて街を散策することで、ポルトガルの歴史や文化に触れ、魅力的な体験をすることができるでしょう。

世界遺産「ポルト歴史地区」

世界遺産「ポルト歴史地区」

世界遺産「ポルト歴史地区」(Historic Centre of Porto)は、ポルトガルのポルト市内に位置する歴史的な地区です。この地区はポルト市の中心部に広がり、その美しい建築や独特の雰囲気から世界遺産に登録されました。

ポルト歴史地区は、細い石畳の路地やカラフルな建物、歴史的な橋、教会、広場など、様々な要素で構成されています。特に、リベイラ地区のリベイラ広場やドウロ川沿いのエリアは人気の観光スポットであり、その風景はポルトガルを代表するものとして知られています。

ポルト歴史地区は、ポルト市の起源となる古い港町として発展しました。そのため、地区内には商業活動や船舶交通の中心地として栄えた歴史的な建築物や施設が多く残っています。代表的な建築物としては、ドウロ川に架かるドン・ルイス1世橋やサン・フランシスコ教会、ボルサ宮などがあります。

ポルト歴史地区は、ポルトガルの文化と歴史を象徴する場所であり、観光客にとっても魅力的なスポットです。地区内には多くのレストランやカフェもあり、地元の料理やワインを楽しみながら街の雰囲気を満喫することができます。

また、ポルト歴史地区はワイン生産地としても有名であり、世界的に評価の高いポートワインが作られています。地区内には多くのポートワインの蔵元やテイスティングルームがあり、訪れる人々はその美味しさを楽しむことができます。

ポルトも町全体が歴史地区として世界遺産になっています。世界遺産に登録されている建物は町に点在していますが、町が小さいので歩いて回れます。夜景もきれいでした。

ポルト歴史地区は、その保存状態の良さと独自の魅力から、多くの人々にとって特別な場所となっています。歴史的な建築物や風景の美しさ、そしてポルトガルの文化やワインに触れながら、ポルト歴史地区を訪れることは、心に残る旅の体験となるでしょう。

まとめ

基本、ポルトガルの世界遺産はどれも小粒です。日本人が行きたい世界遺産ランキングの上位のマチュピチュやアンコールワットなどの様な一目で驚愕するような凄さはなかったです。それでも精緻な装飾を施された修道院や教会はとても美しく感動しました。

個人的にはバタール修道院が一番好きかな。未完の「屋根のない教会」は本当に美しかったです。

何よりポルトガルは物価が安いので、長期旅行者としては非常に助かりました。エスプレッソとパステルデナタを頼んで1ユーロ未満とか超安いです。ポルトガルにはまた行ってみたいですね。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

Adsense

このブログを検索

ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
世界遺産ランキング

QooQ