ヨーロッパ旅行記73日目、スペイン40日目は、バルセロナ市内にある2つの世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」「バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」を目指します。
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世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」とは
アントニ・ガウディの作品群は、スペインのバルセロナに存在する建築家アントニ・ガウディの作品を含む世界遺産です。この作品群はガウディが19世紀末から20世紀初頭にかけて設計・建築した建物や公園で構成されています。
- サグラダ・ファミリア(聖家族教会) - バルセロナに位置し、ガウディの最も有名な作品であり、未完のままでも知られています。
- パルク・グエル(グエル公園) - バルセロナの丘の上に広がる公園で、ガウディの建築と風変わりなデザインが特徴です。
- カサ・バトリョ(バトリョ邸) - バルセロナの住宅街にある住宅建築で、ガウディの独特なファサードデザインが魅力です。
- カサ・ミラ(ミラ邸) - バルセロナのエンシャンツァ地区に位置する住宅建築で、曲線的なファサードが特徴です。
- カサ・ヴィセンス(ヴィセンス邸) - バルセロナにある住宅建築で、ガウディの初期の作品の一つです。
- カサ・カルベ(カルベ邸) - バルセロナのポベレ・ノウ地区にある住宅建築で、ガウディのデザインが際立っています。
- パラウ・グエル(グエル館) - バルセロナのグエル公園内にある建物で、ガウディの建築スタイルが見られます。
- カサ・ベリェ(ベリェ邸) - バルセロナの住宅街に位置する住宅建築で、ガウディのデザインが特徴です。
- コロニア・グエル(グエル集落) - バルセロナ近郊にある工業地区で、ガウディが教会と学校の建物を設計しました。
アントニ・ガウディはモダンアール・ヌーヴォー運動の一環として知られるカタルーニャ・モダニスモ(カタルーニャ近代主義)の代表的な建築家であり、その作品は独特のファンタジーであり、曲線やオーガニックな形態、カラフルなモザイクなどが特徴です。
世界遺産「バルセナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」とは
世界遺産「バルセナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院」は、バルセロナの建築家ルイス・ドミネック・イ・モンタネルによって設計された建築物群のことを指します。
カタルーニャ音楽堂(パラウ・デ・ラ・ムジカ・カタラーナ)は、1908年に完成した音楽ホールで、カタルーニャ地方の音楽と文化の象徴として重要な役割を果たしています。建物はモダンスタイルとゴシックスタイルを組み合わせた独特な外観を持ち、内部は美しい装飾や優れた音響設備で知られています。
サン・パウ病院(ホスピタル・デ・サン・パウ)は、1902年に完成した病院建築であり、かつてはバルセロナ最大の病院として機能していました。建物はモダンスタイルとモダニスモ(現代主義)の要素を取り入れており、特徴的な装飾や独創的な設計が見られます。
これらの建築物は、カタルーニャ地方の建築の傑作として評価されており、美しいデザインと革新的な建築技術が組み合わさっています。また、カタルーニャ音楽堂はカタルーニャの音楽や文化の発展に貢献し、サン・パウ病院は医療の分野で重要な役割を果たしてきました。両建築物は、バルセロナの建築の見どころとして訪れる人々に魅力的な体験を提供しています。
旅行記
滞在していたホステルから一番近い世界遺産のカサ・ミラ(ミラ邸)へ徒歩で向かいます。曲線的なファサードが特徴です。
南に歩いて進み世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ向かいます。
港まで歩いた後、コロンブスの記念塔から北上します。
バルセロナのランブラス通り(Las Ramblas)はとても開放的で賑やかです。