欧州旅行記68日目:世界遺産「イベリア半島の地中海沿岸の岩絵」・移動(リェイダ=トルラ)

2018年3月16日金曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記68日目、スペイン36日目は、世界遺産「イベリア半島の地中海沿岸の岩絵」を観光しました。その後、サラゴサ経由でトルラまで移動。

世界遺産「イベリア半島の地中海沿岸の岩絵」とは

世界遺産「イベリア半島の地中海沿岸の岩絵(Rock Art of the Mediterranean Basin on the Iberian Peninsula)」は、スペインの地中海沿岸地域に点在する先史時代の岩絵群を指します。1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。

この世界遺産には、紀元前6,000年から紀元前2,000年ごろの間に描かれた約700箇所以上の岩絵が含まれています。これらの岩絵は、先史時代の人々が野生動物、人物、船、神話的な生物などを描いたもので、当時の社会、文化、信仰を知る貴重な情報源となっています。

岩絵の位置は主に洞窟や露出した岩壁にあり、地中海沿岸の地域に点在していますが、特にスペインのカンタブリア地方やカタルーニャ地方、フランスのアルビ・カルマル・テルト地方に多くの遺跡があります。

この世界遺産は、先史時代の芸術と文化を保護・保存するとともに、一般の人々に先史時代の生活や信仰について理解を深める機会を提供することを目的としています。

一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

ロカ・デ・ロス・モロス(Roca de los Moros)

リェイダ(またはレリダ)からバスで、エル・コグル(El Cogul)にあるロカ・デ・ロス・モロス(Roca de los Moros)の岩絵を見に行きました。「ラ・コバ」(La Cova)と呼ばれる洞窟にある岩絵が有名です。

スペインのRoca de los Moros(ロカ・デ・ロス・モロス)は、アルメリア県に位置する先史時代の遺跡です。正確な年代は不明ですが、おおよそ紀元前1,000年から紀元前2,500年の間に作られたと推定されています。

Roca de los Morosは岩壁に彫刻や絵画が施された岩絵遺跡であり、主にブロンズ時代や鉄器時代の先史時代の文化を反映しています。岩絵には動物や人物、抽象的な模様が描かれており、当時の社会や信仰、日常生活を窺い知ることができる貴重な遺産となっています。

この遺跡はスペインの先史時代の芸術と文化を理解するための重要な情報源となっており、アルメリア県における先史時代の重要な遺産の一つとして保護されています。観光客や学術研究者が訪れ、先史時代の文化に興味を持つ人々にとって魅力的な場所です。

サラゴサ

リェイダからサラゴサ・サビニャニゴ経由でトルラまで移動します。

サラゴサ デリシャス駅まではAVEを利用します。

乗継で2時間あったので、サラゴサを少し撮影します。

サビニャニゴ(Sabiñánigo)

途中乗継でひやひやしましたが、サビニャニゴ駅に到着。ここからはバスです。

バスまで時間があるので、駅の食堂で夕食を食べます。煮込み料理です。

トルラ(Torla)

トルラ到着は20時をまわってました。オルデサ渓谷の素晴らしい風景が見えます。

この日からホテル ヴィラ デ トルラ(Hotel Villa de Torla)に2泊宿泊です。

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