ヨーロッパ旅行記71日目、スペイン39日目は、リェイダから日帰りで世界遺産「バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群」を目指しました。
ヨーロッパ世界遺産旅行のまとめページはこちらです。
世界遺産「バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群」とは
バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群(Catalan Romanesque Churches of the Vall de Boí)は、スペイン・カタルーニャ州のバル・デ・ボイ地域にある一連の教会群です。この地域には、9世紀から11世紀にかけて建てられた9つの教会があります。
- タウル集落のサント・クリメント聖堂(Sant Climent de Taüll)
- タウル集落のサンタ・マリア聖堂(Santa Maria de Taüll)
- バルエラ集落のサント・フェリウ聖堂(Sant Feliu de Barruera)
- ボイ集落のサント・ジュアン・デ・ボイ聖堂(Sant Joan de Boí)
- エリル=ラ=バル集落のサンタ・エウラリア聖堂(Santa Eulàlia d'Erill-la-Vall)
- コル集落の聖母被昇天聖堂(Santa Maria de l'Assumpció de Cóll)
- カルデト集落のサンタ・マリア聖堂(Santa Maria de Cardet)
- ドゥロ集落のナティビター・デ・ラ・マレ・デ・デウ聖堂(Nativitat de la Mare de Déu de Durro)
- ドゥロ集落のサント・キルクの庵(L'ermita de Sant Quirc de Durro)
これらの教会は、カタルーニャ・ロマネスク様式の傑作として知られており、建築と芸術の両面で重要な遺産とされています。各教会は独自の特徴と美しさを持ち、彫刻、壁画、フレスコ画などの装飾が豊富に施されています。
バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群は、中世のカタルーニャ地域の宗教的・文化的な重要性を反映しています。これらの教会は、ロマネスク様式の建築の優れた例であり、当時の宗教的な信仰と芸術の結晶とも言えます。
世界遺産「バル・デ・ボイのカタルーニャ・ロマネスク様式教会群」の行き方
リェイダからエルポントデスエルト(El Pont de Suert)までバス。ここでバスを乗り継ぎます。エルポントデスエルトについては日本語訳というか読みの情報ないです。因みに帰りはタクシーでエルポントデスエルトまで戻りました。
最初にタウル村へ向いました。世界遺産の教会が2つあります。
タウル集落のサント・クリメント聖堂(Sant Climent de Taüll)
最初に、世界遺産のサント・クリメント聖堂(Sant Climent de Taüll)へ行きました。Wikipediaには聖堂と書いてありますが、承認された正式な聖堂かどうは分からないです。1日に何回かプロジェクションマッピングを上演しています。中々面白いです。小さい教会ですが、周りの風景とマッチしていてとても素敵です。絵本に出てくるような風景です。
タウル集落のサンタ・マリア聖堂(Santa Maria de Taüll)
次に同じタウル村にある世界遺産のサンタ・マリア聖堂(Santa Maria de Taüll)へ。こちらは無料ですが、建物内部には何もありません。タウル村にある世界遺産のサンタ・マリア聖堂は、12世紀に建てられたロマネスク様式の教会です。教会は、村の中心部に位置し、村のランドマークとなっています。教会の外観は、赤いレンガで造られており、シンプルながらも荘厳な印象を与えます。教会の内部は、ステンドグラスや彫刻などで装飾されており、美しい空間となっています。教会は、現在でも礼拝堂として使用されており、多くの観光客が訪れています。
サンタ・マリア聖堂は、1997年に世界遺産に登録されました。登録理由は、ロマネスク建築の傑作であり、カタルーニャの文化的遺産を代表する建物であるためです。サンタ・マリア聖堂は、タウル村を訪れる際には、ぜひ訪れたい観光スポットです。
ボイ集落のサント・ジュアン・デ・ボイ聖堂(Sant Joan de Boí)
タウル村からボイ村まで歩きました。
世界遺産のサント・ジュアン・デ・ボイ聖堂(Sant Joan de Boí)はかなり素敵です。サント・ジュアン・デ・ボイ聖堂は、スペイン・カタルーニャ州にある世界遺産に登録されたロマネスク様式の教会です。12世紀に建てられたとされており、その美しい建築と彫刻で知られています。
この夏、サント・ジュアン・デ・ボイ聖堂を訪れました。聖堂は、山の中にある小さな村にあり、とても静かな場所です。聖堂に到着すると、その大きな扉に圧倒されました。扉には、精巧な彫刻が施されており、まるで物語が語られているようでした。
中に入ると、さらに美しい空間が広がっていました。天井は高く、ステンドグラスから差し込む光がとてもきれいでした。壁には、聖書の物語を描いたフレスコ画が描かれており、見入ってしまいました。
サント・ジュアン・デ・ボイ聖堂は、ロマネスク建築の傑作であり、その美しさは言葉では言い表せません。この聖堂を訪れたことで、ロマネスク建築の魅力をより深く知ることができました。
ここでタクシーを呼んで、エルポントデスエルトまで戻ります。
バルエラ集落のサント・フェリウ聖堂(Sant Feliu de Barruera)
途中、バルエラ村で止まってもらい、世界遺産のサント・フェリウ聖堂(Sant Feliu de Barruera)のエクステリアだけ撮影します。祭りみたいなのやってました。サント・フェリウ聖堂は、スペイン・カタルーニャ州にある世界遺産に登録されたロマネスク様式の教会です。12世紀に建てられたとされており、その美しい建築で知られています。
この夏、サント・フェリウ聖堂を訪れました。聖堂は、山の中にある小さな村にあり、とても静かな場所です。聖堂に到着すると、その大きな扉に圧倒されました。扉には、精巧な彫刻が施されており、まるで物語が語られているようでした。 外から見学しただけでしたが、その美しさは言葉では言い表せません。この聖堂を訪れたことで、ロマネスク建築の魅力をより深く知ることができました。 また、聖堂の周辺には、美しい自然が広がっています。山々や川など、のどかな風景を楽しみながら、聖堂の外観を撮影しました。 サント・フェリウ聖堂は、ロマネスク建築の傑作であり、その美しさは世界中の人々を魅了しています。この聖堂を訪れたことで、ロマネスク建築の魅力をより深く知ることができました。