一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行54日目、スペイン22日目は、世界遺産「メリダの考古遺産群」を観光しました。
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世界遺産「メリダの考古遺産群」とは
「メリダの考古遺産群」は、スペインのエストレマドゥーラ州に位置する世界遺産であり、古代ローマ時代の重要な遺跡が集まる地域です。メリダ（Merida）は、かつて古代ローマ帝国の一部であったエメリータ・アウグスタ（Emérita Augusta）として知られており、その名残を多く留めています。
一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。
旅行記
移動（グアダルーペ＝メリダ）
グアダルーペのホテルを午前中にチェックアウト。バスでメリダへ移動します。
世界遺産「メリダの考古遺産群」散策
メリダ到着後、Hotel Lusitaniaにチェックイン。その他、徒歩で観光へ向かいます。
Casa del Mitreo y área funeraria de Los Columbarios
「Casa del Mitreo y área funeraria de Los Columbarios」は、スペインのメリダにある世界遺産「メリダの考古遺産群」の一部で、古代ローマ時代の遺跡です。
2つの見所があります。
- ミトラの家（Casa del Mitreo）
- コロンバリウム墓地地区（Área funeraria de Los Columbarios）
スペインには他にも、多くの古代ローマの遺跡の世界遺産があります。「ルーゴのローマ城壁」と「ラス・メドゥラス」は特に素晴らしかったです。
コロンバリウム墓地地区（Área funeraria de Los Columbarios）
この地区は、古代ローマのコロンバリウム墓地であり、小さな格子状の墓が並ぶ構造が特徴です。ここには多くの墓があり、一般市民の埋葬方法や葬儀の様式を示す重要な遺跡となっています。古代ローマの葬儀慣行に興味がある方にとって、この地区は貴重な洞察を提供しています。
ミトラの家（Casa del Mitreo）
ミトラの家は、美しいモザイクや装飾が残る古代ローマの住居跡です。特に注目すべきは、ミトラ教に関連するモザイクで、ミトラの神秘的な儀式や神話を描いています。壁画や装飾品など、古代ローマの芸術と宗教に関する貴重な情報がこの建物内に展示されています。
アンフィテアトロ (Amphitheatre)
メリダのアンフィテアトロも古代ローマの建築物で、闘技や競技を行うための円形劇場です。2世紀に建設され、最大で約15,000人を収容することができました。
「プエンテ・ロマーノ・デ・メリダ（Puente Romano de Mérida）」
「プエンテ・ロマーノ・デ・メリダ（Puente Romano de Mérida）」は、スペインのメリダに位置する古代のローマ橋です。これは紀元前1世紀に建設され、グアディアナ川を渡るための重要な交通経路として使用されました。この橋はメリダの古代遺跡の一部であり、その美しい設計と歴史的価値から観光名所としても知られています。
プエンテ・ロマーノは、古代ローマの建築技術としては驚異的なものであり、長い年月を経てなおその構造の一部が残っています。この橋はアーチ型の構造を持ち、当時の道路や交通の要所として重要な役割を果たしていました。古代ローマの都市エメリタ・アウグスタ（現在のメリダ）を川を渡るための結節点として、交通の便益を提供していました。
観光の視点から見ると、プエンテ・ロマーノ・デ・メリダは歴史的な建造物としての魅力と、グアディアナ川の美しい景観が組み合わさっています。この橋はメリダ市内でアクセスが良く、古代ローマの遺産に興味を持つ人々にとっては必見の観光スポットです。また、メリダは「メリダの考古遺産群」としてUNESCOの世界遺産にも登録されており、その一環としてプエンテ・ロマーノも含まれています。
Hotel Lusitania
世界遺産観光の後、Hotel Lusitaniaに戻り、疲れた体を癒しました。
初稿：2018/03/03
