欧州旅行記35日目 世界遺産「ルーゴのローマ城壁」「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」を観光

2023年8月14日月曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 古代ローマ 世界遺産

t f B! P L
世界遺産「ルーゴのローマ城壁」
写真提供 Takashi Images

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行35日目、スペイン3日目は、2つの世界遺産「ルーゴのローマ城壁」と「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」を観光しました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」とは

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」

「ルーゴのローマ城壁」は、スペインのガリシア州ルーゴにある古代ローマの城壁で、世界遺産に登録されています。

このローマ城壁は、紀元3世紀に建設されたもので、ルーゴ市の歴史的中心部を囲むように存在しています。この城壁は、ガリシア州内に残るローマ時代の建造物の中で最も保存状態が良く、世界遺産として登録されるに値する文化遺産とされました。

城壁には71の塔が配置されています。これらの城壁はルーゴ市のシンボル的存在であり、歴史的価値と美しさを兼ね備えています。当時の技術を反映した見事な建造物であり、ガリシア州内でも重要な観光スポットの一つとなっています。

世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」とは

世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」
写真提供 Takashi Images

世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」は、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへと向かう巡礼路のネットワークを指します。この巡礼路は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂にある聖ヤコブ(サンティアゴ)の墓を目指して、ヨーロッパ各地から多くの巡礼者が歩いて訪れる古い道のりです。

以下の道が世界遺産です。

  • フランスの道
  • 669bis-001 初期の道
  • 669bis-002 海岸の道
  • 669bis-003 内陸の道
  • 669bis-004 リエバナの道

これらの巡礼路の道を補足する1,000以上の関連する構造物がリストに登録されています。

スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」とは別に、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として、フランスの一部の巡礼路と途上の主要な建築物群が1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

スケジュール

  1. ペンション サン ロケ(チェックアウト)
  2. 世界遺産「ルーゴのローマ城壁」
  3. ルーゴ・バスターミナル
  4. ポンフェラーダ
  5. Hostal Nirvana(チェックイン)
  6. ロス テンプラリオス城
  7. Hostal Nirvana(宿泊)

ペンション サン ロケ

午前中にペンション サン ロケをチェックアウト。荷物を預けて観光に向かいます。

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」

ペンション サン ロケから徒歩数分で世界遺産「ルーゴのローマ城壁」に到着します。

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」
写真提供 Takashi Images

門から城壁の中に入り、城壁内側の登り口から城壁へあがります。

「ルーゴのローマ城壁」壁面のディテール

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」
写真提供 Takashi Images

城壁の壁面のディテイルを撮影。ものすごく平たい石を積んでいます。

「ルーゴのローマ城壁」の上を散策

世界遺産「ルーゴのローマ城壁」
写真提供 Takashi Images

城壁の上は、程よく整備されていて、散歩とウォーキングに最適です。

スペインには他にも、多くの古代ローマの遺跡の世界遺産があります。「ヘラクレスの塔」と「ラス・メドゥラス」は特に素晴らしかったです。

城壁の内側にはルーゴ大聖堂などの見所があります。

世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」

ルーゴ大聖堂

ルーゴ大聖堂
写真提供 Takashi Images

ルーゴ大聖堂は、ガリシア州ルーゴの中心部に位置し、その建設は12世紀に遡ります。主にゴシック様式で建てられたこの大聖堂は、その美しい外観と豊かな歴史的背景から、ガリシア州の重要な宗教的・文化的遺産の一つとされています。

主な特徴やポイントは以下の通りです:

  • 建築様式: ルーゴ大聖堂はゴシック様式を基調として建てられました。その他にも、一部の部分にはバロックやロマネスクの影響も見られます。
  • 外観: 大聖堂の外観は壮大で、特に立体的なファサード(正面)が印象的です。ファサードには彫刻が施され、キリスト教の聖書の場面や聖人たちの像などが描かれています。
  • 内部: 大聖堂の内部には高い天井や美しいステンドグラスがあり、宗教的な雰囲気を醸し出しています。祭壇や礼拝堂、彫刻なども見どころの一つです。
  • 歴史: ルーゴ大聖堂の建設は12世紀に始まり、その後数世紀にわたって拡張や改修が行われました。この大聖堂は、ガリシア地方の宗教的中心としての役割を果たし、地域の歴史と文化に深く結びついています。

ルーゴ大聖堂は、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」の一部として登録されています。

ルーゴ大聖堂
写真提供 Takashi Images

ルーゴ大聖堂は、文化と宗教の融合を感じる聖なる場所でした。その訪れは、歴史と共に歩む贈り物のようであり、この旅が私の心に深い印象を刻み付けることとなりました。

    午後になって晴れ間が見えます。

    移動(ルーゴ=ポンフェラーダ)

    ペンション サン ロケに戻り、荷物をピックアップ。ルーゴ・バスターミナルへ徒歩で向かいます。

    ルーゴからポンフェラーダまでのバスはのんびりした雰囲気です。

    ポンフェラーダに到着後、徒歩でHostal Nirvanaへ向かいます。

    ポンフェラーダ観光

    Hostal Nirvanaにチェックイン後、ポンフェラーダ観光へ向かいます。夏のスペインは日が長くて、夕方過ぎでも観光できます。

    ロス テンプラリオス城

    徒歩でのんびり、ロス テンプラリオス城へ向かいます。

    ロス テンプラリオス城

    非常に素敵なお城です。まるで自分の想像するヨーロッパのお城そのもののような外観です。

    Hostal Nirvana(宿泊)

    Hostal Nirvanaに戻り、翌日のラス・メドゥラスの行き方を調べます。

    バス+徒歩で行くことにします。

    割高(200ユーロ超)ですが、タクシーで行くことも来ます。

    初稿:2018/02/12

    掲載している写真は、シャッターストックで販売しています。

    Adsense

    このブログを検索

    ランキング

    にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
    世界遺産ランキング

    QooQ