一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行10日目。この日のパリ近郊は雨模様の天気。がんばって世界遺産「アミアン大聖堂」を見に、パリから日帰りで行きました。あわせて世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」も訪問します。
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世界遺産「アミアン大聖堂」とは
アミアン大聖堂(Amiens Cathedral)は、フランスのアミアンに位置するゴシック様式の大聖堂であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。この大聖堂は、フランス国内で最も重要なゴシック建築の一つとされており、建築史上の傑作として広く認知されています。
世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」とは
フランス国内にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一部が、「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として世界遺産に登録されました。
「アミアン大聖堂」は、世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の登録範囲に含まれています。つまり、2件の世界遺産に重複して登録されています。
スペイン国内にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路:カミノ・フランセスとスペイン北部の道」として世界遺産に登録されています。
一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。
スケジュール
- パリ
- アミアン駅
- アミアン大聖堂
- アミアン駅
- パリ
- 夕食
- ホテル コルナー モンパルナス(宿泊)
移動(パリ=アミアン)
パリからアミアンまではアンテルシテ(仏: Intercités)で行きました。SFCNのサイトで、パリ北駅=アミアン駅のアンテルシテを22ユーロで予約しました。
アンテルシテ(仏: Intercités)はフランスの在来線特急列車の列車種別で、TGVが通じていない都市間の中長距離輸送を担います。
アミアン駅前は、治安が良くない雰囲気がありました。駅からアミアン大聖堂まで歩いて向かいます。
10分くらいでアミアン大聖堂に到着。
世界遺産「アミアン大聖堂」観光
アミアン大聖堂は、ゴシック建築の傑作として知られるフランスの至宝です。アミアンという小さな街にありながら、その美しさと壮大さには驚かされました。聖堂のファサードは、彫刻とレリーフで飾られ、一歩足を踏み入れると、その精巧なデザインに息を飲むばかりです。
アミアン大聖堂は入場無料、塔には登ることができなかったです。
この日は何かのミサをやっていました。
アミアン大聖堂の内部は、壮大なステンドグラスで彩られた天空のアートのようです。
多彩な色彩が柔らかな光を放ち、神秘的な雰囲気を創り出しています。静かに座ってこの美しいステンドグラスを見上げると、心が浄化されるような気がしました。
かなり大きな大聖堂で、身廊も広くて天井が高いです。ケルン大聖堂よりは小さいでしょうか。
アミアン大聖堂を訪問すると、世界遺産「アミアン大聖堂」と世界遺産「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」を訪問したことになります。一度で2件の世界遺産を攻略できます。世界遺産の訪問件数を稼ぎたい人にはおすすめです。
アミアン大聖堂の後、周辺を散策します。
最後にもう一度、アミアン大聖堂まで戻り、エクステリアを撮影します。
移動(アミアン=パリ)
帰りはTGVに乗らずに運賃の安い普通列車でパリまで戻りました。
TGVとそれほど所要時間も変わらなかったです。しかも席はガラガラで快適でした。
ホテル コルナー モンパルナス
夕食はホテル コルナー モンパルナスの近くで食べました。
ホテル コルナー モンパルナスは狭いながら清潔なのでゆっくり眠ることができました。天気だけが心配ですね。
翌日はモンパルナス観光です。
お楽しみに。
初稿:2016/05/22
更新:2017/05/21