一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記16日目。この日もパリの天気はぐずつき模様。遠出は止めてパリ市内を散策することにしました。
一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。
世界遺産「パリのセーヌ河岸 」とは
世界遺産「パリのセーヌ河岸」は、フランスの首都パリにあるセーヌ川沿いの景観を指します。2001年にユネスコの世界遺産に登録されました。
パリのセーヌ河岸は、セーヌ川の左岸(リヴ・ゴーシュ)と右岸(リヴ・ドート)に広がる地域で、パリの歴史的中心部として重要な役割を果たしています。この地域には、多くの有名なランドマークや建築物が点在しており、パリの美しい景観や歴史的遺産を象徴する場所として知られています。
セーヌ河岸には、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館、オルセー美術館など、世界的に有名な観光スポットがあります。また、美しい橋や庭園、カフェやレストランなどがセーヌ川に面して並んでおり、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。
一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。
スケジュール
- ジェネレーター パリ
- ホテル・テルミナス
- オルセー美術館
- コンシェルジュリー
- サント・シャペル
- ピカソ美術館
- ポンピドー・センター
- 国立近代美術館
- 凱旋門
- ホテル・テルミナス
旅行記
ホテル移動
朝、ジェネレーター パリをチェックアウト。次の宿に向かいます。この日からポルト・ドルレアン駅近くのホテル・テルミナスに2泊の予定。お昼頃に行くと1時間ほどで掃除が終わってチェックインできました。待ち時間の間、近くの中華食堂でランチ。部屋は狭いながら清潔です。
パリは観光名所が豊富でまだ訪問していない所が沢山ありますので、この後はそんなパリ市内の観光名所を巡りました。
まずは地下鉄でオルセー美術館に向かいました。
オルセー美術館
世界遺産「パリのセーヌ河岸 」の登録範囲に含まれます。
パリミュージアムパスを使って入場しました。
実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。
2回目の訪問ですが、見れていなかった作品を中心に鑑賞。高校の教科書に載っていたミレーの「落穂拾い」の実物が見れて良かったです。
オルセー美術館からRER(エール・ウ・エール)でコンシェルジュリーへ。
RER(エール・ウ・エール)は、フランスのパリとその周辺地域を結ぶ近郊鉄道です。
コンシェルジュリー
世界遺産「パリのセーヌ河岸 」の登録範囲に含まれます。
パリのシテ島にあるコンシェルジュリー、かつての牢獄へようこそ。この歴史ある建物は、司法宮の一部として現在は観光名所となっています。
一歩足を踏み入れると、重厚な石造りの壁と迫力あるアーチが迎えてくれます。歴史的な建築物の中に入ると、かつての牢獄の厳粛な雰囲気を感じることができました。
内部では、かつての囚人たちの日常が再現された展示や、歴史的な写真が展示されています。コンシェルジュリーの歴史に触れながら、フランス革命時代の重要な出来事を学ぶことができました。
コンシェルジュリーの見学では、フランス革命時代の歴史に触れることができるだけでなく、建物自体の美しさも堪能できました。シテ島の周辺を歩きながら、パリの歴史的な重要性を感じることができる貴重な体験でした。
コンシェルジュリーは、フランスの歴史を学ぶには欠かせない場所であり、パリを訪れる際には必見の観光スポットです。歴史好きや文化愛好家にとって、興味深い時間を過ごすことができること間違いなしです。ぜひ訪れてみてください!
コンシェルジュリーを出たところで雨に降られました。しばらくコンシェルジュリーで雨宿りしてましたが、止みそうにないのであきらめてとなりのシャント・シャペルへ移動。
サント・シャペル
世界遺産「パリのセーヌ河岸 」の登録範囲に含まれます。
パリミュージアムパスを使って入場しました。
実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。
サント・シャペルへようこそ。パリの隠れた宝石とも言えるこのチャペルは、上階に広がるステンドグラスが見事な美しさに魅了されました。
チャペルの内部に足を踏み入れると、まるで天空のような美しいステンドグラスに圧倒されました。色鮮やかなグラスが光を受けて輝き、神聖な空間を幻想的に彩ります。
特に上階のステンドグラスは、これまでに見たことのないほどの見事さでした。聖書の場面や聖人たちの姿が描かれ、まるで絵画のような美しさに感動しました。
また、チャペルの内部には豪華な装飾や彫刻が施されており、フランスゴシック様式の精巧なデザインが見事に表現されています。歴史的な建築物の素晴らしさを堪能することができました。
チャペルの静かな雰囲気の中、心が落ち着き、穏やかな時間を過ごすことができました。パリの喧騒から離れ、美しい芸術に包まれるひとときは、まさに至福のひとときでした。
訪れる際は、チャペルの歴史やステンドグラスの意味についての知識を事前に得ることをおすすめします。
サント・シャペルは、パリを訪れる際には必見の観光スポットです。美しいステンドグラスに包まれ、歴史と芸術の融合を感じることができる、貴重な体験でした。ぜひ訪れてみてください!
地下鉄を使って次のピカソ美術館まで移動。
ピカソ美術館
パリのピカソ美術館へようこそ。ここは芸術家パブロ・ピカソの多様な作品を鑑賞できる素晴らしい場所です。
パリミュージアムパスを使って入場しました。
実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。
美術館の内部は広々としており、ピカソの絵画、彫刻、陶芸など、幅広い作品が展示されています。彼の多才な才能に驚かされながら、その創造性と独創性に圧倒されました。
特に個人的に印象に残ったのは、ブルー・ピリオドとローズ・ピリオドの時期の絵画。ピカソの感情が色彩と形に込められ、作品から感じられる哀愁や喜びに心を動かされました。
美術館は綿密にデザインされており、見学者が作品をゆっくりと鑑賞できるよう工夫されています。ゆったりとした時間をかけてピカソの芸術を味わえるので、アート愛好家にとっては至福のひとときとなること間違いありません。
訪れる際は、事前にピカソの作品についての知識を深めると、より楽しい体験になるでしょう。
美術館スタッフの横柄な態度が気になりました。相続税で徴収した作品のためか名作や大作はないです。
ポンピドゥー・センターまでは徒歩で移動。
ポンピドゥー・センター
センター裏手の広場に沢山の若者が座っていました。
国立近代美術館
ポンピドゥー・センターの上にあります。
パリミュージアムパスを使って入場しました。
実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。
ピカソやダリの作品も少しあります。国立近代美術館のフロアーからはパリの町並みが見下ろせます。
凱旋門まで地下鉄で移動。
凱旋門
世界遺産「パリのセーヌ河岸 」の登録範囲に含まれます。
パリミュージアムパスを使って入場しました。
実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。
凱旋門の屋上からシャンゼリゼ通りを一望する絶景!壮大なアーチの上から、パリの名だたる大通りが続く光景に感動しました。
シャンゼリゼ通りは幅広く美しい並木道が広がり、車や人々が行き交う様子が見渡せます。凱旋門の高さから眺めると、まるで無限の輝きが広がるようで、パリの活気を感じることができました。
パリの夜景を撮影に来たので日没まで屋上で待機。夜10時を過ぎないとこの時期のパリは完全に日没しません。
特に夜に訪れた時は、シャンゼリゼ通りがライトアップされ、ロマンティックな雰囲気に包まれました。パリの夜景は言葉では表現しきれない美しさです。
10時半にはセキュリティが退場の催促に来てました。
凱旋門の歴史と共にシャンゼリゼ通りにも歴史が息づいていることが感じられました。世界的なショップやカフェが立ち並び、地元の人々や観光客が楽しむ姿が印象的でした。
凱旋門からの眺めは、パリのシンボルとしての美しさを存分に味わえるスポットです。アーチの頂上から広がる景色は、まさに一生の思い出になること間違いなしです。
訪れる際は、日中と夜の両方の時間帯に足を運ぶことをおすすめします。太陽が昇る瞬間や、夜景の輝きにはそれぞれ異なる魅力があります。
凱旋門の屋上からシャンゼリゼ通りを眺める体験は、パリの魅力を存分に感じられる特別な瞬間です。パリのロマンスと歴史を心ゆくまで満喫できる、素晴らしい観光スポットです。ぜひ訪れてみてください!
凱旋門を下りた時は夜11時近かったので、凱旋門とその周りの夜景を少し撮影して早々にホテルに戻りました。
ホテル・テルミナス
ホテル・テルミナスの近くに遅くまで開いているサブウェイがあったのでサンドイッチで夕食を済ませました。
狭いながら清潔なホテル・テルミナスの部屋でゆっくり休みました。
翌日の旅行記もお楽しみに。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。