欧州旅行記37日目 世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」観光

2023年8月29日火曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」
写真提供 Takashi Images

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行37日目、スペイン5日目は、世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」を観光しました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」とは

世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」
写真提供 Takashi Images

「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」は、スペインのアストゥリアス地方にある世界遺産です。これは、オビエド市を中心として、その周辺に位置する多くの歴史的な建造物や文化遺産を含んでいます。

この世界遺産は、オビエド市の中心部にある古い市街地や建築物、広場、教会、修道院、宮殿などが含まれています。これらの建造物は、中世から近代にかけてのアストゥリアス地方の歴史や文化を反映しており、ロマネスク、ゴシック、バロックなどの様々な建築様式が見られます。

具体的な建造物としては、サン・サルバドール教会やサン・ミゲル・デ・リロス修道院、オビエド大聖堂などがあります。これらの建物は、アストゥリアス地方のキリスト教の歴史や宗教的な重要性を示すものであり、その建築美や歴史的な価値が評価されて世界遺産に登録されました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」の行き方

ポンフェラーダからサンタンデールへ向かう途中で、世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」を訪問しました。

ポンフェラーダからオビエドまでは、バスで行きます。

オビエドから世界遺産の各建造物へはバスまたは徒歩で行きます。

世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」観光

オビエドからバスで、ナランコ山(モンテ・ナランコ)の麓にある2つの世界遺産の教会へ向かいます。

サン・ミゲル・デ・リーリョ教会

バスを降りて、2つの教会の内、上にあるサン・ミゲル・デ・リーリョ教会へ先に行きます。

サン・ミゲル・デ・リーリョ教会
写真提供 Takashi Images

サン・ミゲル・デ・リーリョ教会(Iglesia de San Miguel de Lillo)は、スペインのアストゥリアス地方に位置する古代の教会で、世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」の一部として登録されています。

サン・ミゲル・デ・リーリョ教会は、9世紀に建てられたロマネスク様式の教会であり、アストゥリアス地方における先ロマネスク建築の重要な遺例とされています。教会は山の斜面に位置しており、美しい自然環境に囲まれています。

主な特徴やポイントは以下の通りです:

  • 建築様式: サン・ミゲル・デ・リーリョ教会は、ロマネスク様式の建築物であり、その特徴的なアーチや装飾が見られます。この教会は、アストゥリアス地方の中で先ロマネスク様式を代表する建物の一つとされています。
  • 外観: 教会の外観はシンプルでありながら、石造りの装飾や窓、アーチなどが緻密に配置されています。特に、ファサード(正面)部分には装飾的な要素が見られ、当時の芸術的な技巧を感じることができます。
  • 内部: 教会の内部には、祭壇や装飾的な彫刻があります。内部もシンプルながらも繊細な装飾が施されており、教会の歴史や宗教的な意味が感じられます。
  • 歴史的背景: サン・ミゲル・デ・リーリョ教会は、9世紀に王国の宮殿と共に建てられました。当時のアストゥリアス王国は、キリスト教圏としてイベリア半島北部に位置しており、こうした建築物は当時の宗教的・政治的な意味を持っていました。

少し開けた場所にあるので、ロマネスク様式の素朴でかわいい感じの教会を、360度すべての角度から撮影できました。

サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会

次に少し道を下って、サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会を訪問します。

サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会
写真提供 Takashi Images

サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会(Iglesia de Santa María del Naranco)は、スペインのアストゥリアス地方に位置する古代の教会で、世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」の一部として登録されています。

サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会は、9世紀に建てられた先ロマネスク様式の建築物であり、アストゥリアス地方における重要な歴史的・芸術的遺産です。この教会は、サンタ・マリーア・デル・ナランコ宮殿(Palacio de Santa María del Naranco)の一部として建設されました。

主な特徴やポイントは以下の通りです:

  • 建築様式: サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会は、ロマネスク様式の特徴を持つ建築物であり、アストゥリアス地方における先ロマネスク建築の代表的な作品の一つです。
  • 外観: 教会の外観は、石造りの壁とアーチが特徴で、シンプルながらも美しい装飾が施されています。特に、建物のファサード(正面)やアーチの形状などがロマネスク様式の特徴を示しています。
  • 内部: 教会の内部には、祭壇や彫刻などの装飾があります。内部も石材を用いたシンプルなデザインが特徴で、当時の建築技術や芸術の水準を垣間見ることができます。
  • 歴史的背景: サンタ・マリーア・デル・ナランコ宮殿は、かつてアストゥリアス王国の王宮として使用されていました。その後、宮殿の一部として教会が建てられ、宗教的な場としても使用されるようになりました。

サンタ・マリーア・デル・ナランコ教会は、サン・ミゲル・デ・リーリョ教会より高くて大きいですが、デザインはよりシンプルにな感じです。

サンタンデールへ移動

世界遺産「オビエドとアストゥリアス王国の建造物群」観光の後、バスでオビエドへ向かいます。

オビエドからサンタンデールまではバスで向かいます。

この日はサンタンデールに宿泊します。

初稿:2018/02/14

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