一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記23日目、ポルトガル4日目は、世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」を訪問しました。
一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。
ジェロニモス修道院とベレンの塔はリスボン中心部からちょっと外れたベレン地区にあります。トラムに乗ってベレン地区に向かいました。
世界一エッグタルトが美味しいパステイス・デ・ベレン
ジェロニモス修道院近くに超有名なエッグタルト(ポルトガルではパステル・ド・ナタまたはパステル・ド・ベレンと呼びます)の店「パステイス・デ・ベレン」があります。
世界遺産訪問前に寄り道します。かなり混んでいますが、店内も広いので割とすぐに席に就けました。有名店にもかかわらず感じの良い店員さんたちです。
本家のエッグタルトはかなり美味しいですね。
「パステイス・デ・ベレン」の体験は以下の記事でご覧ください。
「パステイス・デ・ベレン」からジェロニモス修道院までは歩いてすぐです。
ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院とベレンの塔は、世界遺産「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔 」に登録されています。
ポルトガルには素晴らしい世界遺産沢山あります。以下の記事も参考にしてください。
まずはサンタ・マリア教会から見学。見学は無料のためか入場するのに列ができていました。
ここにはヴァスコ・ダ・ガマとルイス・デ・カモンイスの棺が安置されています。かなり豪華絢爛なインテリアの教会です。
次はジェロニモス修道院のハイライトの回廊を見学。かなり広くて大きい回廊です。アーチに施された彫刻が見事です。
次のベレンの塔まではちょっと歩きます。
ベレンの塔
塔の上の展望台は入場制限があって、上るのに30分以上待ちました。
その甲斐あってテージョ川沿いのすばらしい眺望が楽しめました。
帰りもトラムでリスボン中心部に戻りました。
コメルシオ広場周辺
コメルシオ広場周辺を一通り撮影。
ホテルに荷物をピックアップするために戻ったのですが、あいにく誰もいなくて暫し待たされました。小さなホテルでありがちなトラブルです。
ファティマへの行き方
荷物をピックアップしてセッテ・リオスのバスターミナルに向かいます。今日はファティマまでバスで移動です。
セッテ・リオスまでは地下鉄で。駅からバスターミナルまでの道が分かりにくかったです。
ファティマ行きのレデ・エスプレッソス社の バスチケットも問題なく買えました。
レデ・エスプレッソス社はポルトガルの長距離バスで一番メジャーですね。バスもきれいで快適です。一応チケットには指定された席の番号が記載されているのですが、ポルトガルの人はあまり気にしない人が多いみたいです。
2時間程でファティマに到着。
ファティマとは
ファティマ(ポルトガル語: Fátima)は、ポルトガルの中部に位置する町であり、キリスト教の聖地として有名です。ファティマは世界中から巡礼者が訪れる場所として知られています。
1917年に、3人の子供がこの地で聖母マリアの出現を目撃したとされる「ファティマの出現」が起こりました。出現の報告によれば、毎月13日に6回にわたって聖母マリアが子供たちに現れ、メッセージを伝えたとされています。この出現の報告が広まり、多くの巡礼者がファティマを訪れるようになりました。
ファティマは特に5月から10月にかけての間に巡礼者や観光客が最も多く訪れる時期で、特に5月13日や10月13日などの重要な日には大規模な巡礼行事が行われます。ファティマの聖母マリアの出現地とされる場所にはバジリカや礼拝堂が建てられ、巡礼者たちが訪れて祈りを捧げます。
ファティマはポルトガル国内外からの巡礼者だけでなく、キリスト教徒や非キリスト教徒の信仰を持つ人々にとっても重要な場所となっています。巡礼者たちが訪れることで、ファティマは宗教的な中心地としての役割を果たしています。
ファティマの夜のミサ
ファティマのバスターミナルから徒歩でホテルへ。しばし休息の後近くのピンゴ・ドーセに夕食と朝食の食材の買い出しに出かけました。結構デリが充実していたので夕食に便利。フルーツも豊富でイチゴやチェリーが安かったです。
ホテルの人がススメてくれたので夜のミサを見に行きました。
聖母出現礼拝堂に沢山のキリスト教の信者があつまっていました。旅行記などで厳かとか表現されていますが、宗教的な礼拝儀式は気味が悪いというか怖いですね。お祈りの邪魔にならないように気を使いながら撮影させてもらいました。
ミサの後、大聖堂なども撮影。6月でも夜はちょっと肌寒かったです。
掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。