欧州旅行記49日目 世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」

2023年8月23日水曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」
写真提供 Takashi Images

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行49日目、スペイン17日目は、マドリードから日帰りで、世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」を観光しました。その後、マドリードで別の世界遺産「「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」を巡りました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」とは

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」
写真提供 Takashi Images

「歴史的城塞都市クエンカ」とは、スペインのカスティーリャ=ラ・マンチャ州にあるクエンカ市にあるの世界遺産です。クエンカ市の旧市街が、世界遺産の登録範囲です。

クエンカは、懸垂式の住居や建造物が美しい風景を作り出す独特の地形に位置する城塞都市であり、その歴史的な魅力が保たれています。

特に、ヒュエカル川の峡谷に架かる吊り橋や、垂直に切り立った崖の上に建つ歴史的な建造物が印象的です。

クエンカの建築物や景観は、中世から現代にかけての歴史と文化の重要な側面を示しており、その特異な景観が訪れる人々に魅力を提供しています。

世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」とは

世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」
写真提供 Takashi Images

「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」は、スペインの首都マドリードにある世界遺産です。18世紀に作られたプラド通りと、17世紀に作られたブエン・レティーロ公園、そしてそれらを囲む建物群で構成されています。

プラド通りは、ヨーロッパで初めて作られた並木道です。両側には、スペイン王室の所有する邸宅や博物館が並びます。また、ブエン・レティーロ公園は、120ヘクタールの広大な公園で、多くの彫像や噴水が設置されています。

この世界遺産は、18世紀の啓蒙主義時代に作られたもので、芸術と科学を融合させたものです。プラド通りとブエン・レティーロ公園は、市民に芸術と科学を学ぶ機会を提供し、啓蒙思想を広める役割を果たしました。

この世界遺産は、スペインの歴史と文化を代表するものです。また、18世紀の啓蒙主義時代の都市計画の優秀な例として、世界中から注目されています。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」の行き方

マドリードから日帰りで、世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」へ行きます。

マドリード・アトーチャ駅から、AVE(スペインの高速鉄道)を使って、クエンカ・フェルナンド・ゾベル駅まで行きます。

クエンカ・フェルナンド・ゾベル駅からクエンカの旧市街まではバスで行きます。

バスをクエンカ大聖堂の前で降りて、世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」の観光がスタートします。

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」散策

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」は見所が点在しているので、観光は徒歩が便利です。

宙づりの家「カサス・コルガーダス」

宙づりの家「カサス・コルガーダス」
写真提供 Takashi Images

宙づりの家として有名な「カサス・コルガーダス」へ行きます。博物館になっていて、入場無料で内部を見学できます。

渓谷側から見ると、崖から落ちそうな感じで建っていることが分かります。

バリオ・デル・カスティーリョ展望台

世界遺産「歴史的城塞都市クエンカ」
写真提供 Takashi Images

旧市街の上にあるバリオ・デル・カスティーリョ展望台まで上ります。素晴らしい景色が見えました。

左側の歴史的建造物は、パラドール デ クエンカです。

クエンカ大聖堂

クエンカ大聖堂
写真提供 Takashi Images

クエンカ大聖堂は小規模ですが、ファサードがすてきです。

ここでクエンカの観光終了。

紹介した以外に、次の見所を観光しました。

  • サン・パブロ橋
  • パラドール
  • クエンカ城址
  • マンガナ塔

帰りもマヨール広場からバスでクエンカ・フェルナンド・ゾベル駅へ向かいます。

マドリード・アトーチャ駅までAVEに乗車

クエンカ・フェルナンド・ゾベル駅から、マドリード・アトーチャ駅への帰りも、AVEに乗りました。

クエンカ・フェルナンド・ゾベル駅で、AVEを待ちながら駅に一軒だけある小さなバルで軽食を取りました。

AVEはいわゆる高速鉄道(新幹線と同等)なので、乗車券のほかに特急券が必要です。どちらも、クエンカ・フェルナンド・ゾベル駅の自動券売機で購入します。クレジットカードで支払いました。

AVEの乗り心地

AVE車内
写真提供 Takashi Images

AVE車内は空席が多数ありました。

座席シートは、日本の新幹線とほぼ同じです。乗り心地は良いです。

マドリード・アトーチャ駅に到着

マドリード・アトーチャ駅に到着したAVE
写真提供 Takashi Images

マドリード・アトーチャ駅に到着したAVEを撮影します。新幹線並みにカッコいいですね。

マドリード・アトーチャ駅
写真提供 Takashi Images

マドリード・アトーチャ駅は、駅舎に植物園があります。

マドリード・アトーチャ駅
写真提供 Takashi Images

マドリード・アトーチャ駅は、駅舎の外観も素敵です。色合いがスペインらしいです。

世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」

マドリードに戻った後も、観光は続きます。世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」を巡ります。マドリードの2大美術館、プラド美術館とソフィア王妃芸術センターで美術鑑賞です。

プラド美術館

プラド美術館を含む一帯が世界遺産に登録されています。滞在中、2度目のプラド美術館の訪問です。

プラド美術館
写真提供 Takashi Images

この日は、前回見れていなかったヘロニモス館を見学します。

最上階では、かつてのヘロニモス修道院回廊が、建物の内部に再現されています。展示が素敵すぎます。

ソフィア王妃芸術センター

ソフィア王妃芸術センター周辺も世界遺産に登録されています。

ソフィア王妃芸術センターのファサード
写真提供 Takashi Images

歴史的建造物にモダンなエレベータが融合したソフィア王妃芸術センターのファサードがとても気に入りました。

ソフィア王妃芸術センター
写真提供 Takashi Images

ソフィア王妃芸術センターには、ピカソ作「ゲルニカ」を始めダリなどの近代絵画・彫刻の名画・名作が多く展示されています。

初稿:2018/02/26

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