欧州旅行記43日目 世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」公式ガイドツアー

2023年8月15日火曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」
写真提供 Takashi Images

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行43日目、スペイン11日目は、マドリードから日帰りで、世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」を観光しました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」とは

世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」

「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」は、スペインのマドリード州に位置するアルカラ・デ・エナレス市にある世界遺産です。この地域は、歴史的な大学と美しい歴史地区から成り立っており、スペイン国内外から多くの観光客を惹きつける重要な文化的・歴史的な場所となっています。

世界遺産登録の理由

1998年に、「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」はユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されました。この登録は、以下の要因によって評価されました:

  1. 最初の計画的な大学都市: アルカラ・デ・エナレスは、世界で最初に計画的に建設された大学都市として評価されました。大学を中心として都市が整備されたこのモデルは、後にアメリカ大陸やヨーロッパの他の地域にも影響を与える形となりました。
  2. 言語学の発展: アルカラ・デ・エナレスでは、多言語対訳聖書など言語学の発展が見られました。言語学の研究が行われ、知識の交流と共有が行われたことが評価されました。
  3. ミゲル・デ・セルバンテスの出身地: アルカラ・デ・エナレスは、文学作品『ドン・キホーテ』の作者であるミゲル・デ・セルバンテスの出身地でもあります。彼の業績が人類の知的発展に貢献したとされ、その影響力が評価されました。

以上の要因により、アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区は、ユネスコの世界遺産として登録され、その歴史的・文化的価値が認められました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

アルカラ・デ・エナレスへの行き方

マドリードから鉄道で、アルカラ・デ・エナレスへ向かいます。

世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」

アルカラ・デ・エナレス到着後、徒歩でアルカラ大学へ向かいます。

午後遅くの英語の公式ガイドツアーを予約しました。英語のガイドツアーの催行回数は少ないので、タイムテーブルを確認しましょう。

アルカラ大学のファサードはとても素敵です。

ミゲル・デ・セルバンテスの生家

マヨール通りには、スペイン文学の傑作である『ドン・キホーテ』の作者であるミゲル・デ・セルバンテスの生家が残されており、現在は博物館として一般公開されています。

ドン・キホーテと従士サンチョ・パンサの銅像
写真提供 Takashi Images

セルバンテスの生家の前には、ドン・キホーテと従士サンチョ・パンサの銅像があります。

カンポ・デ・クリプターナ
写真提供 Takashi Images

『ドン・キホーテ』で主人公が巨人と勘違いして突進した風車群のモデルであるとされる風車を、後日カンポ・デ・クリプターナに見に行きました。風車の風景が素晴らしかったです。

アルカラ大学に戻ります。

アルカラ大学の公式ガイドツアー

アルカラ大学
写真提供 Takashi Images

アルカラ大学の公式ガイドツアーでは、大学構内の見所をガイドさんの説明を聞きながら回ります。英語のガイドツアーなので、説明内容が理解できます。

世界遺産「アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区」を楽しく観光できました。

初稿:2018/02/20

掲載している写真は、シャッターストックで販売しています。

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