一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行48日目、スペイン16日目は、マドリードで、世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」やその他の見所を散策しました。
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世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」とは
「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」は、スペインの首都マドリードにある世界遺産です。18世紀に作られたプラド通りと、17世紀に作られたブエン・レティーロ公園、そしてそれらを囲む建物群で構成されています。
プラド通りは、ヨーロッパで初めて作られた並木道です。両側には、スペイン王室の所有する邸宅や博物館が並びます。また、ブエン・レティーロ公園は、120ヘクタールの広大な公園で、多くの彫像や噴水が設置されています。
この世界遺産は、18世紀の啓蒙主義時代に作られたもので、芸術と科学を融合させたものです。プラド通りとブエン・レティーロ公園は、市民に芸術と科学を学ぶ機会を提供し、啓蒙思想を広める役割を果たしました。
この世界遺産は、スペインの歴史と文化を代表するものです。また、18世紀の啓蒙主義時代の都市計画の優秀な例として、世界中から注目されています。
一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。
バルセロ市場
この日のマドリード市内観光は、宿から歩いて行けるバルセロ市場からスタートします。
スペインの高級生ハムのハモン・イベリコやハモン・セラーノがつるしで売られています。
地下鉄でプエルタ・デル・ソルへ向かいます。
プエルタ・デル・ソル
地下鉄の駅を上がるとプエルタ・デル・ソルに直接出ます。とても賑やかです。
マヨール広場方面へ歩いて行きます。
マヨール広場周辺
マヨール広場
マドリードのマヨール広場(Plaza Mayor de Madrid)は、市の中心に位置する歴史的な広場であり、美しい建物や文化的な要素が集まる場所です。
歴史的な建物や美しいアーケードが並び、四方を建物に囲まれた特徴的なデザインを持っています。
サンミゲル市場
サンミゲル市場(Mercado de San Miguel)は、歴史的な建物内で新鮮な食材や特産品、料理が楽しめる屋内市場であり、観光客にも人気のスポットです。
ビリャ広場(Plaza de la Villa)
サン・ミゲル市場から王宮へ向かう途中にビリャ広場がありました。それほど大きくもなく地味な感じの広場です。アルバロ・デ・バサン像が立っています。ですが、誰それ?的な感じなので一層地味な感じが増します。観光客も少なめです。
王宮周辺
王宮
マドリードの王宮は、スペイン国王の公式な宮殿であり、歴史的な建築物として知られています。宮殿は18世紀に建設され、ネオクラシカル様式の美しい外観が特徴です。
オリエンテ広場(Plaza de Oriente Square)
王宮の隣にある広場です。中央にあるフェリペ4世の騎馬像が目印になります。王宮の反対側にはテアトロ・レアルがあります。そんなに変な広場ではないのですが、なぜかイマイチな感じがしました。観光客もそれほど多くないです。
王立劇場(Teatro Real)
テアトロ・レアルはオリエンテ広場の隣にあるオペラハウス(歌劇場)です。ファサードを見ると、大した大きさの建物には見えませんが横が結構長い建物になっています。残念ながら時間がなかったので、オペラ鑑賞も内部見学もできませんでした。
地下鉄で、世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」に向かいます。
世界遺産「パセオ・デル・プラドとブエン・レティーロ、芸術と科学の景観」散策
パセオ・デル・プラド沿いに、見所を散策します。
シベーレス宮殿(Palacio de Cibeles)
シベーレス広場に面して建つ、かなり目立つ外観の建物です。マドリードの旧中央郵便局なのですが、本当に宮殿のような外観をしています。プラド美術館から徒歩圏なので一緒に見て回ると良いと思います。マドリードで一番美しい建物の一つです。
シべレス ファウンテン(Cibeles Fountain)
シベーレス広場の中央にある噴水です。シベーレス広場はロータリーになっていて、そのなかにシべレス ファウンテンがある形になっています。ロータリーを渡る横断歩道などはないようでしたので、噴水には近づけませんでした。
プラド美術館
プラド美術館のファサードがすてきです。世界三大絵画の一つ「ラス・メニーナス」を描いたディエゴ・ベラスケスの銅像もカッコいい。
「ラス・メニーナス」を含め館内は撮影禁止です。
初稿:2018/02/25