一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行36日目、スペイン4日目は、世界遺産「ラス・メドゥラス」で驚愕の絶景を目にしました。
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はじめに：世界遺産「ラス・メドゥラス」とは
世界遺産「ラス・メドゥラス」は、スペインに位置する考古学的遺跡です。ローマ帝国時代に金鉱として利用された鉱山跡地で、独特の地形と歴史的な価値から、1997年にUNESCOの世界遺産に登録されました。この地域は赤い土壌と穴があいた山々が特徴的で、ローマ時代には巨大な水圧鉱山として金を採掘するために水路技術を活用した斬新な方法で活用されていました。ラス・メドゥラスは、スペインの歴史と自然の宝であり、観光名所としても知られています。
一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を、以下の記事で一覧表にまとめています。
世界遺産「ラス・メドゥラス」で絶景に驚嘆
ポンフェラーダからバス
ポンフェラーダから日帰りで、世界遺産「ラス・メドゥラス」を目指します。
午前中、ホテルからポンフェラーダのバスターミナルへ向かいます。
ポンフェラーダのバスターミナルから、バスでカルセドまで行きます。一人旅の節約旅行なので、できる限り公共交通機関を利用します。
タクシーで「ラス・メドゥラス」を目指す場合には、1台300~400ユーロくらいかかります。
カルセドから徒歩
カセレドとラス・メドゥラスは距離がありますが、バスがないので往復徒歩になります。
カセレドにはタクシーを見かけませんでした。タクシーを使うなら、ポンフェラーダからが安全です。
まずはカルセドからオレリャン展望台へ向かいました。道は舗装されていますが、緩やかな上り坂が5km以上続く厳しい道のりです。夏のスペインはメチャメチャ暑いので、汗が滝のように噴き出してきます。
オレリャン展望台
オレリャン展望台に着いて、世界遺産「ラス・メドゥラス」の風景を見た瞬間に、そんな暑さは吹き飛びました。
オレリャン展望台から見下ろす世界遺産「ラス・メドゥラス」の風景は本当に素晴らしいですね。この展望台からは、赤い土壌に穴があいた山々が美しく広がり、ローマ帝国時代に行われた金鉱の採掘跡が一望できます。特に夕暮れ時や日の出の時間には、独特の光景が見られ、まさに感動的な風景です。訪れた人々からは、その美しさに圧倒されるとともに、歴史的な価値にも感嘆の声が上がっています。世界遺産「ラス・メドゥラス」をオレリャン展望台から見る経験は、一生の思い出となることでしょう。
スペインには他にも、多くの古代ローマの遺跡の世界遺産があります。「ヘラクレスの塔」と「ルーゴのローマ城壁」は特に素晴らしかったです。
オレリャン展望台からラス・メドゥラス観光案内所へ向かいました。
ラス・メドゥラスを散策
ラス・メドゥラスまで距離はありますが、下り坂なので何とか歩けます。
ラス・メドゥラスに着いて、周辺を少し散策します。
世界遺産「ラス・メドゥラス」の散策は本当に楽しいですね。歴史的な価値と美しい自然が融合したこの場所は、訪れる人々に多くの魅力を提供しています。
散策をすると、ローマ帝国時代の金鉱採掘跡や水路など、古代の遺産を目にすることができます。その壮大なスケールと技術的な精緻さに驚かされることでしょう。
また、自然の美しさも際立っています。赤茶けた土壌や岩山、豊かな植生が織り成す風景は、季節や時間帯によって異なる表情を見せます。散策を楽しみながら、自然の息吹と歴史の軌跡に触れることができるでしょう。
さらに、ガイド付きツアーや解説パネルもあるため、歴史的な背景や地質学的な特徴について深く理解することができます。知識と感動を共にしながら、世界遺産「ラス・メドゥラス」を散策する魅力を満喫できることでしょう。
ポンフェラーダへの帰途
帰りはタクシー使おうと思いましたが、ラス・メドゥラス観光案内所でタクシーがないことが判明。徒歩でカルセドまで戻りました。カルセドまでの帰り道は歩くのがつらかったです。
ほぼほぼ時間通りに到着したバスに、カルセドから乗り込み、ポンフェラーダへの帰途につきました。
ポンフェラーダのホテルに宿泊
夕食は、店を探すのも億劫だったので、ポンフェラーダのマクドナルドですませました。
その後、スーパーメルカート（スーパーマーケット）でコンガスの水（ペリエのような炭酸のミネラルウォーター）、ダークチェリー、ヨーグルトを購入。
ホテルに戻り、翌日のホテルや観光などの調べ物などをして過ごしました。
スペイン語にもなれてきて、一人旅のスペイン世界遺産旅行が楽しくなってきました。次の日もワクワク・ドキドキに出会える気がしてきます。
「ラス・メドゥラス」を訪れるなら、ポンフェラーダのホテル宿泊がおすすめです。アクセスが便利で、周辺観光も楽しめます。快適な宿泊施設と地元料理も楽しめます。ポンフェラーダでの滞在は、「ラス・メドゥラス」を満喫するための理想的な選択肢です。
初稿：2018年2月13日
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