欧州旅行記15日目 世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」サヴォア邸と庭師小屋(ポワシー)

2023年8月3日木曜日

フランス ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」サヴォア邸と庭師小屋(ポワシー)

この日は世界遺産にもなっているル・コルビュジエの代表作の「サヴォア邸」を見るためにパリ郊外のポワシーへ行ってきました。

一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ6ケ国周遊旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」とは

世界遺産「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」は、スイス生まれの建築家ル・コルビュジエ(本名:シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ=グリュエール)の建築作品を対象とした世界遺産です。

この世界遺産は、ル・コルビュジエが設計したフランスを中心とする7か国に残る17の建築物が対象となっており、代表的な作品としては、以下のようなものが含まれます:

  1. サヴォア邸と庭師小屋(フランス、ポワシー)
  2. ロンシャンの礼拝堂(フランス、ロンシャン)
  3. マルセイユのユニテ・ダビタシオン(フランス、マルセイユ)
  4. 国立西洋美術館本館(日本、東京)

これらの建築物は、ル・コルビュジエが提唱した「近代建築の五原則」などの建築理論に基づいて設計されており、その革新性と重要性が評価され、世界遺産に登録されました。

日本の国立西洋美術館本館が登録対象に含まれています。

サヴォア邸と庭師小屋(フランス、ポワシー)

サヴォア邸と庭師小屋は、フランスのポワシーにあるル・コルビュジエの建築作品です。これらの建築物は、「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」として世界遺産に登録されています。

「近代建築の五原則」の理念を体現した最高傑作とされるのがサヴォア邸です。

一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

スケジュール

  1. パリ
  2. ポワシー駅
  3. サヴォア邸
  4. ポワシー駅
  5. ラ・デファンス
  6. オランジェリー美術館
  7. チュイルリー公園
  8. カルーゼル凱旋門
  9. ルーブル美術館
  10. ジェネレータ パリ(宿泊)

旅行記

パリからポワシーへ

ポワシーまでは鉄道で、ポワシー駅からはバスでサヴォア邸へ向かいました。

いつものように朝がゆっくりだったので観光の時間を確保するためランチは歩き食べです。駅前にサンドイッチリーがあったのでサンドイッチを購入。フランスは大抵どこにでもサンドイッチリーがあるので便利です。

サヴォア邸と庭師小屋

サヴォア邸の敷地は入場無料、建物の中に入るには入場料が必要です。

サヴォア邸と庭師小屋は、美術愛好家や建築ファンにとっては必見の名所です。美しい自然に囲まれたロケーションにあるこの建築物は、ルコルビジュエの建築理念と美学が見事に反映されています。

サヴォア邸の入口に立つと、白亜の壁と幾何学的な形状が目を引きます。建物の内部に入ると、広々とした空間と自然光が満ち溢れていて、心地よい空間に包まれました。ルコルビジュエの五原則を具現化したデザインは、機能性と美の融合を感じさせてくれます。

特に印象的だったのは、各部屋の配置とデザイン。空間を最大限に活用し、自然光を取り入れる工夫が施されており、快適な生活環境を実現しています。

庭師小屋も魅力的で、サヴォア邸との一体感が印象的でした。小屋のシンプルな外観と、緑豊かな庭園との調和が美しい絵画のようでした。

サヴォア邸と庭師小屋は、ルコルビジュエの建築の傑作として、芸術と建築の融合を体感できる貴重な場所でした。美しい自然に囲まれ、優雅な空間で過ごすことができました。建築ファンやアート愛好家には特にオススメのスポットです。ぜひ訪れて、ルコルビジュエの美学に触れてみてください!素晴らしい体験が待っていますよ!

観光客はまばらです。

ラ・デファンス

サヴォア邸の後はラ・デファンスへ。

ラ・デファンス

結構前からラ・デファンスには行きたいと思っていました。いわゆる新凱旋門があるところです。それ以外にもモダンな高層ビルなどが建ち並んでいました。大きなミロの彫刻なんかもありました。

広場では「全仏オープン・ジュニア2016 ワイルドカード選手権大会」をやっていました。日本人の女の子が試合をしていたのでしばらく観戦。

この日はがんばりました。この後オランジェリー美術館、チュイルリー公園、カルーゼル凱旋門、ルーブル美術館を巡りました。

オランジェリー美術館

オランジェリー美術館は、パリのチュイルリー庭園に位置し、美しい自然に囲まれたロケーションにあります。美術館自体も素晴らしい建物で、19世紀にオランジュリー(オレンジの温室)として建設された歴史ある建築物を美術館として利用しています。

パリミュージアムパスを使って入場しました。

実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。

オランジェリー美術館

美術館に入ると、まずは天井からの自然光が満ち溢れる、明るく開放的な空間が広がります。ここで一気に美術の世界に浸ることができます。私は特に、印象派の巨匠たちの作品に魅了されました。モネ、ルノワール、セザンヌ、マネなど、名だたる画家たちの傑作が数多く展示されています。

特に印象的だったのは、モネの「睡蓮」シリーズ。巨大なキャンバスに描かれた美しい睡蓮の池が、まるで目の前に広がっているかのような迫力に圧倒されました。

美術館の中には、穏やかな時間が流れていました。美術館の外観も含めた素晴らしい写真を撮ることができました。

ただし、美術館は人気の観光スポットでもありますので、混雑を避けるためにも早めの時間帯に訪れることをおすすめします。

チュイルリー公園

チュイルリー公園は、パリの中心に広がる美しい公園で、その広大な敷地には緑豊かな庭園、美しい噴水、そして素敵な彫刻が点在しています。入口から足を踏み入れると、目の前に広がる芝生の緑と美しい花々に心が躍ります。

チュイルリー公園

公園内には大小さまざまな噴水があり、特に中央の噴水は圧倒的な迫力でした。水の音が心地よく響き渡り、涼しげな風が吹き抜ける中、まるで夢の中にいるような気分になりました。

チュイルリー公園は地元の人々や観光客で賑わっていますが、広大な敷地によってゆったりとした雰囲気が漂っています。ピクニックを楽しむ家族や、読書にふける人々の姿を見かけると、都会の喧騒を忘れて穏やかなひとときを感じることができました。

最後に、チュイルリー公園からはエッフェル塔やルーヴル美術館が一望できる素晴らしい眺望を楽しむことができます。夕暮れ時には、夕日が公園を美しく照らし出し、ロマンティックな雰囲気に包まれました。

ルーヴル美術館

今回のヨーロッパ世界遺産旅行で、2回目のルーヴル美術館の訪問です。もちろん、「パリミュージアムパス」を使います。

実際に使って分かったパリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」のオトク度を以下の記事で徹底解説しています。

「ナポレオン3世の居室」

前回見れていなかった「ナポレオン3世の居室」を鑑賞。豪華なアパートメントです。

この日の宿泊もジェネレータ パリです。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

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