【節約旅行】パリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」を実際に使ってみた:〇〇ユーロ節約できました!

2023年8月3日木曜日

フランス 海外旅行節約術

t f B! P L
ルーヴル美術館

パリ美術館共通パス「パリミュージアムパス」を実際に使ってみて、そのオトク度を検証してみました。実際に使ってみたら、〇〇ユーロオトクでした!

「パリミュージアムパス」とは

「パリミュージアムパス」は、パリの主要な美術館や博物館を優待料金で訪れることができる観光パスです。

このパスを購入すると、特定の期間内(通常は2日間、4日間、6日間など)にパリの様々な美術館や博物館に無料または割引料金で入場できます。パリにはルーヴル美術館やオルセー美術館など世界的に有名な美術館が多くありますが、それらを一つひとつ入場券を購入すると結構な金額になることがあります。しかし、パリミュージアムパスを持っていれば、複数の美術館や博物館をお得に巡ることができます。

また、パリミュージアムパスを持つことで、長い入場待ちの列をスキップできる「優先入場」の特典も付いています。特に観光シーズンや週末などは美術館の入場待ちが長くなることがありますが、パスを持っていればスムーズに入場できるため、時間を有効活用することができます。

「パリミュージアムパス」のオトクな点

「パリミュージアムパス」のオトクな点をまとめると以下のようになります:

  1. 一つのパスで複数の美術館や博物館に入場できる:ルーヴル美術館、オルセー美術館、ポンピドゥーセンターなど、パリの主要な美術館や博物館が対象となります。
  2. 優待料金で入場可能:通常の入場料金よりも割引された料金で入場できるため、複数の施設を訪れる場合に経済的です。
  3. 長い入場待ちの列をスキップできる:優先入場の特典が付いているため、時間を節約できます。
  4. 柔軟な利用期間:2日間、4日間、6日間など、異なる期間のパスが用意されており、滞在期間に合わせて選ぶことができます。
  5. 観光を効率的に回れる:多くの美術館や博物館が含まれているため、1つのパスで様々な施設を訪れることができます。
  6. オンラインで事前に購入できる:事前にオンラインでパスを購入することができるため、現地で別途並ぶ必要がありません。

これらの点から、「パリミュージアムパス」はパリを効率的に巡りたい観光客にとって非常にオトクなアイテムと言えるでしょう。美術館や博物館を存分に楽しむために、ぜひ活用してみてください!

「パリミュージアムパス」を実際に使ってみました

「パリミュージアムパス」は、パリやパリ近郊の美術館などに期間中何度でも訪問できるオトクなパスチケットとして有名なのです。本当にオトクなのか、どのくらいオトクなのか、実際に使ってオトク度を確認します。

購入したのはパリミュージアムパスの4日間のチケット、62ユーロ。

2016年5月に実際に使った結果を以下に示します。

「パリミュージアムパス」1日目

昼間に、パリから日帰りでヴェルサイユ宮殿を訪問、パリに帰着後、夜ルーヴル美術館を訪問。

この日の旅行記の詳細は以下の記事をご覧ください。

ルーヴル美術館

通常入場料の合計は、以下の通り35ユーロになりました。

  • ヴェルサイユ宮殿:20.00ユーロ
  • ルーブル美術館:15.00ユーロ

パリミュージアムパスのチケット代金は62ユーロなので、1日目で半分以上ペイできました。

「パリミュージアムパス」2日目

昼間に、パリから日帰りでフォンテーヌブロー宮殿を訪問、パリに遅着後、夜オルセー美術館を訪問。

この日の旅行記の詳細は以下の記事をご覧ください。

オルセー美術館

通常入場料の合計は、以下の通り27ユーロになりました。

  • フォンテーヌブロー宮殿:11.00ユーロ
  • オルセー美術館:16.00ユーロ(オランジェリー美術館とセットの場合) 

パリミュージアムパスのチケット代金は62ユーロなので、2日目で全額ペイできました。

「パリミュージアムパス」3日目

昼間にポワシーとラデファンスを訪問、ミュージアムパスは未使用。夕方からオランジェリー美術館、ルーヴル美術館(再訪)を訪問。

この日の旅行記の詳細は以下の記事をご覧ください。

オランジェリー美術館

通常入場料の合計は、以下の通り15ユーロになりました。

  • ルーヴル美術館:15.00ユーロ
  • オランジェリー美術館:0.00ユーロ(オルセー美術館とセットの場合) 

オランジェリー美術館は、前日のオルセー美術館とのセットチケットを使う想定なので、入場料は0ユーロで計算します。

パリミュージアムパスのチケット代金は62ユーロなので、3日目までで15ユーロオトクになりました。

「パリミュージアムパス」4日目

1日中パリ市内観光。ミュージアムパスの使える有名な美術館等を訪問。

この日の旅行記の詳細は以下の記事をご覧ください。

国立近代美術館

通常入場料の合計は、以下の通り57.5ユーロになりました。

  • オルセー美術館:11.00ユーロ
  • コンシェルジュリー:13.50ユーロ(サントシャペルとセットの場合)
  • サント・シャペル:0.00ユーロ(コンシェルジュリーとセットの場合)
  • ピカソ美術館:12.50ユーロ
  • 国立近代美術館:11.00ユーロ
  • 凱旋門:9.50ユーロ
パリミュージアムパスのチケット代金は62ユーロなので、4日目までで72.5ユーロオトクになりました。

パリミュージアムパス4日間は約72.5ユーロ オトクだった

以上のように自分のケースでは、72.5ユーロオトクでした。

  • パリミュージアムパス4日間を62ユーロで購入
  • 訪問した美術館等の入場料合計は136.50ユーロ
  • 差し引き72.5ユーロオトク

1日目~3日目は、それぞれの日で2ケ所ほどパリミュージアムパスをのんびり使用。4日目だけガツガツと対象美術館を訪問したのですが、それでも倍くらい入場料を節約できた感じです。上手く使えば、かなり節約できそうなポテンシャルはありますね。

優先入場の特典

実際にパリミュージアムパス購入して使ってみて、そのメリットは料金の節約だけではなかったです。

優先入場の特典を使うと、ルーヴル美術館など混雑している美術館のチケット窓口に並ばなくて良いので、割とスムーズに入場することができます。

実際にその効果を感じた施設はルーヴル美術館、オルセー美術館、オランジェリー美術館です。どこも混雑をさけて夕方以降に訪問したのですが、それでも入場の行列はできていました。この3つを訪問するならパス購入のメリットは大きいです。

全くメリットがなかったのが、ヴェルサイユ宮殿です。パスの所持の有無にかかわらず、長い列に並ぶ必要があります。

それ以外の美術館等では行列はなかったので、優先入場の特典のメリットは感じませんでした。

パリミュージアムパスの上手な使い方

パリミュージアムパスを上手に使うためのポイントを以下にまとめます。

計画を立てる:滞在期間や訪れたい美術館・博物館を考慮して、利用期間を選びましょう。滞在日数に合わせて2日間、4日間、6日間などを選択することで、より効果的に利用できます。

予約をする:特に観光シーズンや休日は混雑が予想されるため、美術館の入場予約を事前にオンラインで行っておくと、スムーズに入場できます。

ルートを考える:美術館や博物館の場所を確認し、効率的なルートを組むことで、時間を有効に活用できます。近くにある施設をまとめて訪れることで、移動時間を減らすことができます。

優先入場を活用する:パリミュージアムパスを持つことで、優先入場の特典が付いています。混雑を避けるために、優先入場を利用して待ち時間を短縮しましょう。

プラスαの施設を訪れる:パリミュージアムパスの対象施設に加えて、特典が付いている他の観光地も訪れることで、より充実した旅を楽しむことができます。

まとめ

パリミュージアムパスは、節約しながら効率的な観光を楽しむための便利なアイテムです。上手に活用して、パリの美術館や博物館の魅力を存分に味わってください!

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

Adsense

このブログを検索

ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
世界遺産ランキング

QooQ