一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行52日目は、ニュルンベルクからフュッセンへの移動。途中、ミュンヘンで本物のオクトーバーフェストを見てきました。
オクトーバーフェストとは
オクトーバーフェスト(Oktoberfest)は、ドイツのバイエルン州の州都ミュンヘンで毎年秋に開催される世界最大規模のビール祭りです。この祭りは、ビール、ドイツ料理、音楽、文化などが楽しまれる大規模なイベントで、国内外から多くの観光客が集まります。
オクトーバーフェストは19世紀初頭に始まり、バイエルン王ルートヴィヒ1世の結婚式を祝うためのイベントとして始まりました。その後、年々拡大し、現在では16日間にわたって行われる大規模な祭りとなりました。
主な特徴としては以下の点が挙げられます:
- ビールテント:多くのビールブランドが特別に造られた大きなテント内でビールを提供します。これらのテントは観光客や地元民によって賑わい、ドイツのビールを楽しむことができます。
- バイエルン料理:ビールと一緒に、バイエルン州特有の料理が提供されます。プレッツェル(大きなソフトプレッツェル)、ヴルスト(ソーセージ)、シュヴァインシュナイツェル(豚肉のカツレツ)などが人気です。
- ミュージック・エンターテイメント:伝統的なバイエルン音楽や民族舞踊、生演奏などが行われ、フェスティバルの雰囲気を盛り上げます。
- 伝統的な服装:多くの参加者が、レーダーホーゼン(ショートパンツ)、ディアンドル(レースで飾られたブラウス)、レーダホーゼン(革のズボン)など、バイエルンの伝統的な服装で参加します。
オクトーバーフェストはドイツだけでなく、世界中で知名度が高く、観光客にとっては楽しい文化体験となります。
朝食
朝食はいつものように、ニュルンベルク中央駅にあるバーガーキングで摂りました。
オクトーバーフェストの行き方
移動(ニュルンベルク=ミュンヘン)
午前中にホテルをチェックアウトして、ミュンヘンへ鉄道で向かいます。
ニュルンベルク中央駅から、ドイツ鉄道のRE(地域急行)でミュンヘンへ行きます。
車内は民族衣装のディアンドル(女性用)やレダーホーゼ(男性用)を着たオクトーバーフェストに参加する気満々のドイツ人が沢山乗ってました。
移動(ミュンヘン中央駅=オクトーバーフェスト会場)
ミュンヘン中央駅のコインロッカーに荷物(キャリーケース)を預けました。オクトーバーフェスト期間中なので、コインロッカーもかなり混んでいて、空きを見つけるのに苦労しました。
Sバーン(都市近郊鉄道)で1駅隣まで行って、そこから会場へ徒歩で向かいました。
本場のオクトーバーフェストに感動
オクトーバーフェストの会場は、広いですがかなり混雑しています。多くのドイツの方が民族衣装を着ていました。
会場にはビールテントがいくつもありますが、大手ビール会社のビールテント内はどこも満席でした。
ビールを飲むのは諦めて、会場内を散策。
さすがビールの祭典。見事にビールテントしかないですね。
本当にビール飲むだけのフェスティバルです。
移動式の遊園地
結構大きな移動式の遊園地が併設されてました。
面白くなかったですが、本場のオクトーバーフェストに参加できて感動しました。
ミュンヘン市内観光
レジデンツ
オクトーバーフェスト会場を後にして、ミュンヘン市内観光へ向かいます。
まずはレジデンツを訪問。
時間も余りないので、レジデンツ博物館だけ入場・見学。宝物庫は割愛しました。
今回のヨーロッパ5ケ国周遊旅行で見た宮殿の中でも随一の豪華さでした。
特にアンティクアリウムと呼ばれる大ホールの装飾が素晴らしかったです。
もっと時間をかけてゆっくり見学したかったです。ミュンヘンに滞在できなかったことを後悔しました。
マリエン広場
マリエン広場に戻り、市庁舎などを撮影。
移動(ミュンヘン=フュッセン)
予定よりちょっと早く、ミュンヘンを出発し、鉄道でフュッセンへ向かいました。
フュッセンのホテルに宿泊
フュッセン駅からホテルは徒歩5分ほど。個人経営のかなりアットホームなホテルでした。
夕食は近くのトルコ料理のインビス(軽食スタンド)で頂きました。
翌日のホテル探しなどをして、就寝。
初稿:2013/10/02