一人旅での世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行54日目。この日はリューデスハイムからライン川クルーズ(ライン川下り)に乗り、世界遺産「ライン渓谷中流上部」を観光しました。
一人旅での世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行(全60日間)のまとめの記事です。
リューデスハイム
リューデスハイムには早朝到着。
早速、徒歩でホテルに向かいます。
前夜、最終列車に乗れず、大分遅れての到着でした。
事情を説明したら、一応チェックアウトの時間まで部屋を使わせてくれることになりました。
近くのカフェで朝食を頂きました。
この日も部屋に空きがあるということなので、もう1泊することにしました。
取りあえず、ひと眠り。
おすすめはKDライン社のライン川クルーズ
お昼過ぎに目が覚め、ライン川下り(ライン川クルーズ)に行くことにしました。
因みにライン川は、ドイツ語ではRhein、英語ではRhineとなるらしい。
リューデスハイムの桟橋からクルーズ船に乗船。KDライン社のクルーズ船を利用。
特に予約とかなしで窓口でチケット購入できました。
おすすめの理由
KDライン社(Köln-Düsseldorfer Deutsche Rheinschiffahrt AG)のライン川クルーズがおすすめされる理由は以下の通りです:
- 乗り降り自由: KDライン社のクルーズでは、乗客は特定のポイントで船に乗り、その後他のポイントで船を降りることができます。これにより、自分のペースで観光地を巡ることができ、特定の場所で長く滞在したり、途中で観光名所を訪れたりする自由度が高まります。
- 低料金: KDライン社のクルーズは一般的に手頃な価格で提供されており、予算にやさしい選択肢となっています。観光名所を巡るクルーズ体験を手軽に楽しむことができます。
- 定期航路: KDライン社はライン川において長い歴史を持つ信頼性のある船舶会社であり、定期的に運行される航路を提供しています。これにより、観光客は季節や時間帯にかかわらず、クルーズを楽しむことができます。
総じて、KDライン社のクルーズは手頃な価格でライン川の美しい景色と歴史的な場所を楽しむための便利な選択肢であり、乗り降り自由なシステムが観光客に柔軟性を提供しています。
世界遺産「ライン渓谷中流上部」とは
「ライン渓谷中流上部」(Upper Middle Rhine Valley)は、ユネスコの世界遺産に登録されている、ドイツのライン川渓谷の一部分です。
場所:
ライン渓谷中流上部は、ドイツのライン川(Rhine River)沿いに位置し、主にラインラント=プファルツ州(Rhineland-Palatinate)とヘッセン州(Hesse)にまたがっています。
自然美と歴史的遺産:
この地域は、その壮大な自然美と多くの歴史的な建造物で知られています。ライン川は、蛇行し、崖や丘陵地帯と美しい景観を作り出しています。また、中世から近代にかけて建設された城、要塞、教会、町並みなどが点在し、歴史的な遺産も豊富です。
ローレライ岩:
ライン渓谷中流上部には、有名なローレライ岩(Lorelei Rock)があります。ローレライ岩はライン川に突き出る崖で、ローレライ伝説(Lorelei legend)と結びついており、文学や詩にも多く取り上げられています。
ワイン生産地域:
この地域はワイン生産が盛んで、美味しいワインが生産されています。特にラインガウ(Rheingau)地域は高品質のリースリングワインで知られています。
ユネスコ世界遺産登録:
ライン渓谷中流上部は2002年にユネスコの世界遺産に登録されました。その理由は、自然の美しさと歴史的な価値に富んだ地域であるためです。訪れる観光客は、美しい風景、中世の城、ワインの試飲、伝説のストーリーなどを楽しむことができます。
ライン川下り(ライン川クルーズ)
ライン川の両側に古城が沢山ありました。素晴らしいというほどの景色ではないですが、のんびりした風情が心地よかったです。
バッハラッハ
出発したリューデスハイムはかなり空いていたのですが、途中のバッハラッハで結構観光客が乗ってきてました。それでも混雑というほどではなかったです。
上りに下り、多くのクルーズ船が行きかいます。
ライン川の両岸には鉄道も走っていて、鉄道の車窓からも風景が楽しめそうです。
プファルツ城
多分、ライン川沿いで一番有名なプファルツ城。
昔は通行税を徴収するための施設でした。
ボッパルト観光
ボッパルトでクルーズ船を下船。
鉄道でリューデスハイムまで戻ることにしました。
軽くボッパルトの町を散策。
ローマ帝国時代の遺跡がありました。
町はこじんまりしていました。一番賑やかなマルクト広場でもこんな感じ。
帰り
ボッパルトからはコブレンツ経由で帰りました。所要時間は1時間半程でした。
夕食は乗り換えの際に、コブレンツ中央駅で摂りました。
ホテルに一旦戻った後、水などの買い出しのためにリューデスハイムの夜の町を散策。
ちょっとしたミニスーパーはありましたが、夜営業している店は少ないようでした。
初稿:2013/10/04