世界遺産「フェルクリンゲン製鉄所」とは
「フェルクリンゲン製鉄所」は、ドイツにある世界遺産です。正式な名称は「Völklinger Hütte - Das Eisenwerk im Saarland」で、英語では「Völklingen Ironworks」や「Völklingen Steelworks」とも呼ばれます。この製鉄所は、サールラント州のフェルクリンゲンに位置しており、19世紀から20世紀にかけて活動していた歴史的な工業施設です。
1994年に「フェルクリンゲン製鉄所」はユネスコの世界遺産に登録されました。
世界遺産「ロルシュの修道院とアルテンミュンスター」とは
ロルシュの修道院とアルテンミュンスターは、ドイツのヘッセン州にある世界遺産です。764年にフランク王国のカロリング朝の貴族カンコルによって建立された修道院で、8世紀から9世紀にかけて繁栄しました。修道院には、王の門、教会堂、回廊、礼拝堂、図書館、写本室など、多くの建物が残っています。アルテンミュンスターは、修道院の最初の教会堂で、8世紀に建てられました。修道院とアルテンミュンスターは、カロリング朝の建築様式を代表する貴重な遺跡です。
ロルシュの修道院とアルテンミュンスターは、1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。登録理由は、「カロリング朝の建築様式を代表する貴重な遺跡であり、ヨーロッパの文化史において重要な役割を果たした」というものです。
旅行記
移動(トリーア=フェルクリンゲン)
トリーアのホテルを午前中にチェックアウト。鉄道で世界遺産「フェルクリンゲン製鉄所」へ向かいます。
フェルクリンゲン駅到着後、駅近くのスーパーマーケットにキャリーケースを預けました。
世界遺産「フェルクリンゲン製鉄所」
世界遺産「フェルクリンゲン製鉄所」はフェルクリンゲン駅から歩いてすぐです。町の中にあります。
産業遺産の重要性を改めて感じることができる貴重な体験でした。歴史的な高炉や製鉄所の施設が、産業革命時代の技術と労働の実像を伝えてくれました。工業化の進化や労働者の生活に思いを馳せながら、過去の時代を垣間見ることができました。
移動(フェルクリンゲン=ロルシュ)
フェルクリンゲン製鉄所の後、世界遺産「ロルシュの修道院とアルテンミュンスター」へ向かいます。
フェルクリンゲンからロルシュへはローカルな鉄道を乗り継いで行きました。
ロルシュ駅はかなり小さな駅で、困ったことにコインロッカーがありませんでした。
仕方がないので、キャリーケースを持って世界遺産まで歩きました。
駅からロルシュの修道院まで結構歩きました。20分程でしょうか。
Google Mapを見つつ、地元のドイツ人に道を訪ねながら、なんとかロルシュの世界遺産に到着できました。
世界遺産「ロルシュの修道院とアルテンミュンスター」
着いてビックリ、残念ながら工事中でした。
隣に博物館があったので、パンフレットや地図などを入手。
工事中でしたが、一通り見学&撮影。
観光客は誰もいませんでした。
近くの市庁舎に寄って、帰りも徒歩で駅まで戻りました。
これで今回の一人旅で世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行の世界遺産ミッションは終了です。
移動(ロルシュ=フランクフルト)
ロルシュから最後の宿泊地のフランクフルトへ向かいました。
フランクフルト中央駅には夜7時に到着。
面倒くさかったので、夕食は駅構内のマクドナルドで済ませました。
駅から徒歩5分ほどでホテルに到着。
チェックイン後、一休みしてから、夜景の撮影に出かけました。
フランクフルト夜景撮影
結構疲れてましたが、どうしてもECB(欧州中央銀行)のユーロマーク(ユーロサイン)が撮影したかったので、行きました。
その後は、マイン川沿いの夜景の鑑賞&撮影。
ちょっとお腹がすいたので、ホテル近くのマクドナルドへ。
翌日の空港までの電車の時間だけ調べて、就寝。
初稿:2013年10月8日