欧州旅行記67日目:世界遺産「ポブレー修道院」

2018年3月15日木曜日

スペイン ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 世界遺産

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スペインの世界遺産「ポブレー修道院」

一人旅のヨーロッパ旅行記67日目、スペイン35日目は、世界遺産「ポブレー修道院」を観光しました。

ヨーロッパ世界遺産旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「ポブレー修道院」とは

世界遺産「ポブレー修道院」は、スペインにある歴史的な修道院であり、カタルーニャ地方に位置しています。正式名称は「サン・マリア・ダ・ポブレー修道院」(Santa Maria de Poblet)といいます。

ポブレー修道院は、1150年頃に建設が始まり、12世紀にカリスマティックな修道院長であるサント・オーギュスティン(Saint-Augustine)によって創設されました。修道院は中世のロマネスク様式で建築されており、美しい彫刻や装飾が施されています。

ポブレー修道院は、数世紀にわたってカトリックの修道士たちが暮らし、学問や宗教活動を行ってきた歴史的な場所です。修道院の広大な敷地には、教会、修道士たちの居住エリア、回廊、図書館、庭園などがあり、中世の修道院の様相を見事に残しています。

この修道院は特にアラゴン王国とカタルーニャ王国の歴史に深くかかわっており、重要な政治的、宗教的な出来事が行われた場所としても知られています。また、ポブレー修道院はカタルーニャ地方のゴシック様式とルネサンス様式の融合が見られる建築的な美しさで知られており、世界遺産として価値が認められています。

一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

エスプルガ・デ・フランコリから世界遺産「ポブレー修道院」

前泊したエスプルガ・デ・フランコリ(L'Espluga de Francolí)のホテルから歩いて世界遺産「ポブレー修道院」を目指しました。

計画時に散々日帰りで「ポブレー修道院」を観光する方法を探しましたが、エスプルガ・デ・フランコリで前泊して正解でした。

「ポブレー修道院」まではのんびりした田舎道をひたすら歩きます。

途中、ぶどう畑なんかもあってなかなか気持ちよかったです。

約30分くらいで到着。

世界遺産「ポブレー修道院」観光

観光客はかなり少なかったです。

凄い田舎にある修道院ですが、かなりの大規模です。

同じく世界遺産になっているグアダルーペ(スペイン)の「サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院」と同じくらい大きかったです。

主祭壇を始め「ポブレー修道院」の内部の彫刻が素晴らしいです。

中庭を囲む回廊に施された彫刻も素晴らしいです。

そういえば、絵画のような美術品はあまりなかったです。

修道院にはお土産ショップが併設されていて、修道院で作ったワインなどもありました。

一人旅だと荷物になるので、お土産は買いませんでした。

「ポブレー修道院」の観光を終えるとランチの時刻。

修道院の周りには数軒食べるところがありましたが、節約旅行には不向きなお料理の割に値段のはる観光地価格だったので、そのまま歩いてエスプルガ・デ・フランコリの町まで戻ることにしました。

エスプルガ・デ・フランコリからリェイダ(またはレリダ)

ランチの後、レスプルガデフランコリのホテルで荷物をピックアップして、駅まで歩いて移動。

帰りは下りなので幾分楽でした。

この後、鉄道(レンフェ)でリェイダ(またはレリダ)まで行きました。

因みにリェイダ(Lleida)はカタルーニャ語で、スペイン語ではレリダ(Lérida)といいます。

ホテルにチェックイン後、リェイダ市内観光へ。夏のスペインは日が長いです。

リェイダ旧大聖堂を訪れた私は、その壮大な姿に圧倒されました。この美しい大聖堂は、カタルーニャ地方のリェイダ市に位置し、歴史と宗教の息吹を感じさせる素晴らしい建築物でした。

まず、大聖堂の外観は迫力がありました。壁面に刻まれた精巧な彫刻や装飾は、芸術的な技巧を感じさせます。特にゴシック様式の尖塔は空に向かってそびえ立ち、その美しさに見入ってしまいました。大聖堂の建物は歴史的な石造りであり、中世の時代にどれだけ努力して建てられたのかを想像することができました。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

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