>一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記62日目、スペイン30日目は、世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」を観光しました。
世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」とは
世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」は、スペインのアンダルシア地方に位置する考古学的な遺跡群を指します。正式名称は「アンテケーラのメンヒル・ドルメン遺跡群」(Antequera Dolmens Site)としても知られています。
この遺跡群には、3つの主要なドルメン(巨石墓)が含まれており、それらは新石器時代後期から青銅器時代初期の紀元前3,000年頃に築かれました。ドルメンは巨大な石を組み合わせて作られた墓であり、当時の人々の信仰や葬儀の慣習を反映しています。
アンテケーラのドルメン遺跡は、石の巨大な構造物として非常に印象的であり、考古学的な重要性が高く評価されています。これらの遺跡は、古代の文化や社会に対する貴重な洞察を提供しており、スペインの先史時代の理解に寄与しています。
また、アンテケーラのドルメン遺跡は、その保存状態の良さや歴史的な意義から、世界遺産に登録されました。訪れる人々は、古代の謎に包まれた遺跡を見学することで、過去の文明の謎を解き明かす興奮と感動を共有することができます。
アンテケーラのドルメン遺跡は、スペインの古代史を知るための貴重な遺産であり、考古学や歴史に興味を持つ旅行者にとって特に魅力的な場所です。
一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。
世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」訪問
グラナダから日帰りで、世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」を訪問しました。
鉄道でアンテケーラ駅(Antequera)まで行き、駅からは徒歩で遺跡へ向かいます。
スペインのアンダルシア地方にある世界遺産「アンテケーラのドルメン遺跡」を訪れました。この神秘的な遺跡に足を踏み入れた瞬間から、まるでタイムトラベルしたかのような感覚に包まれました。
広大な敷地に立ち並ぶ巨大な石の構造物は、その存在感に圧倒されました。約3,000年前に築かれたという歴史を考えると、古代人の知恵と技術に敬意を払わずにはいられませんでした。
ドルメンの内部に足を踏み入れると、神秘的な雰囲気が漂っていました。岩でできた暗がりの中には、昔の人々が埋葬されたとされる石棺がありました。そこに思いを馳せると、過去の暮らしや信仰についての想像が膨らみました。
ドルメン遺跡の周りには、美しい風景が広がっていました。豊かな自然と歴史的な遺産が融合し、訪れる人々を魅了してやみません。青い空に映える石の巨大なドアや石塚は、まさに絵画のようでした。
アンテケーラのドルメン遺跡は、歴史と自然の融合の美しい例です。この遺跡を訪れると、スペインの古代の文明に触れ、過去の人々の生活や信仰を尊重する大切さを感じることができます。私にとって、アンテケーラのドルメン遺跡は不思議な魅力にあふれ、心に深い感銘を与える場所でした。
世界遺産に登録された日に訪問したため、現地にはスペインのテレビ局が取材に来ていました。
翌日の旅行記もお楽しみに。
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