旅行記90日目 寝台列車移動(トゥルチャ=オラシュティエ)後、世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」

2023年7月2日日曜日

ヨーロッパ6ケ国周遊旅行記 ルーマニア

t f B! P L
世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」

ヨーロッパ旅行記90日目、ルーマニア10日目は、寝台列車で移動(トゥルチャ=オラシュティエ)後、世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」を目指します。

ヨーロッパ世界遺産旅行のまとめページはこちらです。

世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」とは

世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」は、ルーマニアのオラシュティエ山脈に位置する一連の要塞跡です。この地域は、紀元前2世紀から3世紀にかけてダキア人が築いた要塞や集落が残されており、その歴史的・考古学的価値から世界遺産に登録されました。

オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群は、ダキア人がローマ帝国に対抗するために築いた防衛施設や居住地です。要塞は山々の尾根に建てられており、地形を活かした戦略的な配置が特徴です。要塞は石積みや木造構造で築かれ、ダキア人の生活様式や文化を知る上で貴重な資料となっています。

この世界遺産は、ダキア人の歴史や文化についての重要な証拠となっています。要塞群はダキア人の社会組織や防衛戦略に関する知見を提供し、その存在自体がダキア人の存在と影響力を物語っています。

訪れる際には、ガイド付きツアーや現地の案内板を活用することをおすすめします。要塞群は広範囲にわたって存在しており、専門的な解説や遺跡の特徴を理解することで、より深い理解と鑑賞が可能となります。

世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」は、ルーマニアの歴史と文化を探求する上で興味深いスポットです。ダキア人の遺産を訪れることで、遠い過去の人々の生活や文明の一端に触れ、その歴史の重要性を実感することができるでしょう。

旅行記

早朝にオラシュティエ駅に到着しました。駅からタクシーで中心部にあるHotel Dacorへ移動します。

チェックイン後、世界遺産「オラシュチエ山脈のダキア人の要塞群」のサルミゼゲトゥサへ向かいます。

公共交通機関もツアーもないので、タクシーをチャーターしました。中々陽気なおっさんドライバーでした。

サルミゼゲトゥサは山の上にあって、車の通れる道路からかなり歩きます。タクシーを降りてから小1時間歩きました。

サルミゼゲトゥサ、それはオラシュチエ山脈の頂上に聳え立つ迫力ある要塞でした。私がその地を訪れた時、まず目に飛び込んできたのはその壮大な景観でした。山々に囲まれた場所にあり、壁の上からは一望できる美しい景色が広がっていました。

要塞に入ると、まるでダキア人の時代にタイムスリップしたかのような感覚に包まれました。古代の石造りの建物が迫力を持ってそびえ立ち、遠くからでもその存在感が伝わってきました。歴史の重みを感じながら、その壁に触れることで、ダキア人の生活や文化に思いを馳せました。

サルミゼゲトゥサの内部に足を踏み入れると、広大な広場や建物が広がっていました。ダキア人の日常生活や活動の痕跡が残されており、それらを目にすることで、彼らの社会や文明の一端を垣間見ることができました。特に印象的だったのは、巧妙に構築された防衛施設や儀式用の建物でした。彼らがどれほどの努力を重ねて要塞を築いたのか、その技術や工夫に感動しました。

また、要塞の周囲に広がる自然環境も魅力的でした。静寂な山々や緑豊かな景色が、要塞を取り囲み、訪れる人々を癒してくれます。自然と歴史の融合が美しい光景を作り出し、私の心を深く打ち震わせました。

サルミゼゲトゥサを訪れた感想としては、その歴史的な価値と迫力ある姿に圧倒されたということです。ダキア人の要塞群は、彼らの知恵と努力、そして文化を象徴しています。その場所に立ち、彼らの遺産に触れることで、私は歴史の尊さと人間の可能性を改めて感じることができました。

帰りにコステシュティの要塞(Dacian Fortress Costesti)にも寄ってもらい写真撮影しました。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

Adsense

このブログを検索

ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
世界遺産ランキング

QooQ