ヨーロッパ旅行記85日目、ルーマニア5日目は、移動(バヤ・マレ=スチャヴァ)後、世界遺産「モルダヴィアの教会群」を目指します。
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世界遺産「モルダヴィアの教会群」とは
モルダヴィアの教会群(Painted Churches of Moldavia)は、ルーマニアのモルダヴィア地域に位置する一連の教会群のことを指します。これらの教会は、15世紀から16世紀にかけて建てられ、特徴的な壁画で知られています。
モルダヴィアの教会群は、ビザンティン美術の影響を受けた壁画で装飾された木造教会や石造教会から成り立っています。これらの壁画は、キリスト教の聖書の場面や聖人の肖像画などを描いており、豊かな色彩と繊細なデザインが特徴です。
これらの教会は、モルダヴィア地域の文化的・宗教的な重要性を示すものとして、1993年にUNESCOの世界遺産に登録されました。モルダヴィアの教会群は、ルーマニアの歴史と芸術の宝であり、訪れる人々に独特の美しさと精巧な壁画の世界を提供しています。
旅行記
世界遺産「モルダヴィアの教会群」の観光の拠点はスチャヴァです。この日はバヤ・マレからスチャヴァへ鉄道で移動します。
途中、Dej Călători駅で乗継の時間があったので、駅から市街まで遠かったけど、少しだけデジ(Dej)を観光します。
スチャヴァに到着後、ホテルにチェックインします。その後、まだ陽もあったので、世界遺産「モルダヴィアの教会群」のひとつ「聖ゲオルゲ教会(Saint John the New Monastery)」へ向かいます。
駅前近くのホテルから市街まではバスがあります。バスを降りて徒歩10分ほどで「聖ゲオルゲ教会(Saint John the New Monastery)」に到着します。ミサの最中で沢山の人が教会の中にいました。この教会の見所はエクステリアに描かれた色鮮やかな壁画です。このような教会を初めて見ました。