イタリアは美しい景観と歴史的な遺産が豊富な国であり、世界遺産の数も多く登録されています。公共交通機関を活用しながらこれらの素晴らしい場所を巡る旅は、文化や歴史への深い理解を深める絶好の機会となるでしょう。
イタリアの世界遺産を公共交通機関で巡る旅は、豊かな文化と歴史を探求する絶好の機会です。各地の世界遺産へのアクセス方法とおおよその所要時間をまとめました。以下では、イタリアの全部の世界遺産とその行き方について紹介します。
「アルベロベッロのトゥルッリ」
アルベロベッロのトゥルッリ(Trulli of Alberobello)は、イタリアのプッリャ州にある特別な建築様式の家屋です。アルベロベッロは世界遺産に登録されており、その特徴的な建築物で有名です。
トゥルッリは円錐形の屋根が特徴的で、石で積み上げられたドーム状の屋根が特徴です。これらの建物は通常、無し垂木屋根やセメントなどの材料を使用せずに石を積み上げて造られています。また、屋根の先端には独特の飾りが施されていることもあります。
アルベロベッロのトゥルッリは、15世紀から16世紀にかけて建てられたものが多く、当初は税金を逃れるために簡単に解体できる家屋として造られたと言われています。その後、トゥルッリの建築様式が広がり、今日では観光名所として多くの観光客が訪れる場所となっています。
「アルベロベッロのトゥルッリ」への行き方
「アルベロベッロのトゥルッリ」への行き方は、主に以下の方法があります。
フライトとレンタカー: アルベロベッロはブリンディジ空港やバーリ空港から車でアクセスできます。空港からレンタカーを借りて現地に向かう方法が便利です。
鉄道: バーリからアルベロベッロへの電車も運行されています。バーリ中央駅からアルベロベッロ行きの列車に乗り、約1時間程度で到着します。
バス: バーリからアルベロベッロへの直行バスも運行されています。バスはバーリ中央駅やバーリ空港から出発しています。
ツアー: アルベロベッロは人気の観光地であり、ツアーオプションも多数あります。ツアーに参加することで、現地ガイドと一緒にアルベロベッロを楽しむことができます。
どの方法を選ぶかは個人の好みや旅程によって異なりますが、公共交通機関を利用する場合は事前に時刻表やルートを確認しておくことがおすすめです。また、現地での移動をスムーズにするために英語が通じる地図やアプリを準備しておくと便利です。
おすすは「鉄道を利用する方法」
鉄道を利用する方法が「アルベロベッロのトゥルッリ」への行き方としておすすめな理由は以下の通りです:
- アクセスの便利さ: バーリ中央駅からアルベロベッロ行きの列車が頻繁に運行されています。そのため、バーリからアルベロベッロへのアクセスが比較的簡単で便利です。
- 移動時間の短縮: 列車は高速で運行される場合が多いため、車での移動よりも時間を短縮できます。アルベロベッロまでの列車の所要時間は約1時間程度で、旅行時間を節約できます。
- 安定した運行: イタリアの鉄道は一般的に安定した運行が行われており、遅延やキャンセルが少ない傾向があります。予定を立てやすく、ストレスなく移動ができる点が鉄道の利点です。
- 眺めを楽しみながらの移動: 鉄道は窓からの景色を楽しむことができます。美しいイタリアの風景を眺めながらの移動は、旅の醍醐味の一つとなるでしょう。
- バーリ市内の混雑回避: バーリ市内は交通渋滞が発生することがありますが、鉄道を利用することで混雑を避けることができます。
これらの理由から、バーリからアルベロベッロへの行き方として、鉄道を利用することをおすすめします。快適で便利な移動ができ、アルベロベッロでの観光をより楽しむことができるでしょう。
「カステル・デル・モンテ」
「カステル・デル・モンテ」とは、イタリアのアプリア州にある中世の城館であり、世界遺産にも登録されている歴史的な建築物です。名前はイタリア語で「山の城」という意味を持ちます。
カステル・デル・モンテは、13世紀にフリードリヒ2世という神聖ローマ皇帝によって建てられました。円形の建物で、円形の塔が8つ並ぶ特徴的な構造を持っています。建物の内部は石造りで装飾され、当時の贅沢な宮殿としての機能を持っていました。
この城館は当時の建築技術の傑作であり、戦略的な要塞としての機能を持ちながら、芸術的な価値も高く評価されています。また、その円形のデザインと神秘的な雰囲気から、多くの観光客に人気の観光スポットとなっています。
「カステル・デル・モンテ」への行き方
「カステル・デル・モンテ」への行き方は主に以下の方法があります。
車を利用する場合:
カステル・デル・モンテはバーリ市から車で約1時間程度の距離に位置しています。バーリ市内からは高速道路を利用して、AP-BA20およびSS170道路を経由してアクセスすることができます。周辺に駐車場もあるので、車でのアクセスが便利です。
電車とバスを利用する場合:
バーリ中央駅からカステル・デル・モンテへの電車とバスを利用する方法もあります。バーリ中央駅からトレニタリア(Trenitalia)の電車でアンドリア駅まで移動し、そこからアンドリア駅前のバス停からシティ・スリバ(Città S.p.a)社のバスを利用してカステル・デル・モンテへ向かうことができます。
オーガナイズドツアーを利用する場合:
バーリ市や他の主要都市から、カステル・デル・モンテへのオーガナイズドツアーを利用する方法もあります。旅行会社や観光ガイドが手配したツアーに参加することで、アクセスから見学まで全てをプランニングしてもらうことができます。
これらの方法を選択する際には、自身の予算やスケジュールに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。また、事前に交通手段や観光ルートについて調査し、スムーズな旅行を楽しむことがおすすめです。
おすすは「電車とバスを利用する方法」
電車とバスを利用する場合のおすすめポイントは以下の通りです。
- 環境に配慮した移動: 電車やバスは比較的エコな交通手段です。多くの人が一度に移動できるため、個別に車を使うよりも環境にやさしい選択となります。
- 安価な交通手段: 電車とバスは車やタクシーと比べて比較的安価な交通手段です。バーリ中央駅からアンドリア駅までの電車の料金もリーズナブルであり、バスも一般的な公共交通機関の料金です。
- ドライバー不要で快適な移動: 電車やバスを利用すると、自分自身で運転する必要がないため、快適な移動が可能です。観光地に向かう間も、景色を楽しんだり、リラックスしたりできます。
- 便利なスケジュール: バーリ中央駅からアンドリア駅までの電車や、アンドリア駅からカステル・デル・モンテへのバスは、比較的頻繁に運行されています。旅程を事前に調べておけば、スケジュールに合わせて移動できます。
- ローカルな体験: 電車やバスを利用することで、地元の人々とのふれあいやローカルな風景を楽しむことができます。現地の人たちとの交流も旅の醍醐味となるでしょう。
これらの理由から、電車とバスを利用することで、効率的で快適な旅行ができるでしょう。また、現地の文化や雰囲気をより身近に感じることができるのも、この方法の魅力です。
「マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園」バジリカータ州
「マテーラの洞窟住居と岩窟教会」はユニークな景観が魅力です。マテーラ中央駅からバスや徒歩で洞窟住居(サッシ)や岩窟教会を訪れることができます。おすすめは、グラヴィーナ渓谷を挟んで対岸にあるマテーラの町の全景が見える展望台(Belvedere Murgia Timone)です。
バーリからの行き方
バーリ中央駅からマテーラ中央駅までは私鉄(Ferrovie Appulo Lucane)で行きます。マテーラ中央駅から展望台(Belvedere Murgia Timone)まではバスを利用します。所要時間は3時間(乗り継ぎ含む)です。
帰りは、バスを途中の洞窟住居(サッシ)地区で降りて、世界遺産の町並みを散策しながら、徒歩でマテーラ中央駅へ向かうのが効率的です。
「パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園」
「パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園」は、イタリアのチレント地域に位置する世界遺産の複合文化遺産です。
この地域には複数の重要な遺跡と自然環境が含まれています。主な要素としては以下のようなものがあります:
- パエストゥムの考古遺跡群: 古代ギリシャ植民都市パエストゥムの遺跡で、特に三つのドーリア式神殿(ヘラ神殿、アテナ神殿、ヘーラ2神殿)が有名です。この遺跡群はギリシャ文化の影響を受けた優れた建築物が残されており、歴史的・文化的な価値が高いです。
- ヴェーリアの考古遺跡群: 古代ローマ都市ヴェーリアの遺跡で、ローマ時代の遺構や劇場、バシリカ、公共浴場などがあります。ローマ帝国の遺産が見られる場所として重要です。
- パドゥーラのカルトゥジオ修道院: 中世の修道院で、美しい建築物と芸術作品が見られます。宗教的な重要性と美術的価値があります。
- チレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園: チレント地域とヴァッロ・ディ・ディアーノ地域の自然保護区で、美しい海岸線、豊かな自然、多様な生態系があります。自然愛好家にとって魅力的な場所です。
この世界遺産は、古代から中世、そして自然環境に至るまで、チレント地域の豊かな文化遺産を総合的に評価したものであり、観光客にとっても歴史と自然の魅力を堪能できる場所として人気です。
パエストゥムの考古遺跡群への行き方
パエストゥムの考古遺跡群への行き方は、主にナポリやサレルノからのアクセスが便利です。以下は一般的な行き方の例です:
ナポリからの行き方:
- ナポリ中央駅(Napoli Centrale)から列車に乗り、Salerno行きの列車に乗り換えます。
- Paestum(パエストゥム)駅で下車します。所要時間は約1時間から1時間半程度です。
- Paestum駅から考古遺跡群までは徒歩で約15分程度です。
サレルノからの行き方:
- サレルノ中央駅(Salerno Centrale)からPaestum(パエストゥム)行きの列車に乗ります。
- Paestum駅で下車し、考古遺跡群までは徒歩で約15分程度です。
なお、列車の時刻や運行状況は変更になる場合があるため、事前に公式ウェブサイトや鉄道会社のサイトで最新の情報を確認することをおすすめします。また、他の交通手段としては、ツアーバスを利用することも考えられます。現地に到着後は、観光案内所やサイトの案内板を頼りに考古遺跡群へのアクセス方法を尋ねるとスムーズに行けるでしょう。
「ポンペイ、ヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域」
「ポンペイの都市遺跡」への行き方
「ポンペイの都市遺跡」への行き方は、イタリアのナポリから比較的アクセスが良いです。以下は一般的な行き方の手順です。
ナポリへの到着:
ナポリは国内外からアクセスが可能な主要な都市です。ナポリへは空路、鉄道、バスなどで到着することができます。
ナポリからポンペイへの移動:
ポンペイはナポリから約30キロ離れています。列車やバスを利用して移動することができます。
- 列車: ナポリの中央駅からポンペイ駅までの直通列車が運行されています。所要時間は約30分から40分程度です。
- バス: ナポリ中央駅やその他の地点からポンペイへのバスも運行されています。所要時間は列車よりも長くなる場合があります。
ポンペイの都市遺跡の観光:
ポンペイの都市遺跡は歩いて観光することができます。現地で入場券を購入し、遺跡を自由に散策することができます。また、ガイド付きツアーも利用することができます。
注意点:
- ポンペイは観光地なので、混雑する場合があります。特に観光シーズンや休日は混雑が予想されるため、事前にチケットを購入しておくか、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
- 遺跡内では歩きやすい靴や帽子、日焼け止めなどの準備をしておくと良いでしょう。
- ガイド付きツアーを利用すると、歴史や文化について詳細な解説を聞くことができるため、より充実した観光ができるかもしれません。
「カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョの邸宅群」
「カゼルタ宮殿」への行き方
世界遺産「カゼルタ宮殿」への行き方は、主にナポリからアクセスする方法が一般的です。以下は一般的な行き方の手順です。
ナポリへの到着:
カゼルタ宮殿はイタリアのナポリに近く、ナポリへの到着が最初のステップです。ナポリは国内外からアクセスが可能な主要な都市です。ナポリへは空路、鉄道、バスなどで到着することができます。
ナポリからカゼルタ宮殿への移動:
カゼルタ宮殿はナポリから約30キロ離れたカゼルタ市にあります。以下はいくつかの移動手段です。
- 列車: ナポリの中央駅からカゼルタ駅までの直通列車が運行されています。所要時間は約20分から30分程度です。
- バス: ナポリ中央駅やその他の地点からカゼルタ市までのバスも運行されています。所要時間は列車よりも長くなる場合があります。
カゼルタ宮殿の観光:
カゼルタ宮殿はバロック様式の宮殿で、広大な敷地と壮大な庭園が特徴です。宮殿内部の見学や庭園の散策ができます。入場券は現地で購入することができます。
注意点:
- カゼルタ宮殿は観光地なので、混雑する場合があります。特に観光シーズンや休日は混雑が予想されるため、事前にチケットを購入しておくか、早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
- 庭園内では歩きやすい靴や帽子、日焼け止めなどの準備をしておくと良いでしょう。
アマルフィ海岸
アマルフィへの行き方
アマルフィはイタリアのカンパニア州サレルノ県に位置しています。以下は一般的な行き方の手順です。
ナポリへの到着:
アマルフィへのアクセスはナポリから行われることが一般的です。ナポリはイタリアの主要な都市であり、国内外からのアクセスが容易です。ナポリへは空路、鉄道、バスなどで到着することができます。
ナポリからアマルフィへの移動:
ナポリからアマルフィへの移動にはいくつかの方法があります。
- 列車とバス: ナポリの中央駅からサレルノ行きの列車に乗り、サレルノ駅で降ります。そこからアマルフィ行きのバスに乗り換えてアマルフィへ向かいます。バスの所要時間は約1時間から1時間半程度です。
- フェリー: 夏季にはナポリからアマルフィへのフェリーが運行されることもあります。フェリーは海沿いの景色を楽しみながら移動できるので、観光としても楽しいです。
アマルフィの観光:
アマルフィは美しい海岸線やカラフルな建物が特徴的な観光地です。アマルフィの街並みやビーチでの散策、カプリ島への日帰り旅行などが楽しめます。また、アマルフィはアマルフィ・コーストの一部であり、周辺の美しい村々も訪れることができます。
注意点:
- アマルフィは観光地なので、特に観光シーズンや休日は混雑が予想されるため、事前に宿泊や交通手段の予約をしておくと良いでしょう。
- 現地の公共交通機関のスケジュールや運行状況は変化する可能性があるため、最新の情報を確認してから旅行を計画してください。
「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)」ロンバルディア州プッリャ州カンパニア州ウンブリア州フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
「サンタ・ソフィアの建造物群」への行き方:
サンタ・ソフィアの建造物群は、イタリア共和国カンパーニア州ベネヴェント県ベネヴェントに位置しています。
サンタ・ソフィアの建造物群は、ローマ時代から中世にかけての歴史的な遺産を含む複合施設です。ベネヴェントは美しい景色や歴史的な建築物が多く、観光名所としても人気があります。
以下はサンタ・ソフィアへの行き方の手順です。
- ナポリ中央駅(ナポリ・セントラーレ駅)からベネヴェント行きの列車は定期的に運行されており、所要時間は約1時間から1時間半程度です。また、ナポリ中央駅からベネヴェントへのバスも運行されています。
- ベネヴェントに到着したら、そこからサンタ・ソフィアの建造物群へのアクセスを取ります。タクシーやレンタカーを利用するか、現地の公共交通機関を利用して目的地へ向かいます。
「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」ラツィオ州
ローマ歴史地区は数多くの有名な観光スポットが集まる地域であり、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂もその一部です。ローマ・テルミニ駅から地下鉄やバスを利用して、各観光スポットへアクセスすることができます。
「バチカン市国」バチカン
バチカン市国への行き方
バチカン市国は、世界最小の独立国であり、ローマ市内に位置しているため観光者に人気のスポットです。バチカン市国内には、バチカン美術館、サン・ピエトロ大聖堂、システィーナ礼拝堂など、多くの歴史的な観光名所があります。
バチカン市国はローマ市内に位置しています。以下はバチカン市国への行き方の手順です。
ローマへの到着:
まず、ローマへの到着方法には主に以下の方法があります。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ・フィウミチーノ空港(Fiumicino Airport):主要な国際空港で、ローマ市内から約30キロメートル西に位置しています。空港からローマ市内へのアクセスにはタクシーやエクスプレス列車などがあります。
- チャンピーノ空港(Ciampino Airport):ローマ市内から約15キロメートル南東に位置しています。主に格安航空会社が利用しています。
- 鉄道:ローマには複数の鉄道駅がありますが、主要な駅はローマ・テルミニ駅(Roma Termini)とローマ・ティブルティーナ駅(Roma Tiburtina)です。欧州各地から列車でローマに到着することができます。
- バス:欧州各地から長距離バスがローマに到着します。バスターミナルはローマ・テルミニ駅周辺やローマ・ティブルティーナ駅周辺にあります。
ローマ市内からバチカン市国へのアクセス:
ローマ市内からバチカン市国へは、以下の方法でアクセスできます。
- メトロ(地下鉄):ローマ市内にはメトロのA線とC線があり、バチカン市国への最寄り駅はA線の「オットアヴィアーノ駅(Ottaviano)」です。
- バス:ローマ市内のバスもバチカン市国へのアクセスに便利です。バチカン市国に近い主要バス停は「ピオ・クレメンティーノ・サン・ヴィンチェンツォ・パッラッツォ・アポストリコ(Pio Clementino San Vincenzo Palazzo Apostolico)」です。
- タクシー:ローマ市内のタクシーを利用してもバチカン市国にアクセスできます。
「チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群」ラツィオ州
モンテロッツィのネクロポリス(タルクイーニア)への行き方
モンテロッツィのネクロポリスへの行き方は以下のようになります。
電車を利用する場合:
ローマ市内のテルミニ駅から列車を利用してタルクイーニア駅まで移動します。タルクイーニア駅からはタクシーやバスを利用してモンテロッツィのネクロポリスに向かいます。タルクイーニア駅からネクロポリスまでの距離は約5km程度です。
グループツアーを利用する場合:
ローマ市内の旅行代理店などがオーガナイズしているツアーに参加することも可能です。これらのツアーには専用のバスが用意されており、ガイドが案内してくれるので、安心してモンテロッツィのネクロポリスを訪れることができます。
注意
なお、公共交通機関やレンタカーを利用する場合は、事前にスケジュールやアクセス方法を調べ、移動に十分な時間を確保することが大切です。モンテロッツィのネクロポリスはローマからやや距離があるため、しっかりと計画を立てて訪れることをおすすめします。
「ヴィッラ・アドリアーナ(ティヴォリ)」
ヴィッラ・アドリアーナへの行き方
ヴィッラ・アドリアーナはローマから約30キロメートル離れたティヴォリにあります。以下はヴィッラ・アドリアーナへの行き方の一般的な方法です。
電車とバスを利用する場合:
地下鉄でポンテ・マンモロ駅まで行き、ティヴォリ行きCotral社バスに乗ります。ティヴォリの手前のヴィッラ・アドリアーナの最寄りのバス停から徒歩25分です。
電車とバスを利用する場合:
ローマ市内のテルミニ駅から、ティヴォリ行きの電車に乗ります。テルミニ駅からティヴォリまでの電車は頻繁に運行されており、所要時間は約30分程度です。ティヴォリ駅に到着したら、駅前のバスターミナルからヴィッラ・アドリアーナ行きのバスに乗り換えます。バスでヴィッラ・アドリアーナに向かいます。
グループツアーを利用する場合:
ローマ市内の旅行代理店や観光ツアー会社がオーガナイズしているヴィッラ・アドリアーナへのツアーに参加することもできます。これらのツアーは専用のバスでヴィッラ・アドリアーナまで案内してくれるので、手間をかけずに訪れることができます。
なお、公共交通機関を利用する場合は、事前に時刻表やアクセス方法を調べ、移動に十分な時間を確保することが大切です。ヴィッラ・アドリアーナはローマからやや距離があるため、計画を立てて訪れることをおすすめします。
「サン・ジミニャーノ歴史地区」トスカーナ州
「サン・ジミニャーノ歴史地区」への行き方
「サン・ジミニャーノ歴史地区」はトスカーナ州にあります。フィレンツェやシエナからのアクセスが便利です。
フィレンツェからの行き方
フィレンツェから、ポッジボンシまで鉄道かバスで行きます。ポッジポンシからバスまたはタクシーを利用してサン・ジミニャーノに向かうことができます。
シエナからの行き方
シエナから、ポッジボンシまで鉄道かバスで行きます。ポッジポンシからバスまたはタクシーを利用してサン・ジミニャーノに向かうことができます。
どちらの方法も、事前に時刻表や運賃を確認しておくことがおすすめです。また、現地の情報センターや観光案内所でも詳しい情報を入手できるので、現地に到着したらそちらも利用してみてください。
「ピエンツァ市街の歴史地区」トスカーナ州
「シエーナ歴史地区」トスカーナ州
シエーナ歴史地区への行き方
シエーナ歴史地区への行き方は、主に以下の方法があります。
電車を利用する方法:
フィレンツェからシエーナへは、電車を利用することができます。フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からシエーナ行きの電車に乗ります。所要時間は約1.5〜2時間程度です。
バスを利用する方法:
フィレンツェや他の都市からシエーナへのバスも運行されています。バスの便や所要時間は運行会社によって異なりますので、事前に調べて予約をすることがおすすめです。
以上の方法でシエーナ歴史地区へのアクセスが可能です。旅行の計画にあわせて適切な方法を選んでください。
「トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群」トスカーナ州
ヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアへの行き方
ヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアは、トスカーナ州フィレンツェ県バッジョ・ア・ロ・バッチャーノに位置しています。以下は、フィレンツェからヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアへの一般的な行き方の方法です。
公共交通機関を利用する方法:
フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から列車やトラム・バスを利用してヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアにアクセスすることができます。いずれの場合も、最寄りの駅から徒歩30分です。
タクシーを利用する方法:
フィレンツェからタクシーを利用して直接ヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアに向かうこともできます。タクシーを利用すると、より自由なスケジュールで観光を楽しむことができますが、交通費がかかることや駐車場の問題にも注意が必要です。
注意
ヴィッラ・メディチェア・ラ・ペトライアへの行き方は、交通手段や出発地点によって異なる場合がありますので、訪れる際には事前に公共交通機関の時刻表やアクセス情報を調べて計画を立てると良いでしょう。また、現地での移動に不安がある場合は、観光案内所やホテルのスタッフに相談することもおすすめです。
「フィレンツェ歴史地区」トスカーナ州
トスカーナ州のフィレンツェは美しいルネサンスの街並みで知られており、数多くの世界遺産が集まっています。フィレンツェ歴史地区を公共交通機関で巡る場合、フィレンツェ中央駅から徒歩や市内バスを利用して観光スポットへアクセスすることができます。
「ピサのドゥオモ広場」トスカーナ州
ピサのドゥオモ広場には、世界的に有名な斜塔があります。ピサ中央駅からバスや徒歩でドゥオモ広場にアクセスすることができます。
フィレンツェからの行き方
フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅からピサ中央駅までは、鉄道(FS)で行きます。ピサ中央駅からピサのドゥオモ広場まではバスで行きます。所要時間は2時間(乗り換え時間を含む)です。帰りはピサの町を散策しながら、徒歩でピサ中央駅まで戻るのが効率的です。まっすぐ歩けば徒歩で約20分の距離です。
「モデナの大聖堂、市民の塔、グランデ広場」エミリア=ロマーニャ州
モデナの大聖堂への行き方
ボローニャからモデナの大聖堂への行き方は、主に電車やバスを利用する方法があります。以下は一般的な行き方の手順です:
電車を利用する場合:
ボローニャ中央駅(Stazione di Bologna Centrale)に向かいます。
中央駅からモデナへの直行列車に乗ります。所要時間は約30分から1時間程度です。列車の頻度は一日に数本ありますが、時刻表を確認しておくことをおすすめします。
モデナ中央駅(Stazione di Modena)に到着したら、駅から大聖堂へのアクセス方法を調べて進みます。大聖堂は駅から徒歩圏内にあります。
バスを利用する場合:
ボローニャの中央バスターミナル(Autostazione di Bologna)に向かいます。
中央バスターミナルからモデナ行きのバスを探します。バスの所要時間は1時間から1時間半程度です。バスの本数は比較的多いので、時刻表を確認しておくことがおすすめです。
モデナのバスターミナルに到着したら、バスターミナルから大聖堂へのアクセス方法を調べて進みます。
モデナの大聖堂は、中世の美しい建築や美術品で知られる観光名所です。訪れる際には、交通手段やアクセス情報を事前に確認してスムーズな旅行を楽しんでください。
「ラヴェンナの初期キリスト教建築物群」エミリア=ロマーニャ州
「サンマリノの歴史地区とティターノ山」サンマリノ
「サンマリノの歴史地区とティターノ山」はイタリアではなく、サンマリノという国にある世界遺産です。ただ、サンマリノはバチカンと同じようにイタリアの中にある国なので、ここで解説します。
「フェラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯」エミリア=ロマーニャ州
ヴェローナ市街
「ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオのヴィッラ」ヴェネト州
ヴィチェンツァ市街には、ルネサンス建築の傑作として知られるパッラーディオのヴィッラがあります。ヴィチェンツァ駅から徒歩やバスで市内を巡りながら、ヴィッラやその周辺を訪れることができます。
ボローニャからの行き方
ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅からヴィチェンツァ駅までは、鉄道(FS)かバスで行きます。ヴィチェンツァ駅からは、徒歩でヴィチェンツァ市街を散策すると効率的です。「マントヴァとサッビオネータ」
「ヴェネツィアとその潟」ヴェネト州
ヴェネツィアは美しい水上都市として知られており、その歴史的な建造物や運河が世界遺産として登録されています。ヴェネツィアには公共交通機関としてヴァポレット(水上バス)があります。ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅からヴァポレットを利用して市内を移動することができます。
ヴェネツィア・メストレ駅からの行き方
ヴェネツィア島内のホテルはかなり高額で、その割にサービスは良くないことで有名です。お金が余っている人やお上りさん以外は、近年ヴェネツィア・メストレ駅周辺に宿を取ることが多いです。
「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」
「パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)」ヴェネト州
「ドロミーティ」トレンティーノ=アルト・アディジェ州ヴェネト州
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレドへの行き方
コルティナ・ダンペッツォからトレ・チーメ・ディ・ラヴァレドへの行き方は、以下のような方法があります:
バスを利用する方法:
コルティナ・ダンペッツォのバスターミナルから、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレド行きのバスが運行されているかを確認します。
バスの所要時間や運行頻度を確認し、適切なバスを選択します。
バスに乗り込んで、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレドへ向かいます。
タクシーを利用する方法:
タクシーを利用して、コルティナ・ダンペッツォからトレ・チーメ・ディ・ラヴァレドまで直接移動することもできます。
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレドは、イタリア・ドロミテ山脈にある美しいリゾート地であり、自然の中でアウトドアアクティビティを楽しむことができます。訪れる際には、交通手段やアクセス情報をよく調べて、快適な旅行をお楽しみください。
「ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート」ピエモンテ州
「サヴォイア王家の王宮群」ピエモンテ州
「ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)」リグーリア州
「ジェノヴァのレ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度」リグーリア州
「レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院」ロンバルディア州
ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』が収められていることで有名です。ミラノ中央駅から地下鉄を利用してサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会近くの駅までアクセスします。
最寄りの都市: ミラノ
公共交通機関: 地下鉄またはバスでサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ近くまで
所要時間: ミラノ中央駅から約15分
「16世紀から17世紀のヴェネツィアの防衛施設群:スタート・ダ・テッラと西スタート・ダ・マール」ロンバルディア州ヴェネト州フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州
「ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ」ピエモンテ州ロンバルディア州
「クレスピ・ダッダ」
クレスピ・ダッダへの行き方
ミラノからクレスピ・ダッダへの行き方は、以下の方法があります。
地下鉄を利用する方法:
地下鉄でジェッサーテ駅まで行き、バスでクレスピ・ダッダへ向かいます。
バスを利用する方法:
セスト・サン・ジョヴァンニ 駅 からバスで行けます。
ミラノからクレスピ・ダッダは比較的近く、電車を利用すると簡単にアクセスできます。また、レンタカーを利用するとより自由な移動が可能です。訪れる際には、事前に交通手段や時刻表を確認し、スムーズな旅行をお楽しみください。
「ヴァルカモニカの岩絵群」ロンバルディア州
イタリア北部のアルプスの山麓にある世界遺産登録物件。ヴァルカモニカ(Valcamonica, カモニカ渓谷)に、約1万年前に彫られたと推定されているものから、ローマ帝国時代のアルファベットの彫られた岩まで約8000年間に渡る線刻画が残っている。
線刻画が見れる主な遺跡は以下の通り。
- Parco nazionale delle incisioni rupestri di Naquane / カーポ・ディ・ポンテ
- Parco archeologico nazionale dei Massi di Cemmo / カーポ・ディ・ポンテ
- Parco archeologico comunale di Seradina-Bedolina / カーポ・ディ・ポンテ
- Parco archeologico di Asinino-Anvòia / オッシモ
- Parco comunale delle incisioni rupestri di Luine / ダルフォ・ボアーリオ・テルメ
- Parco comunale archeologico e minerario di Sellero / セッレロ
- Parco archeologico comunale di Sonico / ソーニコ
- Riserva naturale Incisioni rupestri di Ceto, Cimbergo e Paspardo / チェート・チンベルゴ・パスパルド
インチジオニ・ルペストリ・ディ・ナクアネ国立公園 (Parco nazionale delle incisioni rupestri di Naquane) / カーポ・ディ・ポンテ
ミラノからカーポ・ディ・ポンテ駅までは鉄道かバスを利用。カーポ・ディ・ポンテ駅から徒歩20分で国立公園入口に着きます。
バスの場合、地下鉄セストマレッリ駅近くのバス停 Sesto S.Giovanni (Via Italia - Marelli)から乗車。Boario – Autostazioneで乗り換えてカーポ・ディ・ポンテ駅まで行きます。所要時間は3時間弱(乗り換え時間含む)。
鉄道の場合、ミラノ中央駅からブレシア駅経由でカーポ・ディ・ポンテ駅へ行きます。所要時間は3時間強(乗り換え時間含む)。ブレシア駅での乗り継ぎが悪いので注意。
バスも鉄道もGoogleマップで経路検索可能。運行本数がかなり少ないです。
「ヨーロッパの大温泉保養都市群」トスカーナ州
ヨーロッパの大温泉保養都市群(ヨーロッパのだいおんせんほようとしぐん)は、ヨーロッパの7か国(ドイツ・オーストリア・ベルギー・フランス・イタリア・イギリス・チェコ)の11の温泉都市からなる、国境を越えた世界遺産です。
イタリアではモンテカティーニ・テルメが世界遺産になっています。
まとめ
イタリアの世界遺産を巡る際には、現地の公共交通機関を利用することで便利に移動することができます。ただし、各スポットの所要時間や交通手段は個別に確認することをおすすめします。また、公共交通機関の運行状況や時刻表も事前に調べておくとスムーズに移動できます。楽しい旅をお過ごしください!