イタリア旅行記 ヴェネツィア4泊滞在編

2023年6月11日日曜日

イタリア ヨーロッパ4ケ国周遊旅行記 世界遺産

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一人旅で世界遺産をめぐるイタリア一周旅行、ヴェローナ(ベローナ)の次の滞在地はヴェネツィア。ここに4泊して4つの世界遺産を目指しました。

イタリア一周旅行を含めたヨーロッパ世界遺産旅行(全91日間)を別記事でまとめています。

日本語では、イタリア語由来のヴェネーツィアをはじめ、ヴェネチア、ベネチア、ベネツィアなどとも表記されます。英語由来では、ヴェニス、ベニスなどがあります。当ブログではWikipediaの表記に従いヴェネツィアを採用します。

観光スケジュール

  1. 移動(ヴェローナ=ヴェネツィア)後、世界遺産「ヴェネツィアとその潟」
  2. 世界遺産「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」
  3. 世界遺産「パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)」「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」
  4. 世界遺産「ヴェネツィアとその潟」

ヴェネツィア1日目 移動(ヴェローナ=ヴェネツィア)後、世界遺産「ヴェネツィアとその潟」

午前中にヴェローナからヴェネツィアへ鉄道(FS)で移動。

この日から4泊する宿は、ヴェネツィアのメストレ地区にある「L アフィッタカメレ ディ ベネチア」しました。ヴェネツィア・メストレ駅から徒歩5分強です。メストレ地区は行政上ヴェネツィアに含まれますが、島ではなく陸地側にあります。

メストレ地区に宿を取った理由は大きく二つあります。一つ目はヴェネツィア島内のホテルのレベルが低いことです。世界的にもヴェネツィア島内のホテルは評判が良くないことで有名です。その上、宿泊料金は高いのでコスパもかなり悪いです。近年、旅慣れた旅行者は島内でなく、比較的コスパに優れたメストレ地区の宿を利用することが多いようです。

二つ目の理由は、交通の便です。ヴェネツィア・メストレ駅の方が、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅より総合的に見て、交通の便がかなりいいです。ヴェネツィア以外の世界遺産へ行く列車の本数が多いし、時間の節約にもなります。ドロミーティへ行くバスはヴェネツィア・メストレ駅が始発です。

メストレ地区にはスーパーもありますし、とても便利です。大勢でワイガヤ旅行でもないないなら、絶対メストレ地区の宿がおすすめです。

まず最初に訪れたのは、ローマ広場です。バスや徒歩での移動を経て、13時24分に到着しました。広場には美しい建物やカフェが点在しており、ヴェネツィアの雰囲気を感じることができます。

次に向かったのは、サン・マルコ広場です。ヴェネツィアの水上バス「ヴァポレット」を利用しました。ヴェネツィアの一番の観光は、ヴァポレットに乗ることでしょう。一番前の席に座って、流れゆく大運河の風景を眺めているだけで時間が経つのを忘れてしまいます。

サン・マルコ広場は有名な観光スポットであり、美しいサン・マルコ寺院やカンパニーラ塔などがあります。人々の賑やかさと共に、歴史的な建造物に圧倒されました。

流れゆく大運河の風景を逆方向からも撮影したかったので、明るいうちにローマ広場までヴァポレットで戻ります。

近くのS. Marco-San Zaccaria "F"からヴァポレットに乗り換えていくつかの場所を巡りました。ヴェネツィアの水上交通は独特の魅力があり、運河を航行するのは楽しい経験でした。

ローマ広場近くのSupermercato Coopで軽食やお土産の買い物を楽しみました。地元の食材やお菓子を試すのも旅行の醍醐味ですよね。時間の余裕がなかったので、ランチもここで買って済ませました。

ローマ広場からヴェネツィア散策開始。ここからは徒歩で回ります。

次に向かったのは、Campo dei Tolentiniです。この場所は静かで落ち着いた雰囲気があり、美しい建物や庭園が見事でした。

次に私たちは、サン・ロッコ教会へ向かいました。サン・ロッコ教会は美しいファサードと豪華な内装が特徴で、美術作品や彫刻など見どころがたくさんあります。

その後、サン・ポーロ地区へ移動しました。この地区は活気があり、レストランやショップが多く集まっています。散策しながら地元の雰囲気を味わいました。

次に訪れたのは、ヴェネツィア大学です。徒歩で移動し、16時48分に到着しました。ヴェネツィア大学は歴史的な建物で知られ、美しい庭園や図書館などがあります。教育の場としての重要性も感じることができました。

その後、Campo San Barnabaへ向かいました。この広場は美しい建物やカフェがあり、地元の人々の憩いの場となっています。広場の周囲を散策しながら、ヴェネツィアの日常の風景を楽しみました。

ヴェネツィア散策の最後に訪れたのは、サン・セバスティアーノ教会です。徒歩で移動し、17時05分に到着しました。サン・セバスティアーノ教会は美しい壁画や装飾が特徴で、歴史と芸術に触れることができます。内部をゆっくりと鑑賞しながら、その美しさに感動しました。

夕方になり、この日の観光は終了しました。私たちはCooperativa Trasbagagli (Trasporto merci a Venezia)へ向かい、17時25分に到着しました。バスに乗り込んで宿泊施設に戻る準備をしました。

ヴェネツィア2日目 世界遺産「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」

ヴェネツィア2日目は、ヴェネツィアから東北東へ約88kmの距離にあるフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県にある世界遺産「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」を目指しました。

ヴェネツィア・メストレ駅からCervignano-Aquileia-Grado駅まで鉄道(FS)で行きます。

バスの時間まで1時間以上あったので、少し歩いて町中にあるスーパーのConad(コナド)へ。アクイレイアの近くにスーパーなどはなさそうなので、ランチなどの軽食を購入しておきます。

Cervignano-Aquileia-Grado駅からアクイレイアまで路線バスで行きます。

早速、世界遺産「アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ」の最大の見所であるアクイレイア大聖堂に行きます。床のタイルのモザイク画がすばらしくて涙があふれてきます。

アクイレイア大聖堂の周辺を散策して、いくつか遺跡も見ます。

帰りも同じ路線バスでチェルビニャーノ・デル・フリウリへ戻ります。

チェルビニャーノ・デル・フリウリの町中にも遺跡があります。

小腹が空いたので、往きにも寄ったスーパーのConad(コナド)に立ち寄り軽食を購入します。

ヴェネツィア・メストレに戻り、夕食は宿近くのスーパーのSiMPLY(シンプリー)で購入。

ヴェネツィア3日目 世界遺産「パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)」「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」

ヴェネツィア3日目は、2つの世界遺産を目指して、パドヴァへ行きました。

ヴェネツィア・メストレ駅からパドヴァ駅まで鉄道(FS)で行きます。パドヴァ駅前からパドヴァの植物園までは路線バスを利用しました。

世界遺産「パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)」は世界最古の植物園の一つと考えられています。規模はそこそこですが、とても歴史を感じる植物園です。

睡蓮の花がきれいに咲いてました。

散策途中、小腹が空いてEUROSPARで軽食を購入。イタリアはパンが美味しくて安くて大助かりです。

世界遺産「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」の中ででも一番有名な「スクロヴェーニ礼拝堂」をガイドツアーで見学します。ジョット・ディ・ボンドーネが描いた、西洋美術史上もっとも重要な作品である一連のフレスコ絵画です。礼拝堂の中全部がジョットです。これ見れて20ユーロとかかなり破格のコスパですね。たまたま運が良くて、予約なしで入れて超ラッキーでした。

ここが世界遺産になったは見学したあとのこと。こういう世界遺産の青田刈りみたいなのは、先見の明があったようでうれしくなりますね。

帰りも鉄道(FS)でヴェネツィア・メストレ駅まで戻ってきました。

ヴェネツィア4日目 世界遺産「ヴェネツィアとその潟」再訪問

予備日として考えていたヴェネツィア4日目は、世界遺産の撮影が順調に進んだので、もう一度世界遺産「ヴェネツィアとその潟」へ行きます。

1日目と同様この日も、ヴェネツィア・メストレ駅からヴェネツィア島内までバスで行きました。

ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅前は賑やかです。

サン・ジェレミア教会はシンプルだけど素敵な感じです。

ベネチア・ユダヤ博物館は、なんか休業してました。日曜日だからでしょうか?

イエズス会教会のファサードがとても素敵です。

Basilica dei Santi Giovanni e Paoloのファサードも素敵です。

サン・マルコ広場のそばの「ため息橋」を狙って多くの観光客が撮影してます。

サン・マルコ寺院の中を見学。出入り口付近は撮影OKでした。

サン・マルコ広場には多くの観光客が集まっています。

ヴェネツィアの象徴的なリアルト橋は、グランド・キャナルをまたぐ美しい石造の橋です。数世紀にわたり、多くの人々がこの橋を通って歩き、ヴェネツィアの魅力を堪能してきました。その独特のアーチと壮大な景観は、訪れる人々を魅了します。

サン ジャコモ ディ リアルト教会は、ヴェネツィアにある美しいゴシック様式の教会で、その壮大な外観と豪華な内装が印象的です。


ローマ広場に近い「Giardini Papadopoli」でこの日の撮影終了。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

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