一人旅で世界遺産をめぐるイタリア一周旅行、ヴェネツィアの次の滞在地はコルティナ・ダンペッツォ。ここに4泊して世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」でトレッキングを満喫します。
イタリア一周旅行を含めたヨーロッパ世界遺産旅行(全91日間)を別記事でまとめています。
観光スケジュール
- 移動(ヴェネツィア=コルティナ・ダンペッツォ)
- 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」トレチーメ一周トレッキング
- 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」ファローリア・トレッキング
- 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」ラガツォイ・トレッキング
コルティナ・ダンペッツォ1日目 移動(ヴェネツィア=コルティナ・ダンペッツォ)
ヴェネツィアメストレからコルティナダンペッゾへの移動を楽しむ予定です。
朝の「L アフィッタカメレ ディ ベネチア」をチェックアウトしました。
午後のバスの時間までメストレで時間つぶしです。
まず、Via Piaveにある中国人経営の理髪店でヘアカット。イタリアに来て1ケ月は経っているので髪の毛も大分伸びてました。下手くそですが料金は安い。
同じVia Piave沿いにある「Bar Pasticceria La Partenopea」に入って、コーヒーとデニッシュで時間つぶし。
その後、私たちは近くの「Interspar」に向かいました。Via Torino 2に位置しており、徒歩で約550メートルほど。ここで軽食を買い、
ランチは、駅に近い「Namaste Indian Restaurant」でドネルケバブを食べました。ヨーロッパで安い飯といえば、ドネルケバブ一択です。
コルティナダンペッゾ行きのバスの乗り場は、通りを挟んで「Namaste Indian Restaurant」のすぐ向いです。
ほぼほぼ時間通りにバスは出発。コルティナダンペッゾへ向かいます。バスの乗車時間は2時間59分ほど。バス車内はWifiが完備しています。
途中の景色を楽しみながらゆったりとした時間を過ごしました。
17時42分、私たちはコルティナダンペッゾのバスターミナルに到着しました。Via Guglielmo Marconi 5に位置しており、徒歩で約300メートルを2分かけてホテル「Hotel Ciasa Lorenzi」に向かいました。ここでチェックインを済ませ、疲れた体を休めることができました。
お腹がすいていたので、私たちは近くの「Ampezzo pizza」へ行きました。Via XXIX Maggio 11に位置しており、徒歩で約1.1キロメートル。ここでは美味しいピザを堪能しました。
スーパー「Kanguro(現在はConad)」で少し買い出し。
ドイツっぽい屋台があったので、食べてみました。そこそこ美味しかったです。
私たちは再びHotel Ciasa Lorenziに戻り、1日目の旅程は、Hotel Ciasa Lorenziで終了しました。部屋のベランダからの眺めがとても良かったです。
疲れた体をゆっくりと休めることができ、明日からの冒険に備えることができます。ホテルに戻った後、私は部屋で一日の思い出を振り返りながらリラックスしました。ドロミーティ地方の美しい自然環境や山々の風景は、心を豊かにしてくれます。
明日からは本格的なドロミーティ探検が始まります。ハイキングやアウトドアアクティビティを通じて、この地域の魅力を存分に味わいたいと思っています。
コルティナ・ダンペッツォ2日目 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」トレチーメ一周トレッキング
ドロミーティ旅行の2日目の様子をお伝えします。この日はトレチーメ一周トレッキングを楽しみました。さあ、旅の始まりです!
ホテル「Hotel Ciasa Lorenzi」の朝食ビュッフェをしっかり食べた後、ホテル「Hotel Ciasa Lorenzi」を出発しました。気分高揚して、Cortina Autostazioneへ向かいます。
トレチーメ行きのバスは乗客が結構います。満席というほどではありませんが。
バスに揺られること約24分、私たちは美しい景色に出迎えられたミズリーナ湖に到着しました。わずか4.6キロしか離れていませんが、22分のバスの旅でした。ここでバスを乗り換え。バスが来るまで美しい景色を撮影することができます。
Tre Cime Rifugio Auronzoのバス停に到着。風大な景色に感激です。
Rifugio Auronzoでの短い休憩後、私たちは徒歩でさらに1.6キロ進んでRifugio Lavaredoに到着しました。到着時刻は10時21分でした。この間には700メートルの道のりがあり、徒歩で約10分かかりました。ここからトレチーメの南面を見ることができますが、3つのピークははっきりしない感じですね。Rifugio Lavaredoでは景色の美しさに圧倒され、しばらく時間を過ごしました。
その後、Forcella Lavaredoまで1.8キロのトレッキングをしました。この区間は38分かかりましたが、素晴らしい風景を楽しむことができました。少し3つのピークがハッキリしてきました。トレチーメを北東から見ています。撮影スポットになっていて、多くの人が撮影しています。日本人の方もいたので少しお話しました。
さらに進むと、ロカテッリ小屋に到着しました。この区間は2.2キロで、1時間3分かかりました。ここではゆっくり休憩し、景色を眺めながらランチを楽しみました。トレチーメまで少し距離はありますが、一番美しく見える場所です。
ロカテッリ小屋の裏には、ラーギ・デル・ピアーニがあります。
日本にはいないキバシガラスを見かけました。
サッソ・ディ・セスト(Sasso di Sesto)は、ドロミーティの標高2539 mの山です。手前の建物は、教会Chiesetta San Bernardo di Mentone protettore degli alpinisti (1959)です。
お腹いっぱいになった後は、次の目的地のMalga Langalmに向かいました。ここまでは1.1キロの距離で、18分ほどの散策です。
Malga Langalmでの短い休憩後、私たちはさらに1.1キロ進み、Forcella del Col de Mezzoに到着しました。到着時刻は13時37分でした。この区間は12分かかりました。
次に、再びRifugio Auronzoに戻りました。この間、私たちは美しい景色を楽しみながら歩きました。バスの時間を気にして、後半はかなりペースを上げて歩きました。
Rifugio Auronzoでの滞在後、バスに乗り換えてコルティナ・ダンペッツォに向かいました。バスの旅は15.2キロで1時間35分ほどかかりました。
コルティナ・ダンペッツォに戻った後、中心部にある「La Cooperativa di Cortina」へ買い出しに行きました。私たちはこの地元のコープで様々なお店やレストランを巡り、地元の雰囲気を楽しみました。時間を忘れてショッピングや食事を楽しみました。この後ホテルに戻りました。
この日のトレッキングは本当に素晴らしいものでした。ドロミーティの美しい景色に囲まれながら、トレチーメを一周する経験は忘れられません。疲れたけれど、充実感に満ちた1日でした。生涯最高のトレッキングでした。ここを超えるとすると、ニュージーランドの世界遺産「ミルフォードトラック」くらいしか思い浮かびません。
ドロミーティに来てよかった、イタリアに来てよかったと心から感じた一日でした。
コルティナ・ダンペッツォ3日目 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」ファローリア・トレッキング
ドロミーティ旅行記の2日目の様子をお伝えします。今日はファローリアから出発し、リオ・ジェレまでのトレッキングを楽しみました。
この日の天気は、雲が低く垂れこめています。ちょっと天気が心配です。
ホテルで朝食中に、なつみさんという日本人の旅行者の方と知り合いました。色々話していたら結構時間が遅くなってしまいました。
ホテルから徒歩で約2キロメートル、ゴンドラ乗り場まで。ゴンドラに乗ってファローリアに上ります。
山頂は時折、霧が立ち込めています。
午前11時41分、私たちはファローリア山のリフージョ・ファローリアに到着しました。ここからは徒歩で550メートルを36分かけて進みました。景色は壮大で、周囲の山々の美しさに圧倒されました。
ファローリアからリオ・ジェレまではそれほど距離もなく下りなので、のんびりトレッキングしました。アルプスの花と言えばアルペンローゼ(学名:Rhododendron ferrugineum)、きれいに咲いていました。
午後12時43分、私たちはSki Bar Vitelliに立ち寄りました。ここで少し休憩し、景色を楽しみました。2キロメートルを1時間26分かけて歩いた後、リストランテ・リオ・ジェレでコーヒーブレイク。
リオ・ジェレから望むモンテ・クリスタッロの雄姿。南面を見ています。
リオ・ジェレでは、美しい自然環境に囲まれた素晴らしいひとときを過ごしました。リオ・ジェレからバスで約4.3キロメートル、13分かけて移動しました。
午後3時27分、私たちはCiasa Lorenziホテルに戻るバスに乗りました。
ホテルに戻った後は、近くのAi Due Forni Di Aldo E Alverà Brothers S.a.s.というピザ屋さんに立ち寄りました。ここで新鮮なピザを頂きました。
その後、私たちはLa Cooperativa di Cortinaというスーパーマーケットに訪れました。ここでは、地元の特産品やお土産を手に入れることができます。このスーパーマーケットでは、美味しいチーズやワインなど、地元の味覚を楽しむことができました。
午後4時35分、私たちはホテルCiasa Lorenziに戻りました。1日を振り返りながら、疲れた体を休めました。
この2日目のトレッキングは、自然の美しさに包まれた素晴らしい体験でした。ファローリアからリオ・ジェレまでの道のりは、息をのむような景色や雄大な山々に囲まれていて、まさに絶景の連続でした。
特にリフージョ・ファローリアからのトレッキングは、自然の中での静寂と美しさを味わうことができる貴重な体験でした。山々の間を歩きながら、風に吹かれる草原や鮮やかな花々を眺めることができました。
La Cooperativa di Cortinaでは、地元の特産品やお土産を手に入れることができました。地元のチーズやワイン、お菓子など、オリジナルの味わいを楽しむことができました。また、スーパーマーケット内での買い物も楽しい時間でした。
2日目のトレッキングを終えて、私たちはCiasa Lorenziホテルに戻りました。疲れた体を癒しながら、明日の冒険に備えました。明日はどんな素晴らしい景色や体験が待っているのか、ワクワクしながら眠りにつきました。
コルティナ・ダンペッツォ4日目 世界遺産「ドロミーティ(ドロミテ)」ラガツォイ・トレッキング
ドロミーティ旅行の4日目の冒険をお伝えします。この日はラガツォイへの訪問がメインです。それでは、早速始めましょう!
Hotel Ciasa Lorenziの朝食は標準的なビュッフェ形式ですが、何を食べても美味しかったです。お陰で毎日しっかり食べられました。
ベランダから今日の空模様を確認。快晴ですね。
朝8時10分、私たちはイタリアのCortina d'AmpezzoにあるHotel Ciasa Lorenziを出発しました。バスに乗り込んで1時間15分、11.5キロメートルの道のりを進みました。ファルツァレーゴ峠でバスを降りて、そこからゴンドラに乗り換え、13分の旅を経て1キロメートル先のRifugio Lagazuoiに到着しました。
Rifugio Lagazuoiでは、9時37分から9時58分まで滞在しました。展望テラスからの眺望が素晴らしいです。
奥の左に見える山が、ドロミーティ最高峰で標高3343 mのマルモラーダはです。いい天気で遠くまで見通せます。
山頂部はとても寒く、ウルトラライトダウンを持って行って正解でした。ラガツォイ・ピッコロに登りました。
11時27分から12時31分までの滞在では、65メートルのゴンドラに乗って12分で下山し、その後1.8キロメートルを40分かけて散策しました。ラガツォイの南面です。
その後、バスに乗って11.5キロメートルの道のりを50分かけてHotel Ciasa Lorenziに戻りました。
14時13分から15時7分までの間、私たちはHotel Ciasa Lorenziで休息しました。疲れを癒し、次のアクティビティに備えました。
その後、徒歩で650メートルを7分かけてAmpezzo Pizzaというレストランに向かいました。ここでは美味しいピザを堪能しました。
Via XXIX Maggioからさらに1.7キロメートルを45分かけて、Località Gilardonという地域に到着しました。コルティナ・ダンペッツォの町を見下ろす展望ポイントです。ここでは、自然の美しさに満ちた散策を楽しみました。
次に、町中に戻りKanguroとLa Cooperativa di Cortinaで買い出し。
最後に、Hotel Ciasa Lorenziに戻りました。疲れた身体を休めるために、La Cooperativa di Cortinaで買った甘ーいケーキを食べながら、ゆっくりとリラックスしました。
この日は、ラガツォイでの素晴らしい自然の魅力を満喫することができました。
まとめ
このドロミーティ旅行は、私にとって一生忘れられない冒険となりました。この壮大な山岳地帯の美しさ、その息をのむような景色、そして驚くべき自然の力に触れることができたことは、私にとっての夢のような体験でした。
一緒に旅した仲間たちとの絆も、この旅を特別なものにしました。困難なトレッキングや急な崖の登り降り、そして共に喜びや驚きを分かち合う瞬間。彼らとの冒険は、私の心に一生残る思い出となりました。
そして、この旅で私は自分自身に挑戦し、成長する機会を得ました。自然の中での困難な状況に直面しながら、自分の限界を超えることができたことは、私にとっての大きな自信となりました。これからも新たな冒険に挑戦し、成長し続けたいという強い意志が芽生えました。
ドロミーティは、その壮大な景色と自然の魅力で私の心を捉えました。この旅で得た感動と喜びは、私の中に永遠に刻まれることでしょう。そして、私はいつかまたこの美しい山々に戻ってきて、新たな冒険を始めたいと思っています。
この旅行記を読んでくださった皆さんにも、ドロミーティの魅力が伝わったことを願っています。そして、私の旅のエピソードが、皆さんにもワクワクとした気持ちや冒険心を喚起するきっかけとなれば幸いです。
冒険心を探求し、自然との結びつきを感じる旅は、私たちにとって貴重なものです。ドロミーティでの経験から、私は世界が持つ驚異的な美しさと力に再び感謝し、これからの旅に対する熱い情熱を抱きました。
さあ、新たな冒険のために一歩を踏み出しましょう。私たちのワクワクする旅はまだ終わりません。