イギリス旅行記 エディンバラ5泊滞在:3件の世界遺産を目指す

2023年6月18日日曜日

イギリス ベルギー ヨーロッパ7ケ国周遊旅行記 産業遺産

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世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」

イギリス一周旅行をメインにした、ヨーロッパの世界遺産を巡る3ケ月の一人旅です。オーストリアを皮切りに、ポーランド、ベルギー、イギリス、アイルランド、イギリス、フランス、韓国を巡ります。

ワルシャワ(ポーランド)の次の滞在地はエディンバラ(イギリス)です。ここでは3件の世界遺産を目指します。

ヨーロッパ世界遺産旅行(全91日間)を別記事でまとめています。

エディンバラ(イギリス)とは

なじみのない人向けに少し解説します。

エディンバラは、スコットランドの首都です。人口は約50万人で、スコットランド最大の都市です。エディンバラは、中世の街並みが残る歴史的な都市であり、世界遺産にも登録されています。エディンバラ城、ホリールード宮殿、スコットランド国立博物館などの観光スポットがあります。また、エディンバラは、芸術、音楽、文学の中心地としても知られており、エディンバラ国際フェスティバルやエディンバラ国際映画祭などの国際的なイベントが開催されます。

スコットランドは、グレートブリテン島北部にある国です。人口は約540万人で、イギリスの構成国の一つです。スコットランドは、山岳地帯が多く、自然が豊かな国です。また、スコットランドは、ウイスキーやハギスなどの伝統的な文化が残る国でもあります。

エリザベス女王の葬儀

英国のエリザベス女王の葬儀が行われ、ひつぎがエディンバラのホリールード宮殿からロイヤル・マイルを通って聖ジャイルズ大聖堂まで運ばれました。その後、聖ジャイルズ大聖堂で王族と共に「王子の通夜」という儀式が行われました。

エリザベス女王のご冥福をお祈りします。

行き方

エディンバラは、スコットランドの首都であり、イギリスでも人気の観光地です。エディンバラへの行き方はいくつかありますが、主な方法は以下のとおりです。

飛行機 エディンバラ国際空港(EDI)は、エディンバラ中心部から約10kmの場所にあります。空港からは電車やバスで市内中心部へ行くことができます。

電車 エディンバラは、ロンドン、グラスゴー、バーミンガムなど、イギリスの主要都市と電車でつながっています。電車は、エディンバラ中心部にあるウェイバリー駅に到着します。

バス エディンバラは、ロンドン、グラスゴー、バーミンガムなど、イギリスの主要都市とバスでつながっています。バスは、エディンバラ中心部にあるロイヤルマイルバスステーションに到着します。

車 エディンバラは、ロンドンから約400km、グラスゴーから約100kmの場所にあります。車でエディンバラに行く場合は、M1高速道路を利用すると便利です。

エディンバラは、イギリスで人気の観光地ですので、行き方はいくつかあります。自分の目的や予算に合わせて、最適な方法を選んでください。

観光スケジュール

  1. 移動(ワルシャワ=エディンバラ)途中、ブリュッセル市内観光・世界遺産「グラン=プラス」
  2. ダヴィンチコードで有名な「ロスリン礼拝堂」
  3. 世界遺産「フォース橋」世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」
  4. 世界遺産「ニュー・ラナーク」、グラスゴー市内観光
  5. 世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」

1日目 移動(ワルシャワ=ブリュッセル=エジンバラ)途中、世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」

ワルシャワを後にして、イギリスのエジンバラへ向かいます。トランジットでブリュッセル(ベルギー)に寄るので、世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」に行きます。

朝一のフライトなので、陽が出る前に宿を出発しました。ワルシャワ市内からバスでショパン空港へ移動。ワルシャワ・ショパン空港のLOTポーランド航空ラウンジにオープンと同時に入場して、朝食をむさぼります。

ブリュッセル航空でブリュッセル航空に到着しました。ブリュッセル空港での乗り継ぎ時間が長かったので、6年ぶりにブリュッセル観光。預入荷物はエジンバラでピックアップなので、手ぶらでブリュッセルの町へ向かいます。

巡った主な観光ポイントは以下です。

  • 小便小僧
  • 世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」
  • サン・ミッシェル大聖堂
  • アトミウム
  • ラーケン王宮
世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」

6年ぶりに世界遺産「ブリュッセルのグラン=プラス」に来ました。やっぱり素敵ですね。

参考までに、前回の一人旅の旅行記をのせておきます。興味のある方はご覧ください。

前回は、世界遺産に宿泊してました。

美麗な商店街「ギャルリー・サンチュベール」も6年ぶりです。すてきです。

アトミウムを撮影に来ました。いい天気で良かったです。

ブリュッセル航空エコノミークラスでブリュッセルからエジンバラへ向かいます。簡単ですが機内食がありました。宿で食べるように持ち帰ります。

夜にエディンバラ空港到着。エディンバラ空港からエディンバラ・ウェイバリー駅までバスで行きます。駅からロイヤルマイルまでキャリーケースを引いて上るのが大変でした。

宿は「CoDE Pod – The CoURT 」です。ロイヤルマイルにあるちょっとキレイ目なドミトリー・ホステルです。節約の一人旅にはピッタリの宿です。

2日目 「ダ・ヴィンチ・コード」で有名な「ロスリン礼拝堂」

イギリス旅行の2日目は、「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なロスリン礼拝堂へ行きました。

「ダ・ヴィンチ・コード」はダン・ブラウンによるスリラー小説で、美術、歴史、キリスト教の要素を組み合わせながら謎解きが展開される物語です。主人公がヨーロッパを巡りながら聖杯伝説やキリスト教の秘密を解明する内容で、世界的なベストセラーとなりました。映画化もされ、大ヒットしました。

小説も読みましたし、映画も見ています。すごく楽しみです。

エディンバラ市内からバスでロスリンへ移動。

ロスリン礼拝堂のインフォメーションセンターはかなり立派です。相当儲かっているようです。チケットは高いです。

礼拝堂の内部は撮影禁止です。

ミシュラン三つ星だったので行きましたが、正直行かなくても良かったと思いました。雰囲気はありますけどね。

3日目 世界遺産「フォース橋」

世界遺産「フォース橋」

イギリス旅行3日目は、世界遺産「フォース橋」へ行きました。

世界遺産「フォース橋」は、イギリスのスコットランドにある鉄道橋であり、ローン川(River Forth)に架かっています。正式な名称は「フォース鉄道橋」(Forth Bridge)です。1889年に完成し、世界初の鋼鉄製の鉄道橋として知られています。

フォース橋は、3つの巨大な鋼鉄のアーチで構成されており、美しい赤い色で塗装されています。その特徴的なデザインと技術的な先進性から、世界遺産として登録されました。フォース橋はスコットランドのラングストンにあり、鉄道の重要なルートとして今も使用されています。

エディンバラ市内から鉄道で移動。

駅から結構歩きました。

フォース橋を訪れた9月初旬の日は、風が強くて寒い日でした。その日、私は橋の美しい赤い色が、風景と調和しているのを目にしました。鋼鉄のアーチが壮大に空を突き抜ける様子は、本当に圧倒的でした。

風が強かったので、帽子が飛ばされそうになりながらも、橋の眺めを楽しみました。時折吹きつける風は寒かったですが、それがまた冒険心をかきたててくれました。

フォース橋の歴史的な価値と技術的な進化に感銘を受けつつ、この美しい景色を堪能しました。寒さと風にも負けず、素晴らしい体験と思い出ができた旅行でした。

まさに絵に書いたようなスコットランドでした。

その後、エディンバラに戻り、スコットランド国立博物館へ。

スコットランド国立博物館

建物は素敵で、展示は面白いです。個人的には「ネフェルティティの胸像」がお気に入りです。副業ストックフォトで「ネフェルティティの胸像」の写真は販売中です。

これが驚くくらい売れてます。

4日目 世界遺産「ニュー・ラナーク」

世界遺産「ニュー・ラナーク」

イギリス旅行の4日目は、エディンバラから日帰りで世界遺産「ニュー・ラナーク」とグラスゴーへ行ってきました。

世界遺産「ニュー・ラナーク」

世界遺産「ニュー・ラナーク」は、スコットランドにある歴史的な産業地帯です。19世紀初頭に、ローブ川の渓谷にロバート・オーウェンという社会改革者によって建設されました。

ニュー・ラナークは、紡績工場や織物工場などの産業施設が集まり、綿織物産業で栄えました。オーウェンは、労働者やその家族の生活条件を改善するために様々な社会的な実験を行い、労働条件の改善や教育の提供を重視しました。彼の施策により、ニュー・ラナークは当時としては先進的な社会的なモデルとなりました。

現在、ニュー・ラナークは産業遺産として世界遺産に登録されており、訪れる人々に歴史的な価値と美しい自然環境を提供しています。観光客は、当時の工場や住宅、教育施設を見学できるだけでなく、美しい渓谷の風景を楽しむこともできます。また、産業革命の重要な時期を知る機会として、歴史愛好家にも人気のある場所です。

エディンバラからバスを乗り継いで、世界遺産「ニュー・ラナーク」へ行きました。

私はスコットランドの美しい渓谷にある「ニュー・ラナーク」を訪れました。歴史的な産業地帯としての面影を持つこの場所は、まるでタイムスリップしたかのようでした。

ローブ川のせせらぎとともに、かつての紡績工場や織物工場の建物が立ち並び、その壮大なスケールに圧倒されました。産業革命の時代にこの地で働く労働者たちが、どれほど困難な環境で日々を過ごしていたのかを想像することができました。

時折吹く強い風は、寒さを感じさせるものの、渓谷の美しい風景と歴史的な建造物が私を心温まる気持ちにさせました。石畳の小道を歩きながら、かつての労働者たちが歩んだであろう足跡を感じることができました。

中でも、ロバート・オーウェンの思想に基づいて改善された住宅地区は、当時の社会的な取り組みの先進性を実感させました。労働者たちとその家族が共に暮らすコミュニティが、温かくて幸せそうに見えました。

「ニュー・ラナーク」の訪問は、歴史への旅でありながら、自然との共鳴も感じる特別な経験でした。この美しい場所に訪れることで、過去の時代と現代を結ぶ大切なつながりを感じ、感動と教訓を得ることができました。

かなり観光客の少ない世界遺産でした。

グラスゴー

その後、バスでグラスゴーへ。以下などを観光。

  • グラスゴー大聖堂
  • ネクロポリス

バスでエディンバラまで戻りました。

5日目 世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」

聖ジャイルズ大聖堂

イギリス旅行5日目は、世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」となっている名所中心に観光しました。

世界遺産「エディンバラの旧市街・新市街」は、スコットランドの首都であるエディンバラにある歴史的な地区と現代的な地区の2つの地域から成る世界遺産です。

旧市街は中世から続く歴史的な街並みが特徴で、狭い路地や舗装された広場、古い建物などが残っています。エディンバラ城があり、またロイヤル・マイルと呼ばれる通りを中心に、観光客に人気のある観光スポットが多く点在しています。

一方、新市街は18世紀に都市計画家ジェームズ・クレイグによって設計され、グレースフルなジョージアン様式の建物が並ぶネオクラシカルな街区が特徴です。広々とした道路や庭園があり、当時の上流階級の住宅地として栄えました。

この2つの地区は歴史的な対比としての面白さを持ち、エディンバラの都市発展の過程や異なる時代の文化や建築様式を理解する上で重要な役割を果たしています。世界遺産として登録された「エディンバラの旧市街・新市街」は、多くの観光客や歴史愛好家にとって魅力的なスポットとなっています。

これらの名所を観光しました。

  • ロイヤル・マイル
  • 聖ジャイルズ大聖堂
  • スコッチウイスキーエクスペリエンス
  • エディンバラ城
  • ロイヤルボタニックガーデン
  • スコットランド国立美術館
  • カールトン・ヒル
  • ホリールード宮殿

エディンバラの旅は素晴らしい思い出に満ちた冒険となりました。最初に訪れたのはロイヤル・マイルです。石畳の路地やカラフルな建物が連なるこのエリアは、まるでタイムスリップしたかのようでした。歩いているだけで中世の雰囲気に包まれ、歴史を感じることができました。

次に向かったのは聖ジャイルズ大聖堂。豪華なステンドグラスや美しい彫刻に圧倒されました。静寂の中で心静かに祈りを捧げることができ、心が洗われるような気持ちになりました。

スコッチウイスキーエクスペリエンスでは、スコットランドの誇るウイスキーの歴史と製造工程を楽しむことができました。香り高いウイスキーの香りに包まれながら、マスターブレンダーの技術や工程の奥深さに驚きました。

エディンバラ城は迫力満点で、城壁の上からの景色は絶景でした。歴史的な重要性を感じつつ、美しい景観に圧倒されました。

ロイヤルボタニックガーデンでは、色とりどりの花々や植物に囲まれ、自然の中でリラックスすることができました。ボタニカルな知識を深めると同時に、心身ともにリフレッシュできる場所でした。

スコットランド国立美術館では、世界的な芸術作品に魅了されました。名画や彫刻に囲まれ、芸術の力と美しさに感動しました。

カールトン・ヒルは頂上からのパノラマビューが素晴らしく、エディンバラの美しい景色を一望できました。息をのむような景観に圧倒され、写真を撮る手が震えるほどでした。

ホリールード宮殿では、かつての王室の歴史に触れ、豪華な内部や美しい庭園を堪能しました。王の歩んだ足跡を想像すると、歴史の舞台に立っているような気分になりました。

エディンバラの観光は、歴史と文化、美しい自然が融合した魅力的な街でした。訪れた場所それぞれが特別な思い出として心に刻まれ、再び訪れたいという気持ちが強くなりました。エディンバラの魅力に心から感動し、素晴らしい旅を経験しました。

次の旅行記へ続きます。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

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