アイルランド旅行記 ダブリン5泊滞在編:世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」

2023年6月22日木曜日

アイルランド ヨーロッパ7ケ国周遊旅行記

t f B! P L
オールドライブラリーのロングルーム(トリニティ・カレッジ・ダブリン)

イギリス一周旅行をメインにした、3ケ月のヨーロッパ周遊です。オーストリアを皮切りに、ポーランド、ベルギー、イギリス、アイルランド、イギリス、フランス、韓国を巡ります。

ベルファストの次の滞在地はダブリン(アイルランド)です。ここでは世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」を目指します。

ヨーロッパ世界遺産旅行(全91日間)を別記事でまとめています。

はじめに:ダブリンとは

ダブリンはアイルランド共和国の首都であり、国内外から多くの観光客を魅了する魅力的な都市です。ダブリンは古代の歴史と現代の魅力が融合した都市であり、数多くの見どころや活気ある雰囲気が楽しめます。

まず、ダブリンはその歴史的な建造物や史跡で知られています。ダブリン城は12世紀に建てられ、中世の雰囲気を漂わせています。また、セント・パトリック大聖堂は13世紀に建てられた壮麗なゴシック様式の建築物で、ダブリンのシンボルとして知られています。さらに、キルメインハム・ゴールやキリマンハム刑務所などの歴史的な建物は、アイルランドの過去の様子を伝える重要な場所となっています。

ダブリンはまた、文学や芸術の重要な拠点でもあります。有名な作家、ジェームズ・ジョイスやオスカー・ワイルドの出身地として知られており、その足跡を辿る文学散歩も人気です。また、トリニティ・カレッジの古書図書館には絶対に訪れるべきであり、アイルランドの宝である『ケルズの書』など貴重な文学遺産を鑑賞することができます。

ダブリンのもう一つの魅力は、パブ文化です。ダブリンは数多くの伝統的なパブがあり、地元の人々や観光客が集まってアイリッシュミュージックを楽しむことができます。テンプルバー地区は特に有名で、多くのパブが集まり、音楽や踊りの生演奏が行われています。ここで地元のビールであるギネスや、アイリッシュ・ウイスキーを味わうのもおすすめです。

観光スケジュール

  1. 移動(ベルファスト=ダブリン)
  2. ダブリン市内観光・スターウォーズ聖地巡礼
  3. ダブリン市内観光
  4. 世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」
  5. グレンダロッホ・キルケニー観光

ダブリン1日目 移動(ベルファスト=ダブリン)

ベルファストからの移動が終わり、ついに私たちは美しいダブリンへとやってきました。ベルファストの快適なユースホステルを後にし、ダブリンへの冒険が始まります。

早朝、私たちはユースホステルを出発し、ベルファストの街を散策しました。美しい景色や風景を眺めながら、地元の人々と触れ合いながら歩くことは本当に心地よかったです。

その後、Trufflesという魅力的なカフェで軽食をとり、エネルギーをチャージしました。新鮮な食材を使った料理と温かい雰囲気は、素晴らしい出発点でした。

次に、Europa Buscentreへ向かい、ダブリンへのバスに乗りました。快適な座席に座りながら、美しいアイルランドの風景を眺めることができました。バスの旅は3時間半続きましたが、音楽を聴きながらくつろぐことができました。

やっとのことでダブリンのBusáras Central Bus Stationに到着しました。街の雰囲気が一変し、活気にあふれたダブリンの街を感じることができました。路面電車に乗り換え、Tallaght(ザ・スクエア)へと向かいました。

Tallaghtにある素敵なMaldron Hotelにチェックインしました。快適な客室で疲れを癒し、ゆっくりとリラックスすることができました。ホテル内のClub Vitaeでは、スパやフィットネスセンターを利用し、心身ともにリフレッシュしました。

夕方、再びホテルを出てTallaght(ザ・スクエア)を探索しました。ショッピングセンターや観光スポットを巡りながら、ダブリンの魅力を堪能しました。特にTesco Superstoreでは地元の食材やお土産を手に入れることができました。

夕食はショッピングセンター内のGraham O'Sullivanでフィッシュアンドチップスを食べました。

日が沈む頃、Maldron Hotelに戻り、今日の素晴らしい経験を振り返りました。疲れた体を心地よいベッドに沈めながら、明日のダブリン探索の準備をしました。

ダブリン2日目 ダブリン市内観光・スターウォーズ聖地巡礼

朝食は、前日にテスコで買ってきたものを部屋で食べました。アイルランドでもコールスローは定番の様です。

朝、私たちはMaldron Hotel Tallaghtを出発し、ダブリン市内観光の冒険が始まります。目指すはスターウォーズの聖地巡礼と、ダブリンの魅力を存分に味わうことです。

まずは徒歩でTallaght(ザ・スクエア)へ向かい、路面電車に乗り換えました。ダブリンの市街地へと進む中で、エキサイティングな気分が高まっていきます。

Abbey Streetで降り、徒歩でさらにダウンタウンへと進みます。ダブリンの中心部に位置するトリニティ・カレッジ・ダブリンへ到着しました。この歴史ある大学は美しいキャンパスと建物で知られており、トリニティ・ラグビー・ピッチでの散策は心地よい時間を過ごすことができました。

その後、小腹がすいたのでケンタッキーフライドチキンでランチを楽しみました。新鮮なチキンの香りとジューシーな味わいは最高でした。

再びトリニティ・カレッジ・ダブリンへ戻り、Old Libraryを訪れました。ここには美しい古書が所狭しと並び、歴史の重みを感じることができました。

オールドライブラリーは、トリニティ・カレッジ・ダブリンにある素晴らしい図書館で、世界的に有名な展示物があります。その中でも特に注目されるのは、ケルトの書です。

ケルトの書は、中世アイルランドで制作された手稿書物であり、ケルト文化や宗教、伝説、詩に関する重要な情報を提供しています。これらの書物は美しい装飾文字や図像学的な挿絵で知られており、その芸術的な価値も高く評価されています。

オールドライブラリーに所蔵されているケルトの書の中でも特に有名なものは、「ブック・オブ・ケルズ」と呼ばれる書です。この書は、8世紀から9世紀にかけて制作されたものであり、四福音書のラテン語訳と装飾が施されています。

「ブック・オブ・ケルズ」は、その精巧な彩飾や鮮やかな色使い、複雑な模様で知られており、ケルトの芸術の傑作として称賛されています。この書はケルト文化の象徴とも言える存在であり、アイルランドの宝として大切に保護されています。

オールドライブラリーで「ブック・オブ・ケルズ」を鑑賞することは、ケルト文化とアイルランドの歴史に触れる貴重な体験となるでしょう。その美しさと独特の芸術性は、訪れる人々を魅了し続けています。

オールドライブラリーのロングルーム(トリニティ・カレッジ・ダブリン)

オールドライブラリーのロングルームは、トリニティ・カレッジ・ダブリンの中心部に位置し、その壮大な美しさで知られています。この部屋は18世紀に建設され、トリニティ・カレッジの長い歴史と学問の伝統を反映しています。

ロングルームは、長さ65メートルにも及ぶ広々とした空間で、天井は高く、壁一面には豪華な装飾が施されています。木製の本棚が並び、そこには貴重な古書や歴史的な文書が保管されています。その中でも特に注目すべきは、ケルトの書である「ブック・オブ・ケルズ」や「ブック・オブ・ダロウ」といった美しい手稿書物です。

ロングルームの中央には、大理石でできた美しい彫刻が施されたバスト像があります。また、床には古い木のパネルが敷かれ、歴史の重みを感じさせます。

この部屋は学生や研究者だけでなく、一般の訪問者にも開放されており、数々の見学者が訪れる人気のスポットです。ここで静かに本を読んだり、歴史の軌跡に思いを馳せたりすることができます。その雰囲気は、知識と学問の宝庫であるトリニティ・カレッジの象徴とも言えます。

ロングルームは、美しい建築と貴重な文化遺産が融合した場所であり、アイルランドの学術的な宝として大切に保護されています。訪れる人々にとって、ここで過ごす時間は知識や美を愛でる特別な体験となることでしょう。

オールドライブラリーのロングルームは、映画『スターウォーズ』シリーズの一部が撮影された有名なロケ地でもあります。この部屋は、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で、ジェダイの図書館として使用されました。

ロングルームの壮大な雰囲気と古代的な美しさは、ジェダイの知識の宝庫を表現するのにぴったりでした。映画では、ジェダイの騎士たちがここで重要な情報や秘密の書物を調査し、戦略を練る場面が描かれました。

撮影では、部屋の装飾や書棚に特殊効果を施し、SFファンタジーの世界観に合わせて演出されました。特に、映画の中で特徴的な大きな円形の窓は、オールドライブラリーのロングルームの印象的な要素の一つとして活用されました。

『スターウォーズ』シリーズのファンにとって、オールドライブラリーのロングルームは特別な魅力を持つ場所となっています。訪れる人々は、映画のシーンを思い起こしながらこの壮大な空間を探索し、『スターウォーズ』の世界に没入することができます。

オールドライブラリーのロングルームは、歴史的な価値と映画の魔法が融合した場所であり、アイルランドを訪れるスターウォーズファンにとっては必見のスポットです。

次にIrish Houses of Parliamentへ向かい、歴史的な建物を鑑賞しました。

街の中心部に戻り、テンプル・バーでダブリンのパブ文化を体験しました。地元の人々と交流しながら、アイリッシュパブの雰囲気に浸ることができました。お酒は飲んでませんが。

日が暮れる頃、Maldron Hotel Tallaghtへ戻るために路面電車に乗りました。疲れた体をホテルでリラックスさせながら、今日の素晴らしい経験を振り返りました。

夜、再び街に繰り出し、Tallaght(ザ・スクエア)のTesco Superstoreでショッピングを楽しみました。ダブリンのお土産や美味しい食材を手に入れることができました。

疲れた体を癒しながら、明日への期待と興奮で眠りにつきました。

ダブリン3日目 ダブリン市内観光

ダブリン市内での観光を満喫するため、私たちはタラートのホテルを出発し、ダブリン市内のホテルへ移動しました。新たな場所での旅のスタートです。

ダブリン市内に到着した私たちは、まずジェイコブス イン ホステルにチェックインしました。このホステルは便利な場所に位置し、ダブリン市内観光の拠点として最適でした。

早速、市内観光の始まりです。最初の目的地はトライアンファル・アーチです。カスタムハウス・クエイにあるこの美しいアーチは、ダブリンのランドマークの一つです。その壮大な姿に感動しながら、写真を撮影したり周辺を散策しました。

次に訪れたのはダブリンの税関です。歴史的な建物であり、ダブリンの重要な歴史的な場所の一つです。その建物の外観や環境に囲まれながら、ダブリンの過去の物語に思いをはせました。

さらに、アイルランド国立美術館に足を運びました。メリオンスクエアに位置するこの美術館は、数々の芸術作品や展示品が収められています。

アーキオロジーコレクションやナショナル・ミュージアム・オブ・アイルランドも訪れ、アイルランドの歴史や文化に触れました。

その後、チェスター・ビーティ図書館へ行きました。ダブリン城内にあるこの図書館は、古代の宝物や美しい写本のコレクションで知られています。その貴重な書物を目にすることができ、文化的な旅を楽しむことができました。

聖パトリック大聖堂やマーシュ図書館、クライストチャーチ大聖堂も訪れ、ダブリンの歴史的な建築物や宗教的な遺産を堪能しました。これらの場所は、ダブリンの魅力と歴史が詰まったスポットです。

最後に、Jervis Shopping Centreでショッピングをしてリラックスしました。このショッピングセンターはさまざまな店舗やブランドが集まっており、お土産やおしゃれなアイテムを見つけることができました。

ジェイコブス イン ホステルに戻り、夕食には近くのWok on Innというレストランに立ち寄りました。ここでは、新鮮な食材を使ったアジア料理を楽しむことができました。美味しい料理とリラックスした雰囲気で、旅の疲れを癒すひとときを過ごしました。

夜は再びジェイコブス イン ホステルに戻り、ゆっくりと休息しました。翌日に備えて体力を回復し、次の冒険に備えました。

この2日目の旅では、ダブリン市内の魅力的な観光地を巡り、ダブリンの歴史や文化に触れることができました。美術館や図書館、歴史的な建築物など、様々な魅力が詰まった場所を訪れることで、より深いダブリンの魅力を感じることができました。

次の日の冒険に向けて、期待と興奮が膨らむ中、私たちは眠りにつきました。ダブリンの旅はまだまだ続きます。

ダブリン4日目 「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」

4日目の旅は、日帰りバスツアーで「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」への冒険が待っていました。

朝、私たちはジェイコブス イン ホステルを出発し、AIB Bankまで歩きました。そこからバスに乗り込み、ボイン渓谷へと向かいました。

ボイン渓谷は、アイルランドで最も重要な先史時代の遺跡群の一つです。ツアーの最初の目的地は「ヒル・オブ・タラ」でした。この場所は、ケルトの神聖な丘として知られており、アイルランドの歴史や伝説に深く結びついています。私たちはヒル・オブ・タラの上から美しい景色を眺めることができ、その歴史的な重要性に感動しました。

世界遺産「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」ニューグレンジ(Newgrange)

その後、バスに乗り換えてボイン渓谷へ向かいました。ボイン渓谷は、ブルー・ナ・ボーニャ(Brú na Bóinne)としても知られています。ここには数多くの先史時代の遺跡があり、特にニューグレンジ(Newgrange)は有名です。ニューグレンジは、5000年以上前に建設された墓であり、巨石を組み合わせた独特の構造が特徴です。私たちはガイドの案内でその内部を探索し、驚くべき建築技術と古代の宗教的な意味を垣間見ることができました。

ツアーの最後には、ブルー・ナ・ボーニャのビジターセンターで知識を深めました。ここでは、遺跡の歴史や文化について学ぶことができ、展示物や解説パネルを通じてより詳細な情報を得ることができました。

バスに乗ってダブリンに戻り、AIB Bankで降り立ちました。疲れた体を癒すために、ジェイコブス イン ホステルに戻りました。

夕食には再びWok on Innに立ち寄り、美味しいアジア料理を楽しみました。その後、ジェイコブス イン ホステルでくつろぎながら、この素晴らしい日の思い出を振り返りました。

ダブリン4日目 グレンダロッホ・キルケニー観光

4日目の旅は、ダブリンを離れてグレンダロッホとキルケニーへの日帰りバスツアーが待っていました。

朝早く、私たちはジェイコブス イン ホステルを出発し、バスに乗りました。

最初の目的地は、美しい自然環境に囲まれたグレンダロッホでした。バスから降りると、目の前には壮大なグレンダロッホ大聖堂がそびえ立っています。この大聖堂は、歴史と宗教の重要な象徴であり、中世の建築美を見事に再現しています。私たちは内部を探索し、静寂な雰囲気と壮大なステンドグラスに魅了されました。

次に、バスに乗り込み、ワイコロー山脈の絶景ポイントであるウィックロー・マウンテンズ・ビューイング・プラットフォームへと向かいました。そこからは、壮大な景色を一望することができ、自然の美しさに圧倒されました。

バスの旅を続け、キルケニーへ到着しました。キルケニー・キャッスル・パークに入ると、迫力あるキルケニー城が私たちを出迎えました。この城は中世の要塞として建てられ、その堂々とした姿勢はまさに圧巻でした。私たちは城内を散策し、歴史に思いを馳せました。

散策の途中、聖カナイス大聖堂と丸塔も訪れました。この美しい建物は、中世のキリスト教建築の傑作であり、静かな雰囲気と歴史の息吹を感じることができました。

最後に、キルケニーの街を散策しました。美しい庭園や古い建物が点在する街並みは、まるで時を超えたような雰囲気を醸し出していました。私たちは地元の人々と交流し、地元の料理や工芸品を楽しみました。

バスに乗ってダブリンに戻る途中、私たちは一日の思い出に浸りながら景色を眺めました。疲れた体を休めるためにジェイコブス イン ホステルで疲れを癒しました。旅の疲れを癒すには、快適な宿泊施設が欠かせません。幸いにも、ジェイコブス イン ホステルは居心地の良い雰囲気と便利なロケーションを備えていました。私たちはリラックスし、快適なベッドでぐっすり眠ることができました。

その後、少し歩いてWok on Innに立ち寄りました。ここでは、新鮮なアジア料理を堪能しました。香り高いスパイスと新鮮な食材が絶妙に組み合わさった料理は、旅の疲れを一気に癒してくれました。

ジェイコブス イン ホステルに戻り、一日の思い出を振り返りながら、ゆっくりと過ごしました。旅行の最終日に向けて、私たちはダブリンでまだ見て回っていない場所や体験したいことについて計画を立てました。

次の旅行記へ続きます。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

Adsense

このブログを検索

ランキング

にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ
世界遺産ランキング

QooQ