一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記21日目は、エメロールト(オランダ)からバスで、世界遺産「Ir.D.F.ヴァウダヘマール」へ行ってきました。
一人旅での世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行(全60日間)のまとめの記事です。
世界遺産「Ir.D.F.ヴァウダヘマール」とは
世界遺産「Ir.D.F.ヴァウダヘマール」は、オランダにある工業遺産の一つであり、正式名称は「Ir.D.F. Woudagemaal」と表記されます。これは、1920年代に完成した世界最大の蒸気駆動のポンプ場であり、フリージア州フレッセンゲンに位置しています。
「ヴァウダヘマール」は、水を排水するためのポンプ場で、主に周辺の低地地域を干拓し、洪水を防ぐために使用されています。1920年に稼働を開始し、以来、現在まで長い間、重要な役割を果たしています。
この建物は、オランダの水工学の傑作として認識されており、その技術と設計は当時の最先端でした。特に蒸気駆動の技術は、20世紀初頭における革新的な発明であり、今もなお稼働していることから、非常に貴重な工業遺産として評価されています。
世界遺産登録
ヴァウダヘマールは、世界遺産としての価値が認められ、1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。訪れる人々には、その歴史的価値と技術的な偉業を堪能することができるでしょう。
世界遺産「Ir.D.F.ヴァウダヘマール」公式ガイドツアー
バス停からかなり離れていて、20分位歩きます。
内部見学の公式ガイドツアーは7.5ユーロ。
親切なガイドさんで、英語で説明してくれたので助かりました。
これでオランダのミッション完了です。全部で8件の世界遺産を回りました。
ちなみに現在オランダには9件の世界遺産が登録されていますが、1件はカリブ海の自治領にあるので今回は行けません。
明日からドイツに向かいます。
初稿:2013/09/01