一人旅での世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行26日目。この日はケルンから日帰りで世界遺産「アーヘン大聖堂」へ行ってきました。
一人旅での世界遺産を巡るヨーロッパ5ケ国周遊旅行(全60日間)のまとめの記事です。
世界遺産「アーヘン大聖堂」の行き方
ケルン中央駅からアーヘン中央駅までDB(ドイツ鉄道)で1時間。
アーヘン中央駅からアーヘン大聖堂までは徒歩で20分でした。
世界遺産「アーヘン大聖堂」とは
「アーヘン大聖堂」(Aachen Cathedral)は、ドイツのアーヘン市にある重要な宗教建築物で、世界遺産に登録されている歴史的な大聖堂です。
歴史的背景:
アーヘン大聖堂は、カール大帝(Charlemagne)によって建設され、彼の宮廷と王宮教会として使用されました。カール大帝は西ヨーロッパで最初の神聖ローマ帝国の皇帝であり、9世紀にこの大聖堂を建設することで自身の権威を象徴化しました。
建築様式:
アーヘン大聖堂はカロリング朝建築様式(Carolingian architecture)として知られる建築様式で建てられました。この様式は、カール大帝の時代に発展し、彼の宗教的・政治的意図を反映しています。大聖堂の中央にはオクタゴン形の王冠ホール(Palatine Chapel)があり、これは特に印象的な部分です。
重要性:
アーヘン大聖堂はキリスト教の歴史において重要な役割を果たし、カール大帝が神聖ローマ皇帝として戴冠した場所としても知られています。大聖堂内には彼の玉座があり、その礼拝堂にはカール大帝の宮廷礼拝を行うための特別な設備が備えられています。
世界遺産登録:
アーヘン大聖堂は、その歴史的・宗教的な重要性から、1978年にユネスコの世界遺産リストに登録されました。これは、カロリング様式の建築物が保存された貴重な例であり、カール大帝の時代と彼の影響力を示すものとして評価されています。
世界遺産「アーヘン大聖堂」観光
外観は正直ちょっとガッカリな感じでした。ケルン大聖堂ほど規模も大きくないし、外の彫刻も普通な感じ。
ですが中はかなりいい感じです。
オクタゴン形の王冠ホール(Palatine Chapel)は、規模は小さいものの中世な感じがたまらないです。
公式ガイドツアー
公式ガイドツアーで、アーヘン大聖堂の特別区域を見学します。
有料の公式ガイドツアーに参加すると2階にある神聖ローマ帝国皇帝の玉座がまじかで見れます。
博物館
博物館もかなり見ごたえあります。収蔵品も展示もすばらしいです。カール大帝の黄金の像がの存在感がハンパないです。
いやードイツで一番古い大聖堂だけあって素晴らしいです。
アーヘン大聖堂周辺
アーヘン市庁舎
すぐ近くには市庁舎もありました。
一部工事中でしたが、かなり歴史を感じる重厚な建築でした。
市庁舎の前では市もたってました。
温泉スパ
アーヘンは温泉でも有名ということで、観光の後に温泉スパに立ち寄りました。
日本の温泉とは全く違います。
簡単にいうと、スイミングプールです。
まわりにはベッドがあります。
貴重な体験です。
世界遺産「ケルン大聖堂」夜景撮影
ケルンに戻った後、夜は世界遺産「ケルン大聖堂」のサンセット&夜景撮影に行きました。
ライン川の対岸から見るケルン大聖堂はとても素敵です。
初稿:2013/09/05