欧州旅行記66日目 世界遺産「タラゴナの遺跡群」を観光

2018年3月15日木曜日

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世界遺産「タラゴナの遺跡群」

一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行記66日目、スペイン34日目は、世界遺産「タラゴナの遺跡群」を巡りました。その後、エスプルガ・デ・フランコリ(L'Espluga de Francolí)へ移動。

世界遺産「タラゴナの遺跡群」とは

「タラゴナの遺跡群」とは、スペインにあるUNESCO(国際連合教育科学文化機関)の世界遺産に登録された考古学的遺跡のグループです。これらの遺跡はスペインのタラゴナ市及びその周辺に位置しており、古代ローマ時代の遺産が主な特徴です。

タラゴナは、紀元前3世紀にローマ帝国によって占領され、ローマの重要な都市として繁栄しました。この地域には多くの古代ローマの遺跡が残されており、その中でも特に重要な遺跡が世界遺産に登録されています。

世界遺産に登録された主な遺跡には、以下のようなものがあります:

  1. タラコ・アクイサウム(Tarraco Aqueduct):ローマの水道橋であり、タラゴナ市内に水を供給するために建設されました。
  2. アンフィテアトルム・デ・タラコ(Amphitheatre of Tarraco):タラゴナ市内にあるローマの円形闘技場で、紀元前2世紀に建設されました。
  3. ローマ劇場(Roman Theatre):タラゴナ市内にあるローマの劇場で、紀元前1世紀に建設されました。

これらの遺跡は、ローマ時代の都市計画や建築技術、文化的な側面を示す重要な資料となっています。世界遺産に登録されたことで、これらの遺跡の保護・保存が強化され、後世に伝えるための重要な財産として位置付けられています。

「タラゴナの遺跡群」は、歴史と文化に興味を持つ人々にとって興味深い観光地となっており、古代ローマの遺産を間近で見ることができるため、世界中から多くの観光客や学術研究者が訪れています。

一人旅のヨーロッパ世界遺産旅行で訪問した全世界遺産を以下の記事で一覧表にまとめています。

世界遺産「タラゴナの遺跡群」散策

世界遺産「タラゴナの遺跡群」は、その多くの遺跡がタラゴナ市内に点在しています。徒歩で世界遺産の遺跡をめぐります。

アンフィテアトルム・デ・タラコ(Amphitheatre of Tarraco)

ローマの円形闘技場で、紀元前2世紀に建設されました。

タラゴナ市は、古代ローマの遺産が数多く残る美しい街であり、アンフィテアトルム・デ・タラコもその一つです。アンフィテアトルム・デ・タラコは、紀元前2世紀に建設された円形闘技場で、ローマの古代文明を偲ぶには絶好の場所です。

訪れた日は晴天で、青い海が背景に広がっていました。その壮大な景色に圧倒されながら、アンフィテアトルムの壁に向かって歩いていくと、ローマ時代の雄大な建築とその歴史が目の前に広がっていきます。

アンフィテアトルムの壁は石で造られ、精巧なデザインと緻密な工芸が見事に表現されています。古代ローマ人がこの闘技場で激しい戦闘や演劇を楽しんだことを思うと、その歴史の重みを感じずにはいられません。

そして、青い海が背景に映えるアンフィテアトルムの姿はまるで絵画のようでした。時折、そよ風が吹き抜け、波の音が響く中で、ローマ時代に想いを馳せることができました。

アンフィテアトルム・デ・タラコは、歴史的な遺産だけでなく、美しい景色を楽しむこともできる素晴らしい場所でした。ローマ時代の壮大な遺産を訪れることで、歴史の中に身を置く感動と興奮を味わうことができました。これほど魅力的な場所を訪れることができ、本当に幸運だったと思います。

聖アントニ門(Portal de Sant Antoni)

タラゴナ市は、歴史的な遺産が豊富な美しい街であり、聖アントニ門もその中でも特別な場所です。聖アントニ門は、タラゴナ市の中心部にあるローマ時代の古代城壁の一部であり、ローマの文化と歴史に触れることができる貴重な遺跡です。

聖アントニ門に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。門の壁は厚く、堅固な石で造られており、ローマ時代の建築技術の優れた証拠を感じました。その壁には彫刻や装飾が施されており、当時のローマ人の精巧な工芸に感動しました。

門をくぐると、その先に広がるタラゴナ市の美しい風景が目に飛び込んできました。門の上から望む景色は壮観で、古代ローマ時代の街並みが現代のタラゴナ市と融合しているようでした。

聖アントニ門の周辺にはカフェやレストランが点在し、ローカルの雰囲気を感じることができる場所でした。ローマ時代の遺跡と現代の生活が調和している光景は、タラゴナ市の魅力を象徴しているように感じました。

訪れた日は青空が広がり、風が心地よく吹いていました。聖アントニ門の周辺は観光客や地元の人々でにぎわっていて、活気ある雰囲気が漂っていました。

聖アントニ門を訪れることで、ローマ時代の歴史を肌で感じることができ、その重要性と美しさに心から感動しました。このような歴史的な遺跡を訪れることで、過去と現在が交差する不思議な体験をしました。聖アントニ門を訪れることを強くおすすめします。

プラサ デ ラ フォント(Plaça de la Font)

プラサ デ ラ フォント(Plaça de la Font)は、タラゴナ市の中心部に位置する美しい広場であり、ローマ時代から中世、そして現代までの歴史が交差する場所です。

広場の周辺にはカフェやレストランが並び、地元の人々や観光客が集まる賑やかな場所でした。まるで絵画のような景色が広がっていました。

プラサ デ ラ フォント(Plaça de la Font)は、ローマ時代の遺跡と中世の建築物が見事に融合している場所でもあります。広場の周囲には古代ローマの遺跡や中世の建物が残り、歴史の重みを感じることができました。

広場には地元の人々が集まり、友人や家族と楽しいひとときを過ごしていました。ローカルの雰囲気が漂い、タラゴナ市民の生活が垣間見えるようでした。

訪れた日は晴天で、広場の中心に広がる青い空とのコントラストが美しく、写真を撮るのが楽しみになりました。

Plaça de la Fontを訪れることで、タラゴナ市の魅力と歴史を感じることができ、地元の人々と交流する素晴らしい体験をしました。この広場はタラゴナ市の宝石のような場所であり、訪れる価値があると心から思います。

エスプルガ・デ・フランコリ(L'Espluga de Francolí)へ移動

世界遺産「タラゴナの遺跡群」観光の後、駅前のホテルに戻り荷物をピックアップ。鉄道(レンフェ)で、次の滞在地のエスプルガ・デ・フランコリ(L'Espluga de Francolí)へ移動しました。

翌日の旅行記もお楽しみに。

掲載している写真はシャッターストックにて販売しています。

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